エディタで、ソフトウェア使用率監視コマンドを追加する先のシェルスクリプトを開きます。
プログラムを呼び出すコマンド行を検索します。
次の引き数をプログラムのコマンド行に追加します。
swu_rpt -p product-name [-I identifier] [-s server] [-a attr1=val1, attr2=val2,...] ¥ -c command |
このコマンドでは、次のオプションが使われます。
-p product-name |
ソフトウェア使用率を記録する製品名を示します。このオプションは必ず指定しなければなりません。 |
-I identifier |
使用率記録の ID 番号を指定します。指定しない場合、swu_rpt は自身の ID 番号を提供します。 |
-s server |
使用率の記録を送る先のソフトウェア使用率監視サーバーを指定します。デフォルトは、swusage_host に別名設定されているホストです。 |
-a attr1=val1, attr2=val2,... |
ユーザーはソフトウェア使用率情報に説明を付け加えることができます。 |
-c command |
プログラムの実行コマンド名を指定します。 |
変更を保存して、スクリプトを終了します。スクリプトが実行可能であることを確認します。
FrameMaker を実行するコマンド行にソフトウェア使用率監視コマンドを追加する例を示します。
swu_rpt -p Frame -I 295836 -s sherlock -a ¥ "Command=maker,Version=4.0" -c maker |
この例では、次のようなソフトウェア使用レポートエントリが使われます。
レポートエントリ 1 |
|
レポートエントリ 2 |
|
---|---|---|---|
Type |
Admin/Usage |
Type |
Admin/Usage |
Product |
Frame |
Product |
Frame |
SubType |
Begin |
SubType |
End |
Time |
814824487 |
Time |
8148244920 |
UserID |
30581 |
UserID |
30581 |
User |
jod |
User |
jod |
Host |
buck |
Host |
buck |
Domain |
forest.field.com |
Domain |
forest.field.com |
HostID |
1234567890 |
HostID |
1234567890 |
Locale |
C |
Locale |
C |
Version |
1 |
Version |
1 |
Usage Server |
sherlock |
Usage Server |
sherlock |
RecordID |
295836 |
RecordID |
295836 |
C_Command |
maker |
C_Command |
maker |
C_Version |
4.0 |
C_Version |
4.0 |