Solaris for ISPs のインストール

ホスト構成ソフトウェア (hcstartup) を起動するには

  1. ソフトウェアをインストールするマシンにログインし、スーパーユーザのアクセス権を取得します。

    リモートマシンからインストールする場合は、次のように入力します。


    % xhost +remotehostname
    % rlogin remotehostname
    Password: yourpassword
    % su
    Password: rootpassword
    # DISPLAY=localhostname:0.0
    # export DISPLAY
    
    C シェルを使用する場合は、DISPLAY 変数を設定するコマンドが異なることに注意してください。


    注 -

    DISPLAY 環境変数を設定せずに構成作業を続けるには、ブラウザで特定の URL を開く必要があります。詳細は、「ホスト構成ソフトウェアからのエラーメッセージ」を参照してください。


  2. インストール用メディアのルートディレクトリに移動します。

    電子的に配布されたデータを展開したディレクトリ、またはマウントした CD-ROM のルートディレクトリに変更します。

  3. ./hcstartup と入力します。

    スクリプトからの次の質問に答えると、ホスト構成の GUI が表示されます。

    1. Enter path to installation media (enter "none" if no media) [current working directory]

      現在の作業ディレクトリがインストール用メディアのルートになっていれば、そのまま Return キーを押します。そうでなければ、インストール用メディアへのパスを入力します。none と入力した場合は、インストール解除オプションだけが使用できます。

    2. Enter port to use [8000]

      ポート 8000 を使用できる場合はそのまま Return キーを押します。そうでなければ、ホスト構成ソフトウェアの GUI を提供する一時的 Web サーバーが使用するポートを入力します。スクリプトはそのポートが使用可能がどうかをチェックします。指定したポートが使用中であれば、別のポートを要求するプロンプトが出ます。

      次のメッセージが表示されます。

      Unwrapping archives for Host Configuration
      Setting up media database
      Starting web server
      Ready to start hotjava

    3. Please choose one of the following options:

      Return キーを押すと、デフォルトオプションの HotJava ブラウザが起動します。別のブラウザでホスト構成の URL を開く場合は 2 を入力します。また、3 を入力して、インストール作業をここで中断することもできます。

      ブラウザが起動するまでしばらく待ちます。

      ホスト構成にデフォルトの HotJava ブラウザを選択した場合は、HotJava ブラウザが起動してスプラッシュ画面が表示されます。

      2 を入力した場合は、構成作業を続行するためにブラウザを起動して、 http://hostname:8000/cgi-bin/splash という URL にアクセスします。hostname にはインストールを実行しているマシン名を指定します。また、ホスト構成ソフトウェアが使用するポートをデフォルト以外に変更した場合は、8000 の代わりにそのポート番号を指定します。

エラーメッセージが表示された場合

hcstartup の起動時にエラーメッセージが表示された場合は、「ホスト構成ソフトウェアからのエラーメッセージ」を参照してください。


注 -

この画面からオンラインヘルプで解決方法を調べ、その後インストール作業を続行できます。


手順に従って、「ホスト構成 : ソフトウェアコンポーネントを選択するには」に進みます。