分散トランザクションを使用するアプリケーションのプログラミングでは、トランザクションマネージャー環境で動作するサーバー側のサービスと、トランザクションマネージャー API を呼び出すクライアント側のコードを作成します。Message Queue 4.2 には、Tuxedo トランザクションマネージャーに基づくプログラミング例が用意されています。それらの例は、各プラットフォームの ./C/tuxedo ディレクトリ内の sample programs ディレクトリにあります。
このディレクトリに含まれている README ファイルに、Message Queue リソースマネージャーを使用するための Tuxedo のセットアップ方法、および Tuxedo 環境で次のプログラミング例を構築する方法が記載されています。
プログラミング例 |
説明 |
---|---|
jmsserver.c |
Message Queue を使用してメッセージを送受信する Tuxedo サービスを実装します。 |
jmsclient_sender.c |
jmsserver.c プログラムのメッセージ生成サービスを使用する Tuxedo クライアントです。 |
jmsclient_receiver.c |
jmsserver.c プログラムのメッセージ受信サービスを使用する Tuxedo クライアントです。 |
async_jmsserver.c |
Message Queue を使用してメッセージを非同期に消費する Tuxedo サービスを実装します。 |
jmsclient_async_receiver.c |
async_jmsserver.c プログラムの非同期メッセージ消費サービスを使用する Tuxed クライアントです。 |