C++ ユーザーズガイド

-xcg(89|92)

(SPARC) 一般的な SPARC または SPARC V8 アーキテクチャ用にコンパイルします。

このオプションは、1989 年または 1992 年にリリースされた SPARC システムの浮動小数点演算ハードウェア用のコードジェネレータを指定します。fpversion コマンドを使用すれば、どの浮動小数点演算ハードウェアがインストールされているかを調べることができます。プログラムのある手続きをこのオプションでコンパイルしても、このプログラムの他のすべての手続きを同じ方法でコンパイルする必要はありません。

-x89 では、一般的な SPARC アーキテクチャで動作するコードが生成されます。

-x92 では、SPARC V8 アーキテクチャで動作するコートが生成されます。

展開

-xch89 オプションは、-xtarget=ss2 用のマクロです。-xtarget=ss2 は、 -xarch=v7 -xchip=old -xcache=64/32/1 と同義です。

-xch92 オプションは、-xtarget=ss1000 用のマクロです。-xtarget=ss1000 は、-xarch=v8 -xchip=super -xcache=16/64/4:1024/64/1 と同義です。

警告

コンパイルとリンクを別々に実行する場合で、コンパイルで -xcg89 または -xcg92 を使用した場合は、リンクでも同じオプションを使用してください。そうしないと、予期しない結果が発生する可能性があります。