第 2 章
構成ファイル
構成ファイルは、 iPlanet Web Server の動作をコントロールします。 この章では、構成ファイルごとに 目的、場所、および内容または構文 を説明し、ファイルで使用できる指令やパラメータをすべて表にして簡単に説明します。 他のマニュアルで指令やパラメータを詳しく説明している場合は、関連項目に参照先を示します。
iPlanet Web Server 4.x 以降の構成ファイルの変更点については、付録 A「iWS 4.x と 6.0 の設定の変更点」を参照してください。
次の設定ファイルをアルファベット順に説明します。
backups.conf
目的
構成ファイルのバックアップを追跡します。
場所
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
file:path_to_backup:version:timestamp:original_path
...
backup_version_history
...
内容
backups.conf:Version 4.0
https-admserv.acl:httpacl/genwork.https-admserv.acl:2:952103058:httpacl/genwork.h
ttps-admserv.acl
magnus.conf:https-admserv/conf_bk/magnus.conf:2:952103070:https-admserv/config/ma
gnus.conf
obj.conf:https-admserv/conf_bk/obj.conf:2:952103060:https-admserv/config/obj.conf
mime.types:https-admserv/conf_bk/mime.types:2:952103060:https-admserv/config/mime
.types
jvm12.conf:https-admserv/conf_bk/jvm12.conf:2:952103068:https-admserv/config/jvm1
2.conf
servlets.properties:https-admserv/conf_bk/servlets.properties:2:952103068:https-a
dmserv/config/servlets.properties
contexts.properties:https-admserv/conf_bk/contexts.properties:2:952103068:https-a
dmserv/config/contexts.properties
rules.properties:https-admserv/conf_bk/rules.properties:2:952103068:https-admserv
/config/rules.properties
952103058:https-admserv.acl/1::
952103060:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1::
952103060:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1:obj.conf/1::
952103060:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1:obj.conf/1:mime.types/1::
952103068:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1:obj.conf/1:mime.types/1:jvm12.conf/1:
:
952103068:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1:obj.conf/1:mime.types/1:jvm12.conf/1:
servlets.properties/1::
952103068:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1:obj.conf/1:mime.types/1:jvm12.conf/1:
servlets.properties/1:
contexts.properties/1::
952103068:https-admserv.acl/1:magnus.conf/1:obj.conf/1:mime.types/1:jvm12.conf/1:
servlets.properties/1:
contexts.properties/1:rules.properties/1::
952103068:https-admserv.acl/2:magnus.conf/2:obj.conf/2:mime.types/2:jvm12.conf/2:
servlets.properties/2:
contexts.properties/2:rules.properties/2::Added ExtraPath for
Java.--EOF--
表 2-1 backup.conf
項目
|
説明
|
file
|
バックアップを作成するファイル名。 たとえば server.xml、obj.conf など
|
path_to_backup
|
バックアップファイルへのパス
|
version
|
ファイルのバージョン
|
timestamp
|
バックアップの時刻表示
|
original_path
|
バックアップしたファイルへのパス
|
backup_version_history
|
ファイルのバージョン履歴
|
certmap.conf
目的
name で指定した証明書を issuerDN で指定した LDAP エントリにマップする方法を設定します。
場所
server_root/bin/https/install/misc
server_root/userdb
構文
certmap name issuerDN
name:property1 [value1]
name:property2 [value2]
...
デフォルトの証明書は default と名付けられ、デフォルトの issuerDN は default と名付けられます。 したがって、ファイルでは最初の certmap を、次のように定義する必要があります。
certmap default default
行頭に # を付けると、その行がコメントであることを表示します。
関連項目
iPlanet Web Server の『管理者ガイド』
表 2-2 certmap.conf
プロパティ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
DNComps
|
「説明」を 参照
|
コメントアウト
|
ユーザエントリに証明書をマッピング中に LDAP 検索を行う場合のベース DN の作成に使用する。 値は次のとおり
コメントアウトの場合は、 証明書のユーザ DN を使用する
空白の場合は、 LDAP ツリー全体を検索する (DN == suffix)
属性がコンマで区切られている場合は、 DN を作成する
|
FilterComps
|
「説明」を 参照
|
コメントアウト
|
ユーザエントリに証明書をマッピング中に LDAP 検索を行う場合のフィルタの作成に使用する。 値は次のとおり
|
verifycert
|
on または off
|
off (コメントアウト)
|
証明書を検証するかどうかを指定する
|
CmapLdapAttr
|
LDAP 属性名
|
certSubjectDN (コメントアウト)
|
証明書の DN を持つ LDAP データベースの属性名を指定する
|
library
|
共有ライブラリまたは dll へのパス
|
なし
|
カスタム証明書マッピングコードへのライブラリパスを指定する
|
InitFn
|
初期化関数名
|
なし
|
library が参照する証明書マッピングコードの初期化関数を指定する
|
cjava.properties
