Solaris システムでは、パス内の名前を区分するのにスラッシュを使用します。これはバックスラッシュを使うクライアントコンピュータとは異なります。しかし、多くのコマンドは、スラッシュとバックスラッシュのどちらでも動作します。
Solaris システムのコマンドプロンプトでパス名を入力する場合は、次の方法のいずれも使用することができます。
1 つのスラッシュ - パスの各エレメントを、次のように 1 つのスラッシュで区切ります。
net share tmpshare=c:/tmp /us:10 /r:"Share for temporary use"
2 つのバックスラッシュ - パスの各エレメントを次のように 2 つのバックスラッシュで区切ります。
net share tmpshare=c:¥¥tmp /us:10 /r:"Share for temporary use"
単一引用符 - 1 つのバックスラッシュでエレメントを区切ったパス全体を次のように単一引用符で囲みます。
net share 'tmpshare=c:¥tmp' r:"Share for temporary use"
値にスペースが含まれているため、その値を二重引用符で囲みたい場合があります。たとえば、domain guests グループへのコメントを変更するには、コマンドを次のように入力します。
net group "domain guests" /comment:"All domain guests"