Sun WebServer のインストール

Sun WebServer のインストール

pkgadd コマンドで Sun WebServer をインストールするには
  1. スーパーユーザーになります。


    % su
    
  2. CD の Sun WebServer ディレクトリ、またはアーカイブがアンパックされているディレクトリに移ります (cd)。例 :


    注 -

    パッケージは、アーカイブがアンパックされているディレクトリにあります。ただし、実際のディレクトリ名は Sun WebServer の購入方法によって異なることがあります。



    # cd /tmp
    
  3. (省略可能) SSL をサポートしたい場合は、この手順を実行します。SSL をサポートしたくない場合は、この手順をとばし、手順 4 に進みます。

    パッケージは必ず以下の順序でインストールします (いくつかのパッケージは他のパッケージと依存関係を持っているからです)。

    インストールプロセスは対話形式で行われ、途中、応答の入力を促されます。pkgadd プロセスのすべての質問に対して「yes」と答えてください。

    SSL のインストール
    1. インストールされている Solaris 2.6 の SUNWfns パッケージを削除します。

      SUNWfns 削除に関する警告は無視してください。


      注 -

      SUNWfns は、Solaris 2.6 システムで提供するバージョンにアップグレードしなければなりません。Solaris 7 上では、既存の SUNWfns を削除したりアップグレードしたりする必要はありません。



      # pkgrm SUNWfns
      
    2. SSL パッケージが存在するディレクトリに移動し、更新済みバージョン SUNWfnsSUNWski パッケージおよび SUNWssl パッケージとともにインストールします。


      注 -

      グローバルエクスポートバージョンが使用されている場合は、SUNWssld の代わりに SUNWssl をインストールしてください。また、SUNWskild パッケージはインストールしません。SUNWskild パッケージのインストールは、SUNWski パッケージをインストールした後で行わなければなりません (すべてのシンボリックリンクの整合をとるためです)。



      # pkgadd -d . SUNWfns SUNWski SUNWskild SUNWskica¥
      SUNWskicw SUNWskimc SUNWskimu SUNWssld
      
  4. Sun WebServer コアパッケージが存在するディレクトリに移動し、これらのパッケージをインストールします。

    インストールプロセスは対話形式で行われ、途中、応答の入力を促されます。pkgadd プロセスのすべての質問に対して「yes」と答えてください。


    注 -

    SUNWhtsvl は Java サーブレットサポートパッケージであり、サーブレットをサポートしたい場合にのみ必要です。SUNWhtsvl を動作させるには、SolarisTM JDKTM 1.1.5 以降が必要です。Solaris JDK の最新バージョンは、URL http://www.sun.com/solaris/java/ からダウンロードできます。SUNWhtadm は、Sun WebServer 管理コンソールアプレットであり、管理サーバーパッケージです。Sun WebServer を管理しやすくするため、SUNWhtadm を使用することをお勧めします。



    # pkgadd -d . SUNWhttp SUNWhtsvl SUNWixklg SUNWixavm SUNWhtadm SUNWhttpc ¥
    SUNWjehtp
    
  5. Sun WebServer オンラインヘルプおよびマニュアルページが存在するディレクトリに移動し、マニュアルパッケージをインストールします。


    # pkgadd -d components/SUNWhttp/common/pkgs SUNWhtdoc SUNWhtman SUNWjhtdc