Solaris Resource Manager 1.1 のシステム管理

limadm コマンド

課金が終わった後に accrue 属性をゼロにするには、課金システムで limadm(1MSRM) コマンドを使用します。

# limreport 1 '%u¥tcpu.accrue=0,mem.accrue=0¥n' uid | limadm set -u -f

たとえば、このコマンドでは、limreport コマンドを使って一連のコマンドを生成し、パイプを使って limadm に渡します。すべての l ノードが選択され、l ノードごとに accrue 属性がゼロにされます。

管理者は、l ノードの accrue 属性をいつ消去するかを慎重に決める必要があります。このタイミングは課金方針によって変わります。たとえば、グループレベルの課金処理後に、グループメンバーに個別に課金する場合には、両方の課金処理が終わるまで、グループメンバーの accrue 属性を消去することはできません。しかし、個別の課金を行わない場合は、個別の属性が使用されていない場合でも、グループメンバーの accrue 属性をグループヘッダーの属性と同時に消去してください。

補足説明については、limadm(1MSRM) のマニュアルページを参照してください。