Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール

サービスとアプリケーションに関する制限事項

サービスとアプリケーションに関する次の制限事項に注意してください。

Sun Cluster の予約済みデフォルトポート番号

Sun Cluster では、内部で使用するために一定のポート番号が予約されています。これらのポート番号は clustername.cdb ファイルに格納されています。構成やデータサービス、アプリケーションを計画するときには、次の予約済みポート番号に注意してください。

さらに、Solaris では、UNIX Distributed Lock Manager (UDLM) のためにポート番号 6000〜6031 が予約されています。UDLM は、Oracle Parallel Server 構成で使用されます。

表 2-4 Sun Cluster の予約済みポート番号

ポート番号 

ポート番号 

5556 

Cluster Membership Monitor 

5568-5599 

VERITAS Volume Manager のクラスタ機能 (vxclust)

5559 

VERITAS Volume Manager のクラスタ機能 (vxkmsgd)

5560 

VERITAS Volume Manager のクラスタ機能 (vxconfigd)

603 

sm_configdsmad (TCP および UDP 用)

sm_configdsmad の場合を除き、これらのポート番号を変更することはできません。sm_configd または smad によって使用されるポート番号を変更する場合は、すべてのノードの /etc/services ファイルを編集します。これらのファイルはすべてのノードで同一でなければなりません。sm_configdsmad 以外の場合は、アプリケーションで使用されているポート番号を変更する必要があります。