このマニュアルについて


このマニュアルの最終更新日: 2001年5月15日

このマニュアルでは、NSAPI (Netscape Server Application Programming Interface) を使用してサーバアプリケーション関数 (Server Application Functions: SAF) を定義するプラグインを構築し、iPlanet^TM Web Server, Edition バージョン 6.0 を拡張および変更する方法について説明します。 さらに、構成ファイル obj.conf、magnus.conf、server.xml、および mime.types の用途と使用方法についても説明し、これらの構成ファイルで使うことのできる指令および関数の一覧も掲載しています。 また、新しいプラグインの定義に使うことのできる NSAPI 関数のリファレンスも記載しています。

このマニュアルは、次の章および付録から構成されています。

• 第 1 章「サーバの動作の基本」

  この章では、iPlanet Web Server が、初期化タスクの実行やクライアント要求の処理に構成ファイルをどのように使用するかについて説明します。

• 第 2 章「obj.conf の構文と使用法」

  この章では、構成ファイル obj.conf について詳しく説明します。 また、サーバに要求の処理方法を指示するための、このファイル内での構文および指令の使用方法についても説明します。

• 第 3 章「事前定義済みの SAF および要求処理プロセス」

  この章では、要求処理プロセスの各段階について説明します。さらに、各段階で呼び出すことのできる SAF の API リファレンスも掲載しています。

• 第 4 章「カスタム SAF の作成」

  この章では、新しい SAF を定義するユーザ独自のプラグインを作成して、サーバが要求を処理する方法を変更または拡張する方法について説明します。

• 第 5 章「NSAPI 関数のリファレンス」

  この章では、NSAPI に含まれている関数のリファレンスを掲載しています。 SAF を定義するには、NSAPI 関数を使います。

• 第 6 章「カスタム SAF の例」

  この章では、要求処理プロセスの各段階で使うカスタム SAF の例について説明します。

• 第 7 章「magnus.conf の構文と使用法」

  この章では、初期化時に iPlanet Web Server を構成するために、構成ファイル magnus.conf に設定できる変数について説明します。

• 第 8 章「仮想サーバの構成ファイル」

  この章では、iPlanet Web Server で仮想サーバを構成するために、構成ファイル server.xml に設定できる変数について説明します。

• 付録 A「データ構造体のリファレンス」

  この付録では、よく使われる NSAPI データ構造体のいくつかを説明します。

• 付録 B「MIME タイプ」

  この付録では、ファイル拡張子をファイルタイプにマッピングする MIME タイプファイルについて説明します。

• 付録 C「ワイルドカードパターン」

  この付録には、obj.conf、各種の事前定義済みの SAF、および一部の NSAPI 関数で値を指定するときに使うことのできるワイルドカードパターンの一覧を掲載しています。

• 付録 D「時刻の書式」

  この付録には、時刻書式の一覧を掲載しています。

• 付録 E「HTTP (HyperText Transfer Protocol)」

  この付録では、HTTP の概要を示します。

• 付録 F「動的に結果をキャッシュする関数」

  この付録では、結果をキャッシュするプラグインを作成する方法について説明します。

• 付録 G「NSAPI 関数とマクロのアルファベット順リスト」
  付録 H「magnus.conf 内の指令のアルファベット順リスト」
  付録 I「事前定義済みの SAF のアルファベット順リスト」

  これらの付録には、NSAPI 関数、事前定義済みの SAF、および magnus.conf に含まれる変数が簡単に検索できる、アルファベット順の一覧を掲載しています。

  
  

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  注	このマニュアルでは、特に Linux と明記されていない限り、UNIX 固有の記述はすべて、Linux オペレーティングシステムにも当てはまります。

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