コンピュータから Solaris WBEM Services をアンインストールしたい場合には、パッケージの削除を行います。 Solaris WBEM Services パッケージを削除しても、インストールされている WBEM のすべてのファイルが削除されるわけではありません。たとえば、Sun WBEM SDK がインストールされている場合、この製品の関連パッケージは削除されません。Sun WBEM SDK の削除については、第 2 章「Sun WBEM SDK のインストール」、「Sun WBEM SDK のアンインストール」を参照してください。
Sun WBEM SDK と Solaris WBEM Services の両方を削除しても、LDAP スキーマとデータのファイルはインストールされたまま残ります。これらのファイルとファイルを含んでいるサブディレクトリは、パス /opt/SUNWconn/ldap から削除できます。しかし、LDAP データを削除すると、LDAP データを必要とするほかのアプリケーションでエラーが発生する可能性があります。LDAP データを削除したあとで Sun WBEM SDK または Solaris WBEM Services の再インストールを決定した場合は、このデータを再インストールする必要があります。
次のコマンドを入力して、システム上でスーパーユーザーになります。
% su |
Password プロンプトで、スーパーユーザーのパスワードを入力します。
システムプロンプトで、パッケージを削除するために次のコマンドを入力します。
# pkgrm package_name |
package_name の位置には、削除したいパッケージの名前を入力してください。
次に示す確認メッセージが表示されたら、y と入力します。
"Do you want to remove this package?"
SUNWwbcor
SUNWwbdoc
SUNWxxwbi
SUNWxxwbs
SUNWwbapiパッケージは必ず最後に削除してください。これは、ほかのパッケージが SUNWwbapi パッケージに依存しているためです。
パッケージの削除が正常に行われると、次のメッセージが表示されます。
Removal of package_name was successful |
削除するパッケージごとに、システムプロンプトで pkgrm コマンドを入力します。
パッケージの削除が終わったら、exit と入力します。スーパーユーザー権限が終了し、システムプロンプトに戻ります。