Solaris Resource Manager 1.1 のインストール

Solaris Resource Manager と Sun Cluster の同時インストール

最初の段階で Solaris Resource Manager と Sun Cluster を同時にインストールする場合、どのような順序でもインストールできます。インストールを始める前に、このマニュアルで説明している Solaris Resource Manager のインストール手順と、『Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール』で説明している Sun Cluster のインストール手順を参照してください。

2 つの製品のインストール作業を一部同時に進めることで、再起動の回数を減らし、インストールの合計時間を短縮できます。2 つの製品のインストール時に考慮すべき点を次の表に示します。


注 -

次の表には、省略可能な作業の概要を示します。インストールを始める前に、両製品の詳しいインストール手順を参照してください。


作業参考資料
 Sun Cluster の管理ワークステーションを用意して、このワークステーションに Sun Cluster クライアントソフトウェアをインストールします。Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール』の第 3 章の「管理ワークステーションの準備をして、クライアントソフトウェアをインストールするには」
 すべてのクラスタノードに Sun Cluster サーバーソフトウェアをインストールします。Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール』の第 3 章の「サーバーソフトウェアをインストールするには」
 クラスタにおいて、ソフトウェアディレクトリパス、IP アドレス、および SCI を設定します。Sun Cluster パッチをインストールしますが、再起動しません。Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール』の第 1 章の「Sun Cluster がサポートする構成」
 すべてのクラスタノードに Solaris Resource Manager をインストールして、すべてのノードを再起動します。「パッケージのインストール」
 クラスタの構成を終了します。Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール』の第 1 章「Sun Cluster がサポートする構成」