Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

健全性検査の作成

健全性検査のプロパティーを指定するために、管理コンソールまたは asadmin create-http-health-checker コマンドを使用できます。管理コンソールでこれを行うには、「HTTP ロードバランサ」ノードに移動し、ノードを展開してロードバランサを選択します。次に「ターゲット」タブを開き、「ターゲット」テーブルで目的のターゲットの「健全性検査を編集」リンクをクリックします。次のパラメータを指定します。

表 4–2 健全性検査のパラメータ

パラメータ 

説明 

デフォルト 

ロードバランサ 

選択したサーバーで負荷分散を使用できるようにするには、「有効」チェックボックスにチェックを入れます。 

False/無効 

無効タイムアウト 

このサーバーが無効にされてから休止状態に入るまでの時間 (分単位)。 

30 分 

url 

ロードバランサが健康状態を判断するためにチェックするリスナーの URL を指定します。  

“/” 

interval 

インスタンスの健全性検査を実行する間隔を秒単位で指定します。0 を指定すると、健全性検査が無効になります。 

30 秒 

timeout 

正常だと見なされるリスナーが応答を受け取るまでのタイムアウト間隔を秒単位で指定します。  

10 秒 

インスタンスが正常でないとマークされている場合、健全性検査が正常ではないインスタンスをポーリングして、インスタンスが正常になったかどうかを判断します。健全性検査は、指定された URL を使用して正常でないインスタンスをすべてチェックし、それらが正常な状態に戻っているかどうかを判断します。

健全性検査により、正常ではないインスタンスが正常になったことが確認されると、そのインスタンスが正常なインスタンスのリストに加えられます。

詳細については、create-http-health-checker および delete-http-health-checker のドキュメントを参照してください。