Solaris Resource Manager 1.1 のシステム管理

srmadm を使って Solaris Resource Manager を有効にする

システム管理者は、srmadm コマンドを使って、Solaris Resource Manager の操作状態やシステム全体の構成を制御できます。このコマンドは、通常、実行レベル 2 または 3 に移行するときに、Solaris Resource Manager の init.d(4) スクリプト /etc/init.d/init.srm の中で使用されます。この目的は、システムをブートするたびにすべてのパラメータに適切な値を設定し、ユーザーがシステムにアクセスする前に Solaris Resource Manager システムを有効にすることです。さらに、srmadm コマンドは、Solaris Resource Manager の大域パラメータを管理するときにも使用します。srmadm を使って設定できるパラメータのリストについては、srmadm(1MSRM) のマニュアルページを参照してください。Solaris Resource Manager の init.d スクリプトで srmadm コマンドを実行すると、次のことが行われます。

srmadm コマンドの一般的な呼び出し方法については、srmadm による Solaris Resource Manager の大域パラメータ」を参照してください。