Solaris PC NetLink 管理マニュアル

6.3 未知のファイルシステムに関する問題の解決

SunLink Server プログラムは以下のタイプのファイルシステムのみを認識します。

上記のリスト以外のファイルシステムは s5 ファイルとして取り扱われます。未知のファイルシステムのすべてを s5 以外のタイプとして取り扱うようにするには、lanman.ini ファイルの [ fsi ] セクションにある fsnosupport パラメタを、認識されるファイルシステムの名前に設定します。その後、サーバーを停止して再起動します。

未知の各ファイルシステムを それぞれ特定の既知のファイルシステムに設定する場合は、以下の手順を実行します。

  1. Solaris のシステムプロンプトで次のコマンドを入力します。パス名には未知のファイルシステムに対する実際のパス名を入力し、 Enter を押します。

df -n パス名

システムは、Solaris オペレーティングシステムで指定されたマウントポイントとシステムタイプを表示します。

  1. lanman.iniファイルの [ fsi ] セクションにある fsmap パラメタを以下のように設定します。

unknown:s5,sfs:vxfs,unixファイルシステム: ファイルシステム, ...

unixファイルシステムには手順 1 で返されたファイルシステムタイプの名前を指定します。ファイルシステムには使用する SunLink Server のファイルシステムタイプの名前を指定します。

  1. サーバーを停止して再起動します。

    SunLink Server プログラムは Solaris ファイルシステムを指定された認識可能なファイルシステムにマッピングします。