Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

receivedDSByteCheck

使用されるクラス: DScondition

構文: cis, single

説明: 受信したパケットの IP ヘッダー内にある差別化サービス (DS) バイトの内容に基づいて、トラフィックの条件を指定する。形式は、xxxxxxxx:xxxxxxxx という文字列である。x0 または 1。左側の文字列は Mask で、右側の文字列は Match である。受信したパケットの IP ヘッダー内にある DS バイトと Mask との論理積が求められ、その結果が Match と比較される。 したがって、条件は次のように表現できる。

(receivedPacketTOSbyte & Mask == Match)?

& はビット単位の論理積演算を示し、== はビット単位の比較演算を示す

Mask と Match の連結で DS バイト内の特定のバイトを比較時に無視できるため、DS バイトに基づくプロファイルを定義できる