Sun WebServer をインストールする前に、以下の点に注意してください。
「JavaTM サーブレットのサポート」- より一般的な CGI スクリプトではなくサーブレットを使うと、プラットホームに依存しないという Java の利点がサーバー側で得られると同時に処理速度が向上する。Java サーブレットをサポートするには、SUNWhtsvl パッケージと SolarisTM JDKTM 1.1.5 以降が必要。Solaris JDK の最新バージョンは、URL http://www.sun.com/solaris/java/ からダウンロードできる
「SSL による安全な HTTP 通信の実現」- Sun WebServer は、安全な暗号化通信を実現するために安全ソケットレイヤ (SSL 3.0) 機能を備え、Verisign 証明書をサポートしている
「Microsoft FrontPage のサポート」- Sun WebServer は、ポピュラーな FrontPage 98 サーバー拡張機能をサポートしており、Microsoft FrontPage によるオーサリング、管理、動的コンテンツの作成が可能。FrontPage 98 をサポートするには、Microsoft の Web サイト (URL は、http://www.microsoft.com/frontpage/wpp/) から必要なファイルを入手してインストールする必要がある
「ユーザー名」- サーバープロセスを動作させる際に入力するユーザー名。サーバーを root
として動作させると、セキュリティ上の危険が生じることがある (ルートでは CGI スクリプトを動作させることもできるため)。CGI ユーザー、CGI 接尾辞の有効化、CGI マップ、パブリッシング、サイト制限を注意深く選択してください。サーバーを nobody
として動作させると安全ですが、サーバーがアクセス可能なシステムファイルおよびシステムリソースが制限される