この Logical Domains (LDoms) ゲストドメイントポロジでは、I/O ドメインで障害が発生した場合に、複数の I/O ドメインにより、ゲストドメインまたはクラスタ内のノードが動作し続けることを保証します。各 LDoms ゲストドメインノードは、クラスタ内の Solaris ホストと同じように動作します。
このトポロジでは、ゲストドメインは、2 つのパブリックネットワーク (1 つは各 I/O ドメインから) にわたって IP ネットワークマルチパス化 (IP network multipathing、IPMP) を実行します。また、ゲストドメインは、異なる I/O ドメインにわたってストレージデバイスをミラー化します。クラスタ内の LDoms ゲストドメインおよび LDoms I/O ドメインの使用法とインストールのガイドラインに関する詳細は、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の「Sun Logical Domains ソフトウェアをインストールしてドメインを作成する」を参照してください。
次の図は、I/O ドメインで障害が発生した場合に、冗長 I/O ドメインにより、クラスタ内のノードが動作し続けることを保証する構成を示したものです。