タイムアウトオプションは、プリンタに接続しようとする試行間で待機する時間 (秒数) を個別に選択するためのものです。 ウォームアップ時間が長いプリンタの場合は、タイムアウト値を大きくします。 デフォルトは 10 秒です。
タイムアウト値は、印刷プロセスが成功するか失敗するかには影響を与えません。 これは、ソフトウェアが初期タイムアウトカウントとして使用するシード値です。 失敗が続くと、このカウントは増えます。 プリンタへの接続の試行が連続して失敗すると、メッセージがスプーラに送信されます。 これによって、ユーザーの介入が必要であることをユーザーに警告します。 プリンタの電源が入っていなかったり、用紙がなくなっていたりするときにも、このメッセージが生成される可能性があります。 たとえば、プリンタがウォームアップしているときに、このようなメッセージが頻繁に生成されるようであれば、タイムアウト値を増やすことで間違ったメッセージを減らすことができます。
システム管理者は最適なタイムアウト値を探してください。 タイムアウト値を設定するには次のコマンドを入力してください。
# lpadmin -p printer-name -o timeout=n |