Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

bastat の使用

bastat ユーティリティは、ネットワークトラフィックがどのように分類およびスケジュール管理されているかについての統計情報を表示します。bastat の構文を次に示します。

/opt/SUNWconn/sbin/bastat [-b] [-I iflist] [-i time] [-n number] [-t] [-o output]
[-c|-s|-r] [classnames]

ここで、各項目は次の意味を持ちます。

bastat のコマンド行にオプションを指定しなかった場合、すべてのインタフェースの root クラスについての統計情報が表示され、送信されたバイト数と平均スループットが示されます。このときのポーリング間隔は 1 秒で、ポーリングは明示的に bastat が停止されるまで続きます。

bastat の使用例
  1. インタフェース le0 上にあるすべてのクラスについて、すべての統計情報を表示するには、次のように入力します。


     $ bastat -I le0 -s
    

  2. すべてのインタフェース上にあるすべてのクラスについて、すべての統計情報を表示するには、次のように入力します。


    $ bastat -s