Sun Enterprise 10000 サーバーには、直接接続された CD-ROM ドライブは付属していません。その代わりに、SSP (System Service Processor) に CD-ROM ドライブが内蔵されています。このため、Sun Enterprise 10000 サーバーの場合、CD 上のソフトウェアが関係するインストールでは、次の 2 つの追加作業が必要になります。
SSP の CD-ROM ドライブに Solaris Resource Manager 1.1 CD を挿入します。
SSP でスーパーユーザーになり、CD-ROM を共有します。
ssp# share -F nfs -o ro,anon=0 /cdrom/cdrom0 |
Sun Enterprise 10000 システムはドメインに分けられ、それぞれのドメインは独自のサーバーとして活動して、それぞれの Solaris 環境を実行します。これは、Solaris Resource Manager 1.1 の機能をもたせようとするドメインすべてに Solaris Resource Manager をインストールする必要があることを意味します。このマニュアルでは「システム」とは、Sun Enterprise 10000 サーバーの「ドメイン」のことです。
プラットフォームのすべてのドメインに Solaris Resource Manager をインストールする必要はありません。Solaris Resource Manager のサービスを必要とするドメインにだけインストールしてください。