idle l ノード (srmidle) は、カーネルのすべてのアイドル CPU コストを負担するものとして管理者が指定した l ノードです。インストール時に idle ユーザー (ユーザー名 srmidle) は ユーザー ID 41 で作成されます。idle l ノードにはゼロ割当数を指定します。そのため接続されるプロセスは、他のプロセスが動作中でないときだけ実行されます。idle l ノードは、srmadm コマンドを使って割り当てます。
ブート時のデフォルトの idle l ノードは root l ノードです。マルチユーザーモードへ移行するときに、init.d スクリプトは、アカウント srmidle があれば、その l ノードを idle l ノードにします。この動作をカスタマイズするには、使用する別の l ノードを /etc/init.d/init.srm スクリプトに指定します。
idle l ノードが root でない場合は、root の直接の子でなければなりません。