ソフトウェア使用率監視機能を使用する前に、いくつかの手順を実行する必要があります。これらの手順は、通常は 1 回だけ実行すれば済みますが、中には繰り返し実行する必要があるものもあります。
ソフトウェア使用率監視機能に必要な設定は、実行する環境によって異なります。この節では、ソフトウェア使用率監視機能をサーバー上で設定する場合と、クライアント上で設定する場合について説明します。
ソフトウェア使用率監視機能のサーバー向けコードがホストサーバーにインストールされていることを確認します。
$ cd /opt/SUNWswusg/bin $ ls swu_print swu_svr |
ソフトウェア使用率監視機能がインストールされていない場合は、『Solstice AdminSuite 2.3 ご使用にあたって』を参照して、インストールしてください。
swu_svr デーモンがホストサーバー上で実行されていることを確認します。
$ ps -ef | /usr/bin/grep swu_svr root 264 1 0 Jan 04 console 2:43 /opt/SUNWswusg/bin/swu_svr jod 752 311 1 14:50:16 pts/3 0:00 grep swu_svr $ |
swu_svr デーモンを実行していない場合は、起動してください。swu_svr デーモンの起動および終了方法については、「swu_svr デーモンの起動と終了」を参照してください。
ホスト上にソフトウェア使用率監視情報を作成する場合は、そのホストにソフトウェア使用率監視機能のクライアント向けバイナリパッケージをインストールするか、または NFS を介してそのホストから利用できるように設定してください。
ソフトウェア使用率監視機能のサーバー向けコードがホストサーバーにインストールされていることを確認します 。
$ cd /opt/SUNWswusg/bin $ ls swu_queue swu_rpt |
ソフトウェア使用率監視機能がインストールされていない場合は、『Solstice AdminSuite 2.3 ご使用にあたって』を参照して、インストールしてください。
swu_queue が有効であることを確認します。
$ cd /var/opt/SUNWswusg/swusage $ ls $ |
ls コマンドの後に queue_disabled が表示された場合は、スーパーユーザーになって次のように待ち行列を有効にしてください。
$ ls queue_disabled $ su Passwd: <スーパーユーザーのパスワードを入力> # /opt/SUNWswusg/bin/swu_queue -e # ls # |
ソフトウェア使用率監視サーバーがネームサービスに追加されていることを確認します。
$ rpcinfo -t host 120100 program 120100 version 1 ready and waiting |
swu_rpt コマンドがどのシェルスクリプトからでも (つまり共有ファイルシステムを通じてでもローカルにコピーしてでも) 実行可能であることを確認します。
swusage_host サーバーの設定方法については、『Solstice AdminSuite 2.3 ご使用にあたって』を参照してください。