Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

ノードの停止

ホストマシンのハードウェアやソフトウェアを修復またはアップグレードするために、ノードの停止が必要な場合があります。ノードを停止するには、hadbm stopnode コマンドを使用します。コマンド構文は次のとおりです。

hadbm stopnode  
[--adminpassword=password | --adminpasswordfile=file]  
[--agent=maurl]  
[--no-repair]  
nodeno  
[dbname]

nodeno オペランドには停止するノードの番号を指定します。このノード番号のミラーノードが実行中でなければなりません。hadbm status を使用すると、データベース内のすべてのノードの番号を表示できます。

dbname オペランドにはデータベース名を指定します。デフォルトは hadb です。

hadbm stopnode コマンドには、停止したノードを置き換えるスペアノードがないことを示す、1 つの特別なオプション --no-repair (省略形 -R) があります。このオプションを使用しない場合は、スペアノードが起動して、停止したノードの機能を引き継ぎます。

その他のコマンドオプションの説明は、「一般的なオプション」を参照してください。詳細については、hadbm-stopnode(1)を参照してください。


例 11–7 ノードを停止する例

hadbm stopnode 1