Solaris for ISPs のインストール

ソフトウェアのインストール

Solaris for ISPs をコマンド行からインストールする手順について、以下の各節で説明します。

Solaris for ISPs コンポーネントをインストールするには
  1. ソフトウェアをインストールするマシンにログインし、スーパーユーザーのアクセス権を取得します。

    リモートマシンからインストールする場合は、次のように入力します。


    % rlogin remotehostname
    Password: yourpassword
    % su
    Password: rootpassword
    

  2. インストール用メディアのルートディレクトリに移動します。

    電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントした CD-ROM のルートディレクトリに変更します。


注 -

個々のコンポーネントのインストール手順を説明する節に進んでください。


Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) をインストールするには

Solaris for ISPs プラットフォームは、構成管理ツールや拡張ログ機能などのプラットフォーム拡張機能を提供します。マシンに Solaris for ISPs を初めてインストールする場合は、最初にこのソフトウェアをインストールする必要があります。

  1. components/SUNWisp/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元と構成方法を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、 DistributionMediaPath/components/SUNWisp/) を入力します。

  4. Do you want to install the Solaris for ISPs Administration Guide?

    Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。Yes を選択すると、HTML 形式の『Solaris for ISPs Administration Guide』がインストールされます。

  5. Do you want to install the Host Configuration manual pages?

    Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。Yes を選択すると、コマンド行から実行するホスト構成ツールのマニュアルページがインストールされます。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

JDK 1.1.5 (SUNWjdk) をインストールするには

JDK 1.1.5 は、Solaris for ISPs のいくつかのコンポーネントが必要とする JavaTM クラスを提供します。このソフトウェアのインストール方法はカスタマイズできません。JDK 1.1.5 をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) をインストールしておく必要があります。

  1. components/SUNWjdk/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、 DistributionMediaPath/components/SUNWjdk/) を入力します。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

HotJava 1.1.4 (SUNWdthj) をインストールするには

これは、Sun Internet Administrator へのアクセスに使用する Web ブラウザです。このソフトウェアのインストール方法はカスタマイズできません。HotJava をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) をインストールしておく必要があります。

  1. components/SUNWdthj/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、DistributionMediaPath/components/SUNWdthj/) を入力します。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

License Server for Solaris for ISPs (SUNWlicsw) をインストールするには

これは、Solaris for ISPs のための FlexLM サーバーです。このソフトウェアのインストール方法はカスタマイズできません。このライセンスサーバーをインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) をインストールしておく必要があります。このソフトウェアのライセンス証明書を使用して、Sun Directory Services にエントリを追加するためのライセンスキーを取得します。インストール手順を次に示します。

  1. components/SUNWlicsw/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、DistributionMediaPath/components/SUNWlicsw/) を入力します。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

Sun Directory Services (SUNWconn) をインストールするには

これは、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) を実装したソフトウェアで、Sun Directory Services におけるユーザー (管理者)、サービス構成、加入者情報の共有リポジトリを提供します。 Sun Directory Services をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) と JDK 1.1.5 (SUNWjdk) をインストールしておく必要があります。

各構成フィールドの詳細は、『Sun Directory Services 3.1 管理ガイド』、『Sun Directory Services 3.1 ユーザーズガイド』、および『Solaris for ISPs 管理ガイド』の第 5 章「ディレクトリサービスの使用」と第 6 章「Solaris for ISPs のディレクトリサービスのスキーマ」を参照してください。

  1. components/SUNWconn/ ディレクトリに移動します。

    このコンポーネントをインストールする前に、『Solaris for ISPs 管理ガイド』の第 4 章「インストールの要件」を読んで、コンポーネント間の依存関係を確認してください。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元と構成方法を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、 DistributionMediaPath/components/SUNWconn/) を入力します。

  4. Do you want to run the RADIUS server included with Solaris for ISPs?

    Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。No を選択すると、Solaris for ISPs に含まれている RADIUS サーバーのインストールだけが行われ、起動は行われません。

