Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

デフォルト JMS ホスト

JMS ホストリスト内のホストの 1 つが、Default_JMS_host という名前のデフォルト JMS ホストに指定されます。Enterprise Server インスタンスは、Java Message Service のタイプが LOCAL に設定されている場合に、デフォルト JMS ホストを起動します。

Sun GlassFish Message Queue ソフトウェア内にマルチブローカクラスタを作成してある場合は、デフォルト JMS ホストを削除してから、その Message Queue クラスタのブローカを JMS ホストとして追加します。この場合、デフォルト JMS ホストがJMS ホストリスト内の最初のホストになります。

Enterprise Server が Message Queue クラスタを使用する場合には、デフォルト JMS ホスト上で Message Queue 固有のコマンドが実行されます。たとえば、3 つのブローカを持つ Message Queue クラスタ用に物理送信先を作成する場合、物理送信先を作成するコマンドはデフォルトの JMS ホスト上で実行されますが、クラスタ内の 3 つのブローカすべてがその物理送信先を使用します。