Solaris のシステム管理 (上級編)

Solaris プリンタマネージャのプリンタ定義画面の変更

Solaris プリンタマネージャのプリンタ定義画面は、新しく拡張されたプリンタサポート機能を使用できるように変更されました。 今回のリリースでは、Solaris プリンタマネージャを使用して次のプリンタ定義を割り当てることができません。

Solaris プリンタマネージャの次の画面が変更されました。

これらの画面では、「プリンタタイプ (Printer Type)」と「ファイル内容形式 (File Content Type)」が次のオプションに変更されました。

次の表に、Solaris プリンタマネージャで使用するプリンタ定義とそれらが利用可能かどうか (実行している Solaris ソフトウェアリリースによって異なる) について説明します。

表 2–1 Solaris プリンタマネージャで使用するプリンタ定義

プリンタ定義 

Solaris 9 9/04 より前のリリースで利用できるか 

Solaris 9 9/04 リリースで利用できるか 

プリンタ名

できる 

できる 

プリンタサーバー

できる 

できる 

備考欄

できる 

できる 

プリンタタイプ

できる 

できない (デフォルトではできない) 

ファイル内容

できる  

できない (デフォルトではできない) 

プリンタメーカー

できない 

できる 

プリンタモデル

できない 

できる 

プリンタドライバ

できない 

できる 

プリンタ障害通知

できる 

できる 

オプション

できる  

できる 

ユーザーアクセスリスト

できる 

できる 

デフォルトプリンタ

できる 

できる 

バナーを常に印刷

できる  

できる 

プリンタ定義「プリンタメーカー」、「プリンタモデル」、および「プリンタドライバ」の詳細については、プリンタの定義の設定を参照してください。


注 –

PPD ファイルの使用は待ち行列ごとの構成オプションであり、必須ではありません。 RIP 機能を搭載しているプリンタでは、PPD ファイルは必要ありません。 このようなプリンタは、以前の Solaris リリースの場合と同じように構成できます。