Sun Java System Web Server 6.1 SP13 リリースノート

製品マニュアル

Web Server 6.1 のマニュアルセット全体が最後に更新されたのは、Web Server 6.1 SP12 リリースです。6.1 SP12 リリースのあとで Web Server 6.1 のマニュアルに加えられた更新と修正は、このリリースノートに記載されています。「6.1 SP12 のマニュアルに対する修正と更新」を参照してください。

Web Server 6.1 SP12 のマニュアルは、PDF または HTML 形式で http://docs.sun.com/coll/1308.9 からオンラインで入手可能です。次の表に、これらのマニュアルで説明されている作業と概念の一覧を示します。

表 4 Web Server マニュアルのロードマップ

項目 

参照先 

ソフトウェアと文書に関する最新情報 

『Release Notes』

Web Server 6.1 FastCGI プラグインに関する情報。サーバーアプリケーション機能 (SAF)、インストール、構成、テクニカルノート、およびその他のリソースの場所に関する情報を含みます。 

『 FastCGI Plug-in Release Notes』

Web Server 6.1 逆プロキシプラグインに関する情報。サーバーアプリケーション機能 (SAF)、インストール、構成、テクニカルノート、およびその他のリソースの場所に関する情報を含みます。 

『Reverse Proxy Plug-in Release Notes』

Web Server 入門。サーバーの基本と機能を紹介する実習を含む (はじめて使用するユーザーに推奨) 

『Getting Started Guide』

以下のインストールおよび移行作業の実行 

  • Web Server とその多様なコンポーネントのインストール、サポートするプラットフォーム、および環境

  • Sun ONE Web Server 4.1 または 6.0 から Web Server 6.1 への移行

『Installation and Migration Guide』

メモ: Sun Java Enterprise System 1 がシステムにインストールされていて、Sun Java Enterprise System 1 の一部である Web Server 6.1 を Web Server 6.1 SP13 にアップグレードする場合、Java Enterprise System (JES) インストーラを使用してアップグレードを実行する必要があります。 Web Server 6.1 SP13 に含まれる、独立したコンポーネントインストーラは使用しないでください。

次の管理タスクを実行します。

  • 管理およびコマンド行インタフェースの使用

  • サーバー環境の設定

  • サーバーインスタンスの使用

  • サーバーアクティビティーの監視およびログ

  • サーバー保護のための証明書および公開鍵暗号の使用

  • サーバー保護のためのアクセス制御の設定

  • Java™ 2 Platform, Standard Edition (J2SE プラットフォーム) のセキュリティー機能の使用

  • アプリケーションの配備

  • 仮想サーバーの管理

  • パフォーマンスニーズに合わせたサーバー作業負荷の定義およびシステムのサイズ決定

  • サーバードキュメントのコンテンツと属性の検索、およびテキスト検索インタフェースの作成

  • コンテンツ圧縮のためのサーバー設定

  • WebDAV を使用した Web 発行およびコンテンツオーサリングのためのサーバー設定

『Administrator’s Guide』

以下を実行するためのプログラミングテクノロジおよび API の使用 

  • Web Server の拡張および変更

  • クライアントの要求に応じたコンテンツの動的生成

  • サーバーのコンテンツの変更

『Programmer’s Guide』

カスタム NSAPI (Netscape Server Application Programmer's Interface) プラグインの作成 

『 NSAPI Programmer’s Guide』

Web Server におけるサーブレットおよび JavaServer Pages (JSP) テクノロジの実装 

『Programmer’s Guide to Web Applications』

設定ファイルの編集 

『Administrator’s Configuration File Reference』

パフォーマンス最適化のための Web Server のチューニング 

『Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』

6.1 SP12 のマニュアルに対する修正と更新

次の節では、Web Server 6.1 SP12 のマニュアルに加えられた修正と更新について説明します。

HTTP ヘッダー名での大文字と小文字の区別に関する新しい情報

HTTP/1.1 規格 (http://www.ietf.org/rfc/rfc2616.txt) の 4.2 節には、HTTP ヘッダー名で大文字と小文字は区別されないと述べられています。ヘッダー名を処理するとき、Web Server 6.1 は名前をすべて小文字に変換します。

「Setting Access Rights」の無関係な情報

『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator’s Guide』「Setting Access Rights」の節に、次のような注があります。この注は不正確なので、無視するようにしてください。


注 –

次のメソッドはコード内には存在しますが、上記のマニュアルには含まれていません。revloggetattribute getattributenamegetpropertiesstartrevstoprevedituneditsavesetattributerevaddrevlabel、および destroy


net_read() の戻り値に関する誤った情報

『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 NSAPI Programmer’s Guide』「net_read」の節で、net_read() 関数の戻り値に関する情報が誤っています。正しい情報は次のとおりです。

戻り値

読み取られたバイト数。最大サイズ sz を超えることはありません。エラーが発生した場合は負の値が返されます。この場合、操作が完了する前に timeout 秒が経過したときは、errno は定数 ETIMEDOUT に設定されます。

読み取られたバイト数。最大サイズ sz を超えることはありません。エラーが発生した場合は負の値が返されます。この場合、errno は次のいずれかの定数に設定されます。

PathCheck フロー制御に関する誤った情報

『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 NSAPI Programmer’s Guide』「PathCheck」の節に、誤った情報が含まれています。

誤:

NameTrans 指令によって割り当てられた名前または生成された物理パス名が、別のオブジェクトの name 属性または ppath 属性に一致する場合、サーバーはデフォルトオブジェクトの指令を適用する前に、まず一致しているオブジェクトの PathCheck 指令を適用します。

正:

NameTrans 指令によって割り当てられた名前または生成された物理パス名が、別のオブジェクトの name 属性または ppath 属性に一致する場合、サーバーは一致しているオブジェクトの指令を適用する前に、まずデフォルトオブジェクトの PathCheck 指令を適用します。

schedulerd 制御デーモンの停止に関する誤った指示

『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator’s Guide』「Using Schedulerd Control-based Log Rotation (UNIX/Linux)」の節で、schedulerd 制御デーモンの停止に関する情報が誤っています。

誤:

export PID_FILE=/opt/SUNWwbsvr/https-admserv/logs/scheduler.pid
kill -9 -`cat $PID_FILE`
    - rm $PID_FILE
正:

export PID_FILE=/opt/SUNWwbsvr/https-admserv/logs/scheduler.pid
kill -9 `cat $PID_FILE`
     rm $PID_FILE

ドキュメント、サポート、およびトレーニング

Oracle Web サイトには、次の追加リソースに関する情報が用意されています。

製品資料の検索

製品ドキュメントの検索には、docs.sun.com Web サイトからだけでなく検索エンジンも使用することができ、その場合は検索フィールドに次の構文を入力します。


search-term site:docs.sun.com

たとえば、「proxy」を検索するには、次のように入力します。


proxy site:docs.sun.com

検索に java.sun.com、www.sun.com、developers.sun.com など、ほかの Oracle Web サイトも含めるには、「docs.sun.com」の代わりに「sun.com」を検索フィールドに入力します。

サードパーティー Web サイトの参照

このマニュアルでは、サードパーティーが提供している URL で関連する追加情報を参照します。


注 –

このマニュアル内で引用するサードパーティーの Web サイトの可用性について Oracle は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Oracle は推奨しているわけではなく、Oracle はいかなる責任も負いません。Oracle は、これらのサイトあるいはリソースに関する、あるいはこれらのサイトから利用可能であるコンテンツ、製品、サービスのご利用あるいは信頼によって、あるいはそれに関連して発生するいかなる損害、損失、申し立てに対する一切の責任を負いません。