Solstice AdminSuite 2.3 管理者ガイド

シェルスクリプトの実行可能コマンド行に使用率監視機能を追加する方法

  1. エディタで、ソフトウェア使用率監視コマンドを追加する先のシェルスクリプトを開きます。

  2. プログラムを呼び出すコマンド行を検索します。

  3. 次の引き数をプログラムのコマンド行に追加します。


    swu_rpt -p product-name [-I identifier] [-s server] [-a attr1=val1, attr2=val2,...] ¥
      -c command
    

    このコマンドでは、次のオプションが使われます。

    -p product-name

    ソフトウェア使用率を記録する製品名を示します。このオプションは必ず指定しなければなりません。 

    -I identifier

    使用率記録の ID 番号を指定します。指定しない場合、swu_rpt は自身の ID 番号を提供します。

    -s server

    使用率の記録を送る先のソフトウェア使用率監視サーバーを指定します。デフォルトは、swusage_host に別名設定されているホストです。

    -a attr1=val1, attr2=val2,...

    ユーザーはソフトウェア使用率情報に説明を付け加えることができます。 

    -c command

    プログラムの実行コマンド名を指定します。 

  4. 変更を保存して、スクリプトを終了します。スクリプトが実行可能であることを確認します。

シェルスクリプトの実行可能コマンド行に使用率監視機能を追加する例

FrameMaker を実行するコマンド行にソフトウェア使用率監視コマンドを追加する例を示します。


swu_rpt -p Frame -I 295836 -s sherlock -a ¥
"Command=maker,Version=4.0" -c maker

この例では、次のようなソフトウェア使用レポートエントリが使われます。

レポートエントリ 1 

 

レポートエントリ 2 

 

Type

Admin/Usage

Type

Admin/Usage

Product

Frame

Product

Frame

SubType

Begin

SubType

End

Time

814824487

Time

8148244920

UserID

30581

UserID

30581

User

jod

User

jod

Host

buck

Host

buck

Domain

forest.field.com

Domain

forest.field.com

HostID

1234567890

HostID

1234567890

Locale

C

Locale

C

Version

1

Version

1

Usage Server

sherlock

Usage Server

sherlock

RecordID

295836

RecordID

295836

C_Command

maker

C_Command

maker

C_Version

4.0

C_Version

4.0