サーバーが使用するエラーログを常に確認してください。クライアントコンピュータからイベントビューアを使用して、SunLink Server システムから SunLink Server Manager を使用して、またはシステムコンソールから elfread コマンドを使用して、システムログ、セキュリティーログ、およびアプリケーションログを表示することができます。印刷関連の問題がある場合は PRINTLOG 共有領域にログが残されます。サーバーの起動に関する問題については、/var/opt/lanman/logs ディレクトリにある lmxstart.log を確認します。
これらのログにエントリがある場合は、今後参照するために保存してください。エラーメッセージは問題の原因を示していることもあるので、決して破棄したり上書きしたりしないでください。これらのログを後に購入先に送る必要がある場合もあります。
次のメッセージは特にサーバーの問題を示しています。
A server process has unexpectedly terminated (サーバープロセスが予期せず終了しました)
このメッセージは、サーバープロセスに予期せぬエラーが発生したことを示しています。サーバーがどのように構成されているかによって、システムに Core ファイルがあるかもしれません。
SunLink Server のレジストリで CoreOk キーワードの値が 1 (はい) に設定されている場合、システムのどこかに Core ファイルがあります。CoreOk の値は次のキーにあります。
SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥ AdvancedServer¥ProcessParameters
ルートディレクトリから次のコマンドを実行して Core ファイルを検索します。
find . -name "core*" -print
発見したファイルをすべて保存します。CoreOk パラメタが 0 に設定されている場合は Core ファイルは作成されません。Core ファイルを作成するために、CoreOk キーワードを 1 に設定しておくとデバッグを行う際に便利です。