2601
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バックアップディレクトリ <旧ディレクトリ名> を削除できなかったため <新ディレクトリ名>に名前を変更しました
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意味: ワークスペース管理ツールが、新しいトランザクションのバックアップを行うことができるように、バックアップ領域 <旧ディレクトリ名> を消去しようとしました。しかし、このバックアップディレクトリを消去することができなかったので、<新ディレクトリ名> という名前に変更しました。これは、ディレクトリのパーミッションが変更されたために生じたエラーと考えられます。
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対処法: <旧ディレクトリ名> のパーミッションを調べてください。このディレクトリのデフォルトのパーミッションは 777 です。また、<新ディレクトリ名> の内容を削除してください。
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2602
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ファイル <ファイル名> は SCCS 管理下にもワークスペース中にもありません - 無視しました
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意味: ワークスペース管理ツールは、どちらのワークスペースからも SCCS 履歴ファイル <ファイル名> を見つけることができませんでした。
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対処法: 入力されたファイル名が間違っていると考えられます。正しいファイル名でコマンドを再度実行してください。
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2603
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ファイル名の長さが 0 です - 無視しました
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意味: コマンド行 (または /Codemgr_wsdata/args ファイル) に引数として指定されたファイル名に文字が存在しません ("")。
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対処法: 正しいファイル名引数を指定して、コマンドを再度実行してください。それでもなお問題が解決されない場合は、args ファイル内にリストされている引数を調べてください。
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2604
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ファイル名 <ファイル名> 中に空白文字があります - 無視しました
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意味: コマンド行 (または /Codemgr_wsdata/args ファイル) に引数として指定されたファイル名に空白文字が含まれています。ワークスペース管理ツールは、空白文字を含むファイル名を受け付けません。
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対処法: 正しいファイル名引数を指定して、コマンドを再度実行してください。それでもなお問題が解決されない場合は、args ファイル内にリストされている引数を調べてください。
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2606
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ファイル <ファイル名> は <ファイルタイプ> がワークスペース <ワークスペース名> に存在し、<ファイル名> がワークスペース <ワークスペース名> にも存在するためブリングオーバーされませんでした。
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意味: ファイル名のファイルタイプが、親と子で異なっています (通常のファイル、ディレクトリ、シンボリックリンクなど)。
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対処法: メッセージに示されているファイルを同じファイルタイプに変更するか、一方の名前を変更してください。
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2608
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ワークスペース <子ワークスペース名> は <親ワークスペース名> の子です。親のファイルは更新できません
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意味: <子ワークスペース> に対する workspace
delete または workspace move コマンドの実行時に、該当ワークスペースの親 (<親ワークスペース>) 内の children ファイルに、この親の子として <子ワークスペース> を指定しているエントリが含まれていないことが検出されました。
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対処法: コマンドはこの不一致を訂正しますが、親の children ファイルが壊れている可能性があります (これは単なる警告で対処法ではありません)。
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<パス名> はワークスペースではありません
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意味: コマンドで指定されたディレクトリはワークスペース管理ツールのワークスペースではありません。ワークスペース管理ツールのワークスペースであるかどうかは、最上位ディレクトリに Codemgr_wsdata ディレクトリが存在するかどうかによって判別されます。
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対処法: 別のワークスペース名を指定するか、CLI では workspace
create コマンドを使用して、GUI では「ワークスペース管理」ウィンドウの「ファイル」メニューから「ワークスペース作成」を選択して、ディレクトリをワークスペースに変換してください。
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<ファイル名> はどちらのワークスペースにも存在しません - 無視しました
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意味: <ファイル名> が親ワークスペースにも子ワークスペースにも存在しません。
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対処法: 名前が正しく指定されているかどうかを確認してください。
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ファイル名 <ファイル名> 中にパス構成要素 ".." が多過ぎます - 無視しました
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意味: このメッセージが出力される原因としては、次のものが考えられます。
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対処法: パス名の指定時に、パス名の要素として ".." の使用を制限するか、あるいはまったく使用しないでください。
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<行番号> 行目が長すぎるか、ファイル <ファイル名> の EOF が見つかりません
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意味: Codemgr_wsdata/nametable ファイルの読み取り時に、ワークスペース管理コマンドがバッファに入れるには多すぎる文字数が検出されました。行の最大長は 1024 文字です。これは、nametable が壊れている可能性があることを示しています。
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対処法: ワークスペース管理ツールは自動的に名前テーブルを再作成します。これには若干の時間を要します。
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ファイル <ファイル名> の <行番号> 行目の書式が正しくありません
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意味: このメッセージは、ファイル Codemgr_wsdata/nametable が壊れていることを示しています。
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対処法: ワークスペース管理ツールは自動的に名前テーブルを再作成します。これには若干の時間を要します。
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名前テーブルの編集ログのレコード型 <タイプ番号> が不正です <ファイル名> - 無視します
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意味: ブリングオーバーまたはプットバックが途中で中止したときに残された一時ログファイルを、ワークスペース管理コマンドで読み取ろうとしたときに、形式が正しくないレコードが検出されました。これは、ファイルが壊れていることを示しています。
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対処法: workspace
updatenames コマンドを実行して nametable を作成しなおしてから、コマンドを再度実行してください。
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<ファイル名> が開けません。- 通知メールが送信できません
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意味: ワークスペース管理ツールの通知機能が <ファイル名> を開くことができませんでした。このため、現在の操作に関する通知メールは送出されません。
