必要に応じて、クラスタノード上に Web サーバーをインストールして、SCM で動作させることができます。
HTML 2.0 以降をサポートする Web サーバーをクラスタ内のすべてのノードにインストールします。
Web サーバーには、http://www.sun.com/solaris/webserver からダウンロードできる Sun Web Server などがあります。
SCM で HA-HTTP サービスと HTTP サーバーを稼動させる場合、HTTP サーバーが個別のポートで待機 (listen) するように構成する必要があります。同一のポートを使用すると、2 者間でポートの衝突が発生します。
Web サーバーの構成作業に従って、SCM の index.html ファイルがクライアントからアクセス可能であることを確認します。
SCM のクライアントアプレットは、/opt/SUNWcluster/scmgr ディレクトリの index.html ファイルに入っています。
たとえば、HTTP サーバーのドキュメントルートに移動し、/opt/SUNWcluster/scmgr ディレクトリに対するリンクを作成します。
管理ワークステーションから HotJava ブラウザを実行します。
HotJava ブラウザで、アプレットのセキュリティについて設定します。
SCM によるクラスタ監視を開始する用意ができた時点で、該当する URL を入力します。
http://cluster node/scmgr/index.html |
ブラウザが起動されているクラスタノードのファイル、ポートなどに遠隔のディスプレイワークステーションからアクセスする権限を求めるダイアログボックスが表示されますが、すべてにおいて「OK」をクリックします。
HotJava によるアプレットのダウンロードと実行は時間がかかることがあります。この間、状態情報は表示されません。
メニュー間のナビゲーション、およびメニューによる作業と照会の詳細は、オンラインヘルプを参照してください。