以下の swu_rpt コマンド行のいずれかを使って使用率レポートを作成します。
関連プログラムがインストールされたことを示すソフトウェア使用率レポートエントリを作成するには、-i オプションを使用します。
$ swu_rpt -p product-name [-I identifier] [-s server] ¥ [-a attr1=val1, attr2=val2,...] -i |
関連プログラムが開始したことを示すソフトウェア使用率レポートエントリを作成するには、-b オプションを使用します。
$ swu_rpt -p product-name [-I identifier] [-s server] ¥ [-a attr1=val1, attr2=val2,...] -b |
関連プログラムが終了したことを示すソフトウェア使用率レポートエントリを作成するには、-e オプションを使用します。
$ swu_rpt -p product-name [-I identifier] [-s server] ¥ [-a attr1=val1, attr2=val2,...] -e |
関連プログラムの開始と終了の両方を示すソフトウェア使用率レポートエントリ (Begin エントリと End エントリ) を作成するには、-c オプションを使用します。
$ swu_rpt -p product-name [-I identifier] [-s server] ¥ [-a attr1=val1, attr2=val2,...] -c command |
上記のコマンドで、各オプションは次の意味を持ちます。
-p product-name |
ソフトウェア使用率を記録する製品名を示します。このオプションは必ず指定しなければなりません。 |
-I identifier |
使用率記録の ID 番号を指定します。指定しない場合、swu_rpt は自身の ID 番号を提供します。 |
-s server |
使用率の記録を送る先のソフトウェア使用率監視サーバーを指定します。デフォルトは、swusage_host に別名設定されているホストです。 |
-a attr1=val1, attr2=val2,... |
ユーザーはソフトウェア使用率情報に説明を付け加えることができます。 |
-b |
開始 (Begin) エントリが記録されます。 |
-e |
終了 (End) エントリが記録されます。 |
-i |
インストールエントリが記録されます。 |
-c command |
実行するコマンドを指定します。このコマンド実行の前後にそれぞれ開始 (Begin) と終了 (End) エントリが記録されます。 |
コマンド行からソフトウェア使用率監視コマンドを実行する例を示します。このコマンドでは、スクリプト maker を使って FrameMaker を起動し、ソフトウェア使用率監視コマンドの swu_rpt を使ってアプリケーションのログを記録します。
$ swu_rpt -p FrameMaker -I 29581 -s sherlock -c maker |
この例では、-c オプションが使われている (-c オプションは Begin エントリと End エントリを作成します) ので、次のような 2 つのソフトウェア使用率レポートエントリが作成されます。
レポートエントリ 1 |
|
レポートエントリ 2 |
|
---|---|---|---|
Type |
Admin/Usage |
Type |
Admin/Usage |
Product |
FrameMaker |
Product |
FrameMaker |
SubType |
Begin |
SubType |
End |
Time |
8444845890 |
Time |
8444845957 |
UserID |
30581 |
UserID |
30581 |
User |
jod |
User |
jod |
Host |
buck |
Host |
buck |
Domain |
forest.field.com |
Domain |
forest.field.com |
HostID |
1234567890 |
HostID |
1234567890 |
Locale |
C |
Locale |
C |
Version |
1 |
Version |
1 |
Usage Server |
sherlock |
Usage Server |
sherlock |
RecordID |
29581 |
RecordID |
29581 |