ソフトウェア使用率を監視するもう 1 つの方法は、プログラムを起動するシェルスクリプトを作成する方法です。この方法を使うと、ユーザーがシェルスクリプトを実行するたびにログに記録されます。シェルスクリプトを変更する方法は 2 つあります。1 つはシェルスクリプトラッパーを作成する方法で、もう 1 つは既存のシェルスクリプトプログラムのスクリプトを変更する方法です。どちらの方法でも、Begin エントリと End エントリが作成されます。
シェルスクリプトラッパーを使用する場合は、ソフトウェア使用率監視コマンド行を実行可能プログラムの前後に入れます。たとえば、FrameMaker プログラムを開始するスクリプトがあるとします。このスクリプト maker の中で、実行可能プログラムを取り囲むようにソフトウェア使用率監視コマンドを配置できます。これにより、スクリプトが開始された時にもスクリプトが終了する時にも、ソフトウェア使用率監視コマンドが実行されます。
コマンドをバックグラウンドで実行している場合、このシェルスクリプトラッパーの方法は適していないことがあります。コマンドを実行した直後に End エントリが作成されるため、記録される使用時間は必ずしも正確ではないためです。
シェルスクリプトの実行可能コマンド行を変更する場合は、スクリプトの 1 つのコマンド行を指定したプログラムを開始し、ソフトウェア使用率監視用の Begin エントリと End エントリを作成します。
以下に各ソフトウェア使用率監視シェルスクリプトを実行するための手順を説明します。