SunLink Server Directory Replicator サービスに対するエントリが含まれるレジストリパスは次のとおりです。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Replicator¥Parameters
ExportList REG_SZ キャラクタ文字列
エクスポートディレクトリが更新された時に通知を受信するサーバーまたはドメインを一覧表示します (数に制限はありません)。その後これらのサーバーはエクスポートサーバーから複製を行います。値が指定されていない場合は、エクスポートサーバーはドメインに通知を送信します。複数の名前はセミコロン (;) で区切ります。Replicate キーが 2 (取り込み) の場合は、この値は無視されます。
コンピュータ名を指定するときには、UNC 名は使いません。つまり、名前の先頭にある 2 つのバックスラッシュ (¥¥) を含めないようにします。
デフォルト: (ローカルドメイン名)
ExportPath REG_SZ or REG_EXPAND_SZ パス名
エクスポートパスを指定します。複製されるすべてのファイルはエクスポートディレクトリのサブディレクトリにある必要があります。Replicate キーが 2 (取り込み) の場合は、この値は無視されます。
デフォルト: C:¥var¥opt¥lanman¥shares¥asu¥repl¥export
GuardTime REG_DWORD 0 から Interval 値の 1/2 まで
インポートサーバーがファイルを複製する前に、エクスポートディレクトリが安定 (どのファイルも変更されていない状態) していなければならない時間を分単位で設定します。
このオプションは、ツリーの完全性のあるディレクトリにだけ適用されます。
デフォルト: 2
ImportList REG_SZ キャラクタ文字列
ファイルとディレクトリが複製されるサーバーまたはドメインを一覧表示します (数に制限はありません)。値が指定されていない場合は、ファイルとディレクトリがサーバーのドメインから複製されます。複数の名前はセミコロン (;) で区切ります。Replicate キーが 1 (エクスポート) の場合は、この値は無視されます。
コンピュータ名を指定するときには、UNC 名は使いません。つまり、名前の先頭にある 2 つのバックスラッシュ (¥¥) を含めないようにします。
ImportPath REG_SZ または REG_EXPAND_SZ パス名
エクスポートサーバーから複製を受け取るためのインポートサーバー上のパスを指定します。Replicate キーが 1 (エクスポート) の場合は、この値は無視されます。
デフォルト: C:¥var¥opt¥lanman¥shares¥asu¥repl¥import
Interval REG_DWORD 最小でも GuardTime 値の 2 倍
エクスポートサーバーが、複製されたディレクトリが変更されたかを確認する頻度を分単位で指定します。Pulse キーと一緒に使用します。インポートサーバーでは無視されます。Interval の値は、最小でも GuardTime の値の 2 倍でなければなりません。2 倍以上でない場合は、Replicator サービスは開始されません。
デフォルト: 5
MaxFilesInDirectory REG_DWORD 0 から無限値
複製できるインポート ディレクトリ内のファイルの最大数を指定します。
デフォルト: 2000
Pulse REG_DWORD 1 から 10
エクスポートサーバーが、最後の更新通知を繰り返す頻度を分単位で指定します。このような通知の反復は、元の更新通知を受信しなかったインポートサーバーが通知を受信できるように、変更がなくても行われます。サーバーは繰り返しの通知を送信する前に、(Pulse × Interval) 分待機します。
デフォルト: 3
Random REG_DWORD 1 から 120
インポートサーバーが更新を要求する前に待機する最長時間を秒単位で指定します。インポートサーバーはエクスポートサーバーの Random の値を使用して、ランダムな秒数 (0 から Random の値まで) を求めます。インポートサーバーは、更新通知を受信した後、エクスポートサーバーに複製を要求する前にこの秒数待機します。これによって、更新要求が重なることによるエクスポートサーバーの過負荷を防ぐことができます。
デフォルト: 60
Replicate REG_DWORD 1、2 または 3
次の値に従って、Replicator アクションを指定します。
1 = エクスポート - サーバーは複製されるマスターツリーを保持します。
2 = インポート - サーバーはエクスポートサーバーから更新通知を受信します。
3 = 両方 - サーバーはディレクトリまたはファイルをインポートまたはエクスポートします。
デフォルト: サーバーのロール によって変わります。
TryUser REG_DWORD 0 または 1
ユーザーがローカルでログオンした時に、インポートサーバーがディレクトリを更新するかどうかを指定します。
デフォルト: 0
UnixDirectoryGroup REG_SZ キャラクタ文字列
複製されたディレクトリに対する Solaris システムのグループアカウント名を指定します。
デフォルト: DOS
UnixDirectoryOwner REG_SZ キャラクタ文字列
複製されたディレクトリに対する Solaris システムのユーザーアカウント名を指定します。
デフォルト: lmxadmin
UnixFileGroup REG_SZ キャラクタ文字列
複製されたファイルに対する Solaris システムのグループアカウント名を指定します。
デフォルト: DOS
UnixFileOwner REG_SZ キャラクタ文字列
複製されたファイルに対する Solaris システムのユーザーアカウント名を指定します。
デフォルト: lmxadmin