  5. What country do you wish to specify as your root for this install of Sun Directory Services?

    2 文字の国別コードを入力します。Return キーを押してデフォルト (US) を選択するか、2 文字の国別コードを指定します。

  6. Organization name for root of Sun Directory Services

    組織名 (たとえば、Sun) を入力します。


    注 -

    手順 2 と 3 で指定した値は、OSI ツリー内のトップレベルの識別名を定義するのに使用されます。たとえば、o=sun、c=us とします。


  7. Root DN (distinguished name) for Sun Directory Services?

    Sun Directory Services で使用するサーバー管理者の識別名を入力します。 cn=admin、o=sun、c=US という形式で指定しますが、cn は commonName、o は organizaionName、c は countryName を表します。


    注 -

    ここで c と o の指定は、手順 5手順 6 で指定した値と一致していなければなりません。


  8. Top level domain for Sun Directory Services?

    Sun Directory Services のトップレベルドメイン (たとえば、COM) を入力します。

  9. What do you wish to use as your administrative root password?

    Sun Directory Services で使用するサーバー管理者 (手順 7 で指定した管理者) のパスワードを入力します。


    注 -

    Sun Internet Administrator からこのディレクトリサービスサーバーにアクセスする場合は、手順 2 から 6 で指定した情報を記録しておいてください。


  10. Do you wish to have the Web Gateway server automatically started and monitored?

    Web ゲートウェイを使用すると、ディレクトリ内のエントリを HTML インタフェースで表示できます。Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。

  11. Do you wish to have the Sun Directory Services administration server automatically started and monitored?

    Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。


    注 -

    デーモンを監視していれば、デーモンが異常終了しても自動的に再起動できます。インストール時にデーモンの監視を開始しなくても、手動でいつでもデーモンを起動できます。その方法については、「ディレクトリサービスの起動」を参照してください。デーモンの起動方法の詳細は、『Sun Directory Services 3.1 管理ガイド』を参照してください。


「インストールの正常終了の確認」に進みます。

SKIP (SUNWicg) をインストールするには

SunScreen SKIP (Simple key-management for Internet Protocols) は、IP 暗号化のためのキー管理の標準です。このソフトウェアのインストール方法はカスタマイズできません。SKIP をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) をインストールしておく必要があります。

  1. components/SUNWicg/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、 DistributionMediaPath/components/SUNWicg/) を入力します。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

Sun Internet FTP Server (SUNWftp) をインストールするには

FTP サーバーのインストール方法はカスタマイズできません。Sun Internet FTP Server をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) と JDK 1.1.5 (SUNWjdk) をインストールしておく必要があります。このソフトウェアのブラウザベースの GUI にアクセスするには、インストールの完了後に Sun Internet FTP Server をネットワーク上の Sun Internet Administrator コンソールに登録します。インストール手順を次に示します。

  1. components/SUNWftp/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、 DistributionMediaPath/components/SUNWftp/) を入力します。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

Sun Internet News Server (SUNWsns) をインストールするには

これは、スケーラビリティの高いマルチスレッド対応のニュースサーバーです。Sun Internet News Server をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) と JDK 1.1.5 (SUNWjdk) をインストールしておく必要があります。このソフトウェアのブラウザベースの GUI にアクセスするには、インストールの完了後に Sun Internet News Server をネットワーク上の Sun Internet Administrator コンソールに登録します。インストール手順を次に示します。

  1. components/SUNWsns/ ディレクトリに移動します。

    このコンポーネントをインストールする前に、『Solaris for ISPs 管理ガイド』の第 4 章「インストールの要件」を読んでコンポーネント間の依存関係を確認してください。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元と構成方法を尋ねるプロンプトがでます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、 DistributionMediaPath/components/SUNWsns/) を入力します。

  4. Select the desired News server configuration

    「Reader and Feeder Services」(デフォルトの c オプション) を選択する場合は、Return キーを押します。あるいは、「Reader Service Only (Remote feed)」を選択するときは a を入力し、「Feeder Service Only」を選択するときは b を入力します。


    注 -

    この 3 つのオプションを使用して、ニュースサーバーが提供するサービスの種類を指定します。


  5. Enter the UNIX user name of the News service administrator

    Return キーを押して、ニュースサービス管理者 (このニュースサーバーの責任者) のデフォルトの UNIX ユーザー名を承認します。デフォルトの uid は root です。Sun Internet News Server には root だけがアクセスできます。

