拡張設定の例を図 3-2 に示します。
4 台のハイエンドワークステーション
一次および二次 DNS サーバー
ホストは、インターネットに接続しているネットワーク上になければなりません。
ネットワーク上の任意のサーバーをクライアントホストとして使用できます。
Sun Internet Administrator と Sun Internet Services Monitor のクライアントソフトウェアを使用するには、クライアントホスト上に Web ブラウザが必要です。
この例の 4 つのホストをホスト A、ホスト B、ホスト C、ホスト D とします。たとえば、各ホストサーバーを次のように構成します。
ホスト A: このサーバーはサービスホストとして構成します。SWS と Sun Internet FTP Server をインストールし、このホストを一次 DNS サーバーとして構成します。
ホスト B: このサーバーはコンソールホストとして構成します。Sun Internet Services Monitor をインストールし、二次 DNS サーバーとして構成します。
ホスト C: このサーバーはサービスホストとして構成します。 Sun Internet News Server をインストールします。
ホスト D: このサーバーはコンソールホストとして構成します。Sun Internet Administrator と Sun Directory Services をインストールします。
ここで示した DNS サーバーとしての構成は、推奨設定の一例にすぎません。Solaris for ISPs の拡張機能と各種サービスは、DNS サーバーの役割を持たないホストにもインストールできます。ほとんどの拡張機能と各種サービスは、定期的なネームルックアップ機能を必要とするだけです。
ネットワークホストの設定計画が完了したら、Solaris for ISPs のインストールのために各ホストを準備します。設定計画に合わせてホストを準備する方法については、「Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能」を参照してください。