GUI を使用して対話的にホスト構成を行うと、構成シナリオを一連のファイル (バイナリ形式ファイルとその関連ファイル) に保存するオプションを選択できます。ISP 管理者は、インストールと構成のシナリオを作成して保存しておき、JumpStart の finish スクリプトでそのシナリオを使用すればインストールから構成までを非対話形式で自動的に実行できます。このような JumpStart によるインストールでは、同じ構成シナリオを何度も利用できます。
JumpStart は、Solaris オペレーティングシステムに組み込まれています。JumpStart を使用すると、再利用可能なカスタマイズ済みの Solaris インストール手順をローカルまたはリモートに実行できます。JumpStart によるカスタムインストールの作成方法については、『Solaris のインストール (上級編)』を参照してください。JumpStart によるカスタムインストールの finish スクリプトでシナリオファイルを使用する方法については、このマニュアルの第 2 章を参照してください。