  6. Enter the Unix group name of the News service administrator

    Return キーを押して、ニュースサービス管理者 (このニュースサーバーの責任者) のデフォルトの UNIX グループ名を承認します。デフォルトの gidsys です。

「インストールの正常終了の確認」に進みます。

Sun WebServer (SUNWhttp) をインストールするには

これは、Solaris for ISPs のいくつかのコンポーネントと標準 Web サービスが使用するコンポーネントです。Sun WebServer をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) と JDK 1.1.5 (SUNWjdk) をインストールしておく必要があります。インストール手順を次に示します。

  1. components/SUNWhttp/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元と構成方法を尋ねるプロンプトがでます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、DistributionMediaPath/components/SUNWhttp/) を入力します。

  4. Do you want SSL support?

    SSL (Secure Socket Layer) を使用することにより、Sun Internet Administrator と安全に通信できます。SSL は Verisign 証明書を使用して、通信の保護と暗号化を行います。Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。No を選択すると、SSL パッケージはインストールされません。

  5. Do you want Java(TM) Servlet support?

    CGI スクリプトの代わりに Servlet を使用することにより、サーバー側で Java のクロスプラットフォームが利用でき、同時に処理速度を向上することができます。Java Servlet をサポートするには、JDK 1.1.5 コンポーネントがインストールされている必要があります。Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。

  6. Do you want Apache configuration emulation so that Microsoft FrontPage Server Extensions may be installed?

    This option allows your customers to use Microsoft FrontPage for authoring, administration, and dynamic content.

    Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。


    注 -

    FrontPage Server Extensions は、現在 x86 では使用できません。


  7. Do you want this installation to create and populate a web server and site in /var/http/sws_server?

    Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。Yes を選択すると、Web サーバーおよびカスタマイズ可能な Web サイトが作成されます。

  8. Under what user name should a Web server daemon operate by default?

    この Web サーバーデーモンをどのユーザー名で実行するかを指定します。


    注 -

    セキュリティ上の理由により、Sun WebServer を root または nobody ユーザーで実行しないでください。Sun WebServer デーモンを実行するための専用ユーザーを作成することをお勧めします。


「インストールの正常終了の確認」に進みます。

Sun Internet Administrator (SUNWixamc) をインストールするには

これは、分散インターネットサービスを安全に中央管理するためのコンポーネントです。Sun Internet FTP Server (SUNWftp) または Sun Internet News Server (SUNWsns) をインストールする場合は、このソフトウェアをインストールしてそれぞれのユーザーインタフェースにアクセスできるようにする必要があります。Sun Internet Administrator をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp)、JDK 1.1.5 (SUNWjdk)、Sun WebServer (SUNWhttp) をインストールしておく必要があります。

ここで指定した構成情報は、/var/opt/SUNWixamc/awsconf/aws.conf に保存されます。インストール手順を次に示します。

  1. components/SUNWixamc/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元と構成方法を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、DistributionMediaPath/components/SUNWixamc/) を入力します。

  4. Install the Solaris for ISPs manual pages?

    このオプションで、Solaris for ISPs のマニュアルページがインストールされます。Yes ならば Return キーを押し、No ならば b を入力します。

  5. Enter the host name of the Sun(TM) Directory Services servers

    この Sun Internet Administrator が最初のエントリ作成でアクセスする Sun Directory Services サーバーのホスト名を入力します。

  6. Enter Sun(TM) Directory Services administrator's DN (Eg, cn=admin,o=sun,c=US). This value must match what you specified for Sun Directory Services

    Sun Directory Services のインストール時に指定したデータストア管理者の識別名を入力します (手順 7 を参照)。このとき、cn=admin、o=sun、c=US という形式で指定しますが、cn は commonName、o は organizaionName、c は countryName を表します。

  7. Enter Sun Directory Services administrator's password.

    手順 6 で指定したデータストア管理者のパスワードを入力します。

  8. Enter the Sun(TM) Directory Services top level DN (for example, o=sun,c=US). This value must match the Country and Organization name that were specified for Sun Directory Services.

