Solaris Easy Access Server 3.0 のインストール

現在のディスク使用状況の調査

SEAS 製品ファイルをインストールするディレクトリに十分なディスク容量があるかどうか不明な場合、次のコマンドで現在のディスク使用状況を確認できます。

ファイルシステム統計情報の表示コマンド: df -k

ディスク使用状況の報告コマンド: du directory

ファイルシステム統計情報の表示: df -k directory

コマンド df -k directory は、マウントされているファイルシステムごとに使用されているディスク容量と利用可能なディスク容量を表示します。次の例は、/opt で 101,061K バイトが利用可能であることを示しています。

たとえば、df -k /opt を実行すると、次のように表示されます。

 
Filesystem            kbytes    used   avail capacity  Mounted on
/dev/dsk/c0t0d0s5     123455   10049  101061    10%    /opt

ディスク使用状況の報告: du directory

コマンド du directory は、指定した 1 つまたは複数のディレクトリの下にあるすべてのファイルおよびサブディレクトリに使用されているディスク容量を、サブディレクトリごとに報告します。ディスク使用状況はブロック単位で報告されます。左側にある数字は、ディレクトリに使用されているディスク容量のブロック数を示しています。次の例は、/opt/SUNWits ディレクトリに 18,456 ブロックのディスク容量が使用されていることを示しています。

たとえば、du /opt を実行すると、次のように表示されます。

 
18456   /opt/SUNWits
2       /opt/SUNWleo/include
4       /opt/SUNWleo