データベースを再断片化して、新たに作成したノードにデータを格納します。再断片化により、すべてのアクティブなノードにデータが均一に分散します。
データベースを再断片化するには、hadbm refragment コマンドを使用します。コマンド構文は次のとおりです。
hadbm refragment [--dbpassword=password | --dbpasswordfile=file] [--adminpassword=password | --adminpasswordfile=file] [--agent=maurl] [dbname]
dbname オペランドにはデータベース名を指定します。デフォルトは hadb です。データベースの状態は、HAFaultTolerant またはFaultTolerant である必要があります。データベースの状態の詳細については、「HADB の状態の取得」を参照してください。
コマンドオプションの説明は、「一般的なオプション」を参照してください。詳細については、hadbm-refragment(1)を参照してください。
オンラインで再断片化を実行するには、再断片化が終了するまで古いデータと新しいデータを同時に保持できるだけの十分なスペースが HADB ノードのディスクに必要です。つまり、ユーザーデータサイズは、ユーザーデータに使用可能なスペースの 50% を超えてはいけません。詳細については、「デバイス情報の取得」を参照してください。
システムの負荷が軽いときにデータベースを再断片化するのが最善です。
何回試してもこのコマンドが失敗する場合は、「データベースの再作成によるノードの追加」を参照してください。
次に例を示します。
hadbm refragment