輻輳しきい値は、リソースが不足したときに新しい操作の起動を防ぐことによって、ディレクトリが過負荷にならないようにするものです。
使用可能なディスク容量が「輻輳限度」に達すると、追加操作はそれ以上行われません。ただし、変更、相対識別名の変更 (modrdn)、検索、読み取り、および削除の操作は行われます。デフォルトの限度は 500K バイトです。
データベースが「危険限度」に達すると、検索、読み取り、および削除の操作は行われますが、追加、変更、および modrdn の操作は行われません。デフォルトの限度は 200K バイトです。
これらの制限は、残りのディスク容量が通常の「復帰限度」より大きくなるまで有効です。デフォルトの限度は 1000K バイトです。
不要なエントリを削除してもデータベースが輻輳限度に達する場合は、データベースの生成をやり直して、ディスク領域の使い方を最適化する必要があります。「データベースの再生成」を参照してください。
しきい値は、データ格納があるディスクの空き容量を K バイトで指定します。データ格納のデフォルトの場所は、/var/opt/SUNWconn/ldap/dbm です。