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対処法: <ファイル名> のファイルパーミッションを確認してください。
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通知メールを送るプロセスを fork できません
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意味: システム資源 (メモリー、スワップ領域) の不足により、ワークスペース管理ツールの通知機能は通知メールを送信できませんでした。
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対処法: システム資源の状態を確認してください。
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ファイル名 <ファイル名> はコメント文字 (<コメント文字>) を含んでいます
- 無視しました
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意味: コマンド (または Codemgr_wsdata/args ファイル) に引数として指定したファイル名に、<コメント文字> が含まれています。ワークスペース管理ツールはこの文字をコメントを表わすための文字として認識します。
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対処法: <コメント文字> が含まれない名前に変更してください。それでもなお問題が解決されない場合は、args ファイルにリストされている引数を調べてください。
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2623
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ワークスペース <ワークスペース名> に読み込みロックが残っています
ワークスペース <ワークスペース名> に書き込みロックが残っています
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意味: ワークスペース管理ツールは、<ワークスペース名> にあるロックを削除できませんでした。ディスク領域が足りないか、または Codemgr_wsdata/locks ファイルのパーミッションが変更されています。
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対処法: ワークスペース管理ツールの「オプション」メニューから「ワークスペース」を選択して「ワークスペース属性」ダイアログの「カテゴリ」リストボックスから「ロック」を選択するか、または workspace
locks コマンドを実行して、ロックを削除してください。
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ファイル <ファイル名> はワークスペース <ワークスペース名> 中でチェックアウト中です。
チェックアウトされるファイル中の変更はブリングオーバーされません。
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意味: <ファイル名> が親ワークスペース内でチェックアウトされています。ブリングオーバートランザクションの実行時に g-ファイル内の変更内容はコピーされなかったので、注意してください。
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対処法: なし。
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ファイル <ファイル名> は衝突していません。
SCCS ファイルの同期がとれています。衝突ファイルリストから削除します
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意味: SCCS 履歴ファイル内の情報は、そのファイルに未解決の衝突が存在しないことを示していますが、ワークスペース内の Codemgr_wsdata/conflicts ファイルには衝突が存在するファイルとしてこのファイルがリストされています。コマンドは conflicts ファイルからこのファイルを削除します。
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対処法: なし。
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2626
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ファイル <ファイル名> はワークスペース <ワークスペース名> で未解決のため、ブリングオーバーできませんでした。
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意味: <ファイル名> は、<ワークスペース名> に未解決の衝突が残っているため、ブリングオーバーされませんでした。
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対処法: GUI では衝突解決トランザクションを、CLI では resolve コマンドを使用してその衝突を解決してから、ブリングオーバートランザクションを再度実行してください。
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ディレクトリ <ディレクトリ名> は読み取り専用でマウントされています
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意味: ワークスペース管理ツールは、ブリングオーバーまたはプットバックのトランザクションを行う前に、使用するワークスペースの最上位ディレクトリが書き込み可能であるかどうかをチェックします。ワークスペース内の最上位ディレクトリよりも下のディレクトリが、別の領域から書き込み可能としてマウントされていることもあるため、これはエラーではありません。このメッセージは、ワークスペース最上位ディレクトリのパーミッションが正しく設定されていないことを警告するためのものです。
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対処法: 書き込みが拒否されてしまう場合は、ディレクトリのパーミッションを変更してください。
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get コマンドが PATH <コマンドパス> にないため、g-file は更新しません。
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意味: SCCS get コマンドが検索パス上に存在せず実行できなかったため、g-ファイルをブリングオーバーまたはプットバックのトランザクションで更新できませんでした。
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対処法: トランザクション実行時に g-ファイルを更新する必要がある場合には、検索パスに get コマンドのパスを含めるようにしてください。
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ToolTalk 接続ができなかったため、ファイルマージは起動できません
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意味: resolve コマンドが ToolTalk メッセージと接続できませんでした。ToolTalk サービスは、衝突解決コマンドがファイルマージとの通信を行うときに使用します。
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対処法: ToolTalk サービスは通常、CDE または OpenWindowsのインストール時に一緒にインストールされます。CDE または OpenWindowsのマニュアルを参照して、ToolTalk サービスが存在しない、あるいは応答しない理由を調べてください。
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2630
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このワークスペースは既存のディレクトリに作られます
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意味: 既存のディレクトリをワークスペース管理ツールのワークスペースに変換しています。既存のディレクトリ階層からワークスペースを作成するということは、最上位ディレクトリに Codemgr_wsdata メタデータディレクトリを作成することです。ディレクトリがワークスペースになると、その内容は workspace
delete コマンドを使用して削除することができます。
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対処法: なし。
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ファイル <ファイル名> はチェックアウトされますが、ワークスペース <ワークスペース名> に書き込み許可がないため、ブリングオーバーできませんでした。
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意味: ファイル <ファイル名> が、子ワークスペース <ワークスペース名> 内でチェックアウトされ (p-ファイルが存在する)、書き込み可能であるため、ブリングオーバートランザクションでブリングオーバーされませんでした。このメッセージは、該当ファイルを処理しない方が安全であることを示しています。
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対処法: 書き込みパーミッションを SCCS の状態に合わせて変更してください。
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名前変更でエラーが発生したため、ファイル <ファイル名> の内容変更は行ないません
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意味: <ファイル名> の名前の処理時にエラーが発生しました。このため、コピー元のソースワークスペースのファイルに対する変更内容を宛先ワークスペースにコピーできませんでした。
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対処法: 名前変更の問題を修正し、ワークスペース管理ツールのトランザクションを再度実行してください。
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