API により CIM オブジェクトが記述され、処理されます。これらの API により、CIM オブジェクトが Java クラスとして記述されます。オブジェクトとは、プリンタ、ディスクドライブ、CPU などの管理対象リソースをコンピュータ用に記述したモデルです。CIM Object Manager は、Common Information Model (CIM) 2.1 の仕様に準拠しています。そのため、API によってモデル化されるオブジェクトは、標準の CIM オブジェクトに準拠しています。
プログラマは、これらのインタフェースを使用して管理対象オブジェクトを記述したり、特定のシステム環境内の管理対象オブジェクト情報を取り出すことができます。CIM を使用して管理対象オブジェクトをモデル化する場合の利点は、CIM に準拠するシステム間でそれらのオブジェクトを共有できることです。