Sun WorkShop TeamWare ユーザーズガイド

TeamWare ワークスペース管理ツール (CLI)

CLI の TeamWare ワークスペース管理ツールは、任意のシェルから使用できます。CLI は、ウィンドウベースのシステムを使用していない場合に便利です。

SCCS コマンドと同様に、ワークスペース管理ツールの CLI コマンドも、中央のアンブレラコマンドを介して実行できます。個々のコマンドは、そのコマンド名を指定して直接実行することも可能です。

アンブレラコマンドの codemgr を使用すると、ワークスペース管理コマンドの一覧を表示できます。引数を指定せずに codemgr と入力する、ワークスペース管理コマンドとその使用方法の要約を一覧表示できます。codemgrhelp サブコマンドと一緒に入力しても、同じ結果が得られます。


example% codemgr
			bringover ...
			codemgrtool
			help
			putback ...
			resolve ...
			ws_undo ....
			workspace ....

アンブレラコマンドを使ってサブコマンドを実行するには、codemgr に続けて実行するサブコマンド名を入力します。たとえば、次のように入力します。


% codemgr bringover -w <子ワークスペース> -p <親ワークスペース> /usr/ws/project

直接サブコマンドを (codemgr を入力せずに) 実行することもできます。たとえば、次のように入力します。


% bringover -w <子ワークスペース> -p <親ワークスペース> /usr/ws/project 


注 -

TeamWare のマニュアルページを参照する場合は、個々のコマンド名を入力します。


TeamWare では、コマンド行での入力をできるだけ少なくするために、環境変数や、あらかじめ指定した引数を格納した引数ファイルなど、さまざまな方法を提供しています。詳細は、該当するマニュアルページを参照してください。