Solstice AdminSuite 2.3 ソフトウェアは、admin_install スクリプトによってインストールされます。admin_install スクリプトは、CD-ROM のルートディレクトリに置かれています。このスクリプトを使用すると、ソフトウェアをネットワーク内のシステムまたはスタンドアロンシステムに簡単にインストールできます。インストールは、表示されるいくつかのメニューからインストール条件に合ったものを選択することによって進めていきます。なお、スクリプトの実行時にはヘルプを参照できます。
スクリプトには次のオプションがあります。
AdminSuite 2.3 と AutoClient 2.1 のインストール
SunSoft 印刷クライアントのインストール (Solaris 2.3、2.4、2.5、2.5.1 使用時のみ)
ソフトウェア使用率監視ツールキットのインストール
AdminSuite と AutoClient を使用するためのシステムの設定
最初に表示されるメインメニューから選択する各ソフトウェア製品は、それぞれ異なる方法でインストールされます。ソフトウェアをサーバーにインストールして、その他のシステム間で共有する製品と、使用する各システムごとにソフトウェアを直接インストールし、その他のシステムとは共有しない製品があります。たとえば、SunSoft 印刷クライアントソフトウェアは、各ファイルシステムに直接インストールされます。Solstice AdminSuite ソフトウェアおよびソフトウェア使用率監視ツールキットは、1 台のシステムにインストールされ、NFS 分散ファイルシステムを使用してその他のシステム間で共有されます。
インストールスクリプトが出す指示に従ってインストールを行うことが可能ですが、ここでは主要な選択項目について説明します。
ディスクレスクライアント、データレスクライアント、または AutoClient システムへソフトウェアをインストールする場合は、admin_install スクリプトは使用できません。