Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

リモートモードでの高可用性ブローカクラスタの設定

  1. HADB を起動します。

  2. データベース表を作成します。

  3. 高可用性ブローカクラスタを作成している場合、HA ドライバをコピーします。

    cp $AS_HOME/hadb/4.4.3-6/lib/hadbjdbc4.jar $S1AS_HOME/imq/lib/ext
  4. ドメインを作成して起動します。これを行うには、コマンド asadmin create-domain および start-domain を使用します。これらのコマンドの詳細については、create-domain(1)およびstart-domain(1)を参照してください。

  5. ノードエージェントを作成して起動します。これを行うには、asadmin コマンド create-domain および start-node-agent を使用します。これらのコマンドの詳細については、create-node-agent(1)およびstart-node-agent(1)を参照してください。

  6. クラスタを作成します。クラスタの作成は、asadmin コマンドの create-cluster、または管理コンソールを使用して行うことができます。詳細については、create-cluster(1) を参照してください。管理コンソールを使用してクラスタを作成する方法については、管理コンソールのオンラインヘルプを参照してください。

  7. クラスタ内にインスタンスを作成します。インスタンスの作成中に、リモートブローカによって使用されている JMS プロバイダのポート番号を指定します。このポート番号を指定しない場合、デフォルトの JMS プロバイダポート番号が使用されます。

  8. デフォルトの JMS ホストを削除し、インスタンスが接続できる JMS ホストを作成します。必ず、各ブローカは独立した JMS ホストとして追加してください。JMS ホストの詳細については、「JMS ホストリスト」を参照してください。

  9. JMS タイプを Remote に設定します。これは asadmin コマンドの set を使用して、または管理コンソールの「JMS サービス」ページから行うことができます。

  10. 高可用性ブローカを設定している場合、「JMS の可用性」を true に設定します。これは asadmin コマンドの set を使用して、または管理コンソールの「JMS の可用性」ページから行うことができます。

  11. ブローカインスタンスを起動します。

  12. クラスタを起動します。詳細については、start-cluster(1) を参照してください。