エントリを所有している WINS サーバーごとに、WINS データベースに保存されている動的および静的マッピングを表示することができます。WINS マネージャを使用して、[マッピング] メニューの [データベースの表示] コマンドを選択します。
デフォルトでは、[データベースの表示] ダイアログボックスで現在選択されている WINS サーバーにある WINS データベースのすべてのマッピングが表示されます。[並べ替え] オプションを選択して、IP アドレス、コンピュータ名、有効期限、バージョン ID、または種類でソートすることができます。ある範囲のマッピングのみを表示するには、[フィルタの設定] ボタンを選択します。
清掃と呼ばれるこの処理は、[WINS サーバーの構成] ダイアログボックスで定義された書き換え間隔と廃棄間隔の関係によって決まる間隔で自動的に行われます。手動でデータベースをクリーンアップすることもできます。
WINS データベースを清掃するには、[マッピング] メニューの [清掃の実行] コマンドを選択します。以下の表で WINS データベースの清掃を行った結果について説明します。
表 5-7 WINS データベースの整頓による影響
清掃前の状態 |
清掃後の状態 |
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書き換え間隔の期限が過ぎ、被所有でアクティブの印が付いている名前 |
解放の印が付きます。 |
廃棄間隔の期限が過ぎ、被所有で解放の印が付いている名前 |
破棄の印が付きます。 |
廃棄タイムアウトの期限が過ぎ、被所有で消去の印が付いている名前 |
削除されます。 |
廃棄間隔の期限が過ぎ、消去の印が付いている名前の複製 |
削除されます。 |
検査間隔の期限が過ぎ、アクティブの印が付いている名前の複製 |
再び有効になります。 |
消去の印が付いているかまたは削除されている名前の複製 |
削除されます。 |