Solaris for ISPs のインストール

ライセンスサーバーの起動

Sun Directory Services では、1000 個以内であればライセンスを取得しなくてもエントリを作成できます。1000 個という上限は、Sun Directory Services をインストールして、Solaris for ISPs ソフトウェアに必要なエントリを初期化するのに十分な大きさです。それ以上のエントリを作成する場合は、ライセンスキーが必要になります。ライセンスキーの取得方法については、ご購入先にお問い合わせください。

ライセンスキーを取得したら、ライセンスサーバーがインストールされているマシンにログインし、次の手順でライセンスツールを起動します。

ライセンスサーバーを起動するには
  1. 次のように入力します。


    # /etc/opt/licenses/lit
    

    「License Installation Tool」ライセンス構成画面が表示されます。

  2. 「Select Product」プルダウンメニューから、ライセンスキーを購入した「Sun Directory Services number of entries」を選択します。

  3. 次のテキストフィールドに入力します。

    1. 「License server:」フィールドに、ライセンスサーバーがインストールされているホスト名を入力します。

    2. 「Host ID:」フィールドに、ライセンスサーバーがインストールされているホスト ID を入力します。

    3. 「Rights To Use:」フィールドに、1 と入力します。

    4. 「Expiration Date:」フィールドに、取得したライセンスキーの有効期限を入力します。

    5. 「Password:」フィールドに、取得したライセンスキーを入力します。

  4. 「Done With License」をクリックします。

  5. 「Exit - Install Licenses」をクリックします。

    Sun Directory Services がライセンスサーバーと同じマシンにインストールされていない場合は、次の 2 つの手順を実行します。

  6. ライセンスサーバーの構成スクリプトを、Sun Directory Services がインストールされているマシンにコピーします。

    ライセンスサーバーの構成スクリプトは、/etc/opt/licenses/LIC_CONFIG_SCRIPT に入っています。

  7. Sun Directory Services を実行するマシンにログインし、次のように入力して構成スクリプトを実行します。


    # ./LIC_CONFIG_SCRIPT
    

    構成スクリプトは、「License Installation Tool」画面を使用して、ライセンスをインストールした後で実行します。