Sun WBEM 開発ガイド

クラスの処理

クラスは、アプリケーションの基礎となるものです。CIM WorkShop は、起動時に CIM スキーマと Solaris スキーマを構成するクラスを読み込みます。これらのクラスは、Distributed Management Task Force に準拠しています。これらのクラスの固有のプロパティ、メソッド、および修飾子の値は変更できません。

既存のクラスに新しい値を設定するには、そのクラスに新しいインスタンスまたはクラスを作成します。CIM スキーマと Solaris スキーマのクラスは、テンプレートとして機能します。新しいインスタンスまたはクラスを作成するには、それらのプロパティ、メソッド、および修飾子の値を追加できるように、選択したクラスのコピーを作成します。このような方法で、CIM スキーマまたは Solaris スキーマを独自に拡張することができます。


注 -

継承されたプロパティ、メソッド、および修飾子の値は変更できません。


クラスのインスタンスを作成する方法については、「インスタンスの処理」を参照してください。新しいクラスの作成方法については、以下の節を参照してください。