Sun WBEM 開発ガイド

Solaris 7 でのインストール後の設定

Solaris 7 で Solaris Easy Access Server 3.0 のインストールの一環として Solaris WBEM Services をインストールする場合、Sun Directory Services (SDS) の管理アカウントのパスワードの入力を求めるメッセージが表示されない場合があります。インストール時にこのパスワードを入力しなかった場合は、SDS の起動と Solaris WBEM Services の設定を行うために、以下の手順に従って wbemconfig スクリプトを実行してください。wbemconfig スクリプトは、次の作業を行います。

インストールの後に環境を設定する方法
  1. 次のコマンドを入力して、システム上でスーパーユーザーになります。

    % su
    

  2. メッセージに従い、スーパーユーザーのパスワードを入力します。

  3. 次のコマンドを使用して wbemconfig スクリプトを実行します。

    # /opt/SUNWconn/wbem/bin/wbemconfig
    

  4. メッセージに従い、SDS の管理アカウントパスワードとして設定する任意のパスワードを入力します。

    wbemconfig スクリプトの実行が始まります。SDS が起動し、続いて CIM Object Manager が起動します。MOF コンパイラが起動し、CIM スキーマファイルと Solaris スキーマファイルがコンパイルされます。