Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

EFI ディスクラベルに関する問題の障害追跡

EFI ラベル付きディスクに関する問題の障害追跡には、次のエラーメッセージと解決法を参考にしてください。

エラーメッセージ

The capacity of this LUN is too large.
Reconfigure this LUN so that it is  2TB.
原因

SCSI デバイス上に 2T バイトを超えるパーティションを作成しようとしました。

解決法

SCSI デバイス上には、2T バイト未満のパーティションを作成してください。

エラーメッセージ

Dec  3 09:26:48 holoship scsi: WARNING: /sbus@a,0/SUNW,socal@d,10000/
sf@1,0/ssd@w50020f23000002a4,0 (ssd1):
Dec  3 09:26:48 holoship disk has 2576941056 blocks, which is too large 
for a 32-bit kernel
原因

32 ビット SPARC カーネルを実行しているシステムを、サイズが 1T バイトを超えるディスクでブートしようとしました。

解決法

サイズが 1T バイト以上のディスクでは、64 ビット SPARC カーネルを実行しているシステムをブートしてください。

エラーメッセージ

Dec  3 09:12:17 holoship scsi: WARNING: /sbus@a,0/SUNW,socal@d,10000/
sf@1,0/ssd@w50020f23000002a4,0 (ssd1):
Dec  3 09:12:17 holoship corrupt label - wrong magic number
原因

Solaris 9 8/03 より古い Solaris リリースで動作するシステムにこのディスクを追加しようとしました。

解決法

このディスクは、EFI ディスクラベルをサポートしている Solaris リリースで動作するシステムに追加してください。