    Sun Directory Services のインストール時に指定したルートドメインの識別名を入力します (手順 5手順 6 を参照)。このとき、o=sun、c=US という形式で指定しますが、o は organizaionName、c は countryName を表します。


    注 -

    手順 2 から 5 で指定する値は、この Sun Internet Administrator が最初のエントリ作成でアクセスする、Sun Directory Services のインストール時に指定した値と一致している必要があります。


  9. Enter a user name for the administrator of Sun(TM) Internet Administrator

    Sun Internet Administrator コンソール管理者のユーザーログイン名を入力します。

  10. Enter a password for the administrator of Sun(TM) Internet Administrator

    手順 9 で指定した Sun Internet Administrator 管理者のパスワードを入力します。


    注 -

    Sun Internet Administrator コンソールにログインするときは、手順 6 と 7 で指定した情報が必要になります。


「インストールの正常終了の確認」に進みます。

Sun Internet Services Monitor (SUNWixmon) をインストールするには

このパフォーマンス監視ソフトウェアにより、加入者によるサービス利用をエミュレートする特殊なクライアントマシンを設定できます。Sun Internet Services MonitorTM をインストールする前に、Solaris for ISPs プラットフォーム (SUNWisp) と Sun WebServer (SUNWhttp) をインストールしておく必要があります。インストール手順を次に示します。

  1. components/SUNWixmon/ ディレクトリに移動します。

  2. ./install と入力します。

    スクリプトから、このコンポーネントのインストール元と構成方法を尋ねるプロンプトが出ます。

  3. Please enter the root of the distribution media:

    インストール用配布メディアへのパスを入力します。すなわち、電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントしたインストール用 CD-ROM のルートディレクトリへのパス (たとえば、DistributionMediaPath/components/SUNWixmon/) を入力します。

  4. What port should the monitor use?

    Return キーを押して、デフォルトポートを選択します。Sun Internet Services Monitor が使用するデフォルトポート番号は 2381 です。


    注 -

    Sun Internet Administrator に登録後、SUNWixmon Web サーバープロセスのポートを変更しないでください。登録後にポートを変更すると、Sun Internet Administrator が必要とする情報が無効になります。ポートを変更しなければならない場合は、Sun Internet Administrator のオンラインヘルプを参照してください。


「インストールの正常終了の確認」に進みます。

LDAP クライアントライブラリパッケージ (SUNWlldap) をインストールするには

ネットワーク上の任意のマシンに LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) クライアントライブラリをインストールすることにより、LDAP ライブラリにアクセスできるようになります。インストール後に LDAP マニュアルページのパッチ (106497-01 または 106498-01) をインストールして、マニュアルページにアクセスできるようにします。インストール手順を次に示します。

  1. CD-ROM を使用してインストールする場合は、CD-ROM を読み込んでからソフトウェアをインストールするマシンにログインします。電子的に配布されたデータを使用する場合は、そのデータが入っているマシンにログインします。

  2. 次のように入力して、スーパーユーザーのアクセス権を取得します。


    % su
    Password: rootpassword
    

  3. インストール用メディアのルートディレクトリに移動します。

    電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントした CD-ROM のルートディレクトリに変更します。

  4. components/SUNWisp/pkgs ディレクトリに移動します。

  5. tar -cvf /tmp/SUNWlldap.tar SUNWlldap と入力します。

    SUNWlldap.tar ファイルが /tmp ディレクトリに保存されます。このファイルを別のマシンにコピーする場合にのみ、このファイルで tar コマンドを実行し、パッケージを取り出します。

  6. CD-ROM からインストールする場合は手順 7 に進みます。電子的に配布されたデータからインストールする場合は、データを展開したマシンからログアウトして、このパッケージをインストールするマシンにログインします。手順 6 を実行するには、スーパーユーザーのアクセス権が必要です。

  7. SUNWlldap.tar を使用して、tar -xvf SUNWlldap.tar と入力してパッケージを取り出します。

  8. pkgadd -d . SUNWlldap と入力します。

    これで、LDAP クライアントライブラリパッケージがインストールされます。