UNIX では Macintosh ファイルを 3 つのフォーク (データフォーク、資源フォーク、finder 情報フォーク) に保存します。データフォークには、ファイルに入っている実データが保存され、資源フォークにはファイルを開くときに起動するアプリケーション情報が保存され、finder 情報フォークにはファイルの作成者、タイプ、デスクトップ上の位置、アイコンに関する情報が保存されます。
TAS ではこの 3 つの部分をそれぞれ別のディレクトリに保存します。TAS で Macintosh クライアントがファイルを作成すると、データフォークがカレントディレクトリに書き込まれ、資源フォークが .tnatr:reso-fork というサブディレクトリに書き込まれ、finder 情報フォークが .tnatr:intf というサブディレクトリに書き込まれます。TAS がこの 3 つの部分をすべて見つけ出せないときは、ファイルを正しく呼び出すことができません。バージョン 5.x 以前の TAS では、データフォークがカレントディレクトリに、資源フォークが .resource ディレクトリに、finder 情報フォークが .finderinfo ディレクトリに書き込まれます。