目的
サーブレットと JVM のエラーメッセージを定義します。
場所
server_root/bin/https/res
構文
error = message
エラーは編集できないので、ここでは扱いません。 メッセージの編集はできますが、お勧めしません。
cluster.xml
目的
サーバのバックアップ用クラスタとサーバファームのフェイルオーバーを定義します。 このファイルは、少なくとも 1 つのクラスタが定義されている場合にだけ存在します。
場所
server_root/https-admserv/config
構文
ほとんどのファイルには次のような基本的な XML 構文があり、要素が入れ子になっています。
<ELEMENT attribute="value" attribute="value" ... >
<SUBELEMENT attribute="value" attribute="value" ... />
</ELEMENT>
表 2-3 では要素を太字で表して属性と区別しています。
関連項目
iPlanet Web Server の『管理者ガイド』
表 2-3 cluster.xml
要素/属性
|
使用できるサブ要素または値
|
説明
|
CLUSTER
|
MASTER
|
Web サーバのクラスタを定義する
|
id
|
テキスト文字列
|
クラスタの ID
|
MASTER
|
SLAVE
|
クラスタのマスターサーバを定義する
|
id
|
テキスト文字列
|
マスターの ID
|
hostname
|
通常は server_id
|
マスターのホスト名
|
adminport
|
|
マスターの管理ポート
|
instance
|
https-server_id
|
マスターのサーバインスタンス名
|
SLAVE
|
(なし)
|
クラスタのスレーブサーバを定義する
|
id
|
テキスト文字列
|
スレーブの ID
|
hostname
|
通常は server_id
|
スレーブのホスト名
|
adminport
|
|
スレーブの管理ポート
|
instance
|
https-server_id
|
スレーブのサーバインスタンス名
|
protocol
|
http, https
|
クライアントとの通信に使用するプロトコル
|
substitute
|
マスターまたはスレーブの id、または null
|
このサーバが停止した場合の代用サーバの ID
|
contexts.properties
目的
iPlanet Web Server 4.x との下位互換用です。 サーブレットを構成する代わりに、 web-apps.xml を使用することをお勧めします。
コンテキストを定義し、複数のサーブレットでデータを交換してお互いのフィールドにアクセスできるようにします。 コンテキストは、仮想サーバの定義やコードの分離に便利です。 デフォルトのコンテキストは global です。 iPlanet Web Server 6.0 では、デフォルトの仮想サーバだけをサポートします。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
context.context_name.property=value
表 2-4 に、プロパティと可能な値を示します。
関連項目
iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』
server.xml ファイルおよび web-apps.xml ファイル
付録 A「iWS 4.x と 6.0 の設定の変更点」
次の Web サイトの Servlet 2.2 API 仕様
http://java.sun.com/products/servlet/index.html
表 2-4 contexts.properties
プロパティ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
sessionmgr
|
セッションマネージャのオブジェクト
|
com.iplanet. server.http. session. IWSSessionMan-ager
(すべてを 1 行に記述し、ダッシュは使用しない)
|
コンテキストのセッションマネージャ名。 MMapSessionManager などのセッションマネージャが、インスタンス化できるのは、サーバ内で 1 度だけ
|
sessionmgr.initArgs
|
コンマで区切った name=value の組み合わせ
|
セッションマネージャによって異なる
|
セッションマネージャ固有のパラメータのリスト。 詳細は、iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』を参照
|
initArgs
|
コンマで区切った name=value の組み合わせ
|
initial=0
|
コンテキスト属性の追加リスト
|
respondCookieVersion
|
cookie のバージョン番号
|
0
|
特定の cookie バージョンに応答するかどうかをサーバに伝える
|
tempDir
|
パス
|
/tmp
|
一時ディレクトリに Servlet API 2.2 プロパティを設定する。 スラッシュ (/) だけを使用する
|
reloadInterval
|
秒数
|
5
|
サーバが JSP を調べてサーブレットファイルの修正を開始するまでの時間。 global コンテキストだけに適用する
|
bufferSize
|
バイト数
|
4096
|
HTTP 出力ストリームの初期バッファサイズ
|
docRoot
|
スラッシュを使って指定されるパス
|
Web サーバのドキュメントルート
|
コンテキストのドキュメントルート。 docRoot が指定されていない場合、Web サーバのドキュメントルートは使用されない
|
inputStreamLengthCheck
|
true、false
|
true
|
Content-Length のバイト数を読み込んだら、データの読み込みを停止するように ServletInputStream に指示する
|
outputStreamFlushTimer
|
秒数
|
0
|
最後のフラッシュ以降、指定した秒数が経過したらストリームにデータをフラッシュさせる。 0 に設定すると、このプロパティは無視される
|
uri
|
URI
|
/
|
コンテキストのベースとなる URI の追加接頭辞
|
authdb
|
データベース名
|
default
|
承認データベース名。 このデータベースは、USERDB 要素の database 属性にある server.xml ファイルと、dbswitch.conf ファイルでも定義する必要がある
|
classpath
|
パス
|
|
このコンテキストのグローバルクラスパス
|
singleClassLoader
|
true、false
|
false
|
コンテキストのすべてのサーブレットで単独のクラスローダーを使用するかどうかをサーブレットエンジンに指示する
|
serverName
|
サーバの インスタンス名
|
|
コンテキストでサーブレットを実行するサーバインスタンスを指定するために使用される
|
contentTypeIgnoreFromSSI
|
true、false
|
true
|
true の場合、SSI から呼び出される setContentType を無視する
|
parameterEncoding
|
none、auto、responseCT、または utf8 や Shift_JIS などの特定の encoding
|
auto
|
次の形式のパラメータを復号化する方法を Web サーバに指示する
encoding: 特定の符号化を使用する
none: システムのデフォルトの符号化を使用する
auto: 次の順序で符号化の方式を試みる。 1) charset、2) parameter Encoding属性、3) j_encoding などの隠し形式フィールド。 これ以外の場合は none と同じ
responseCT: 応答がある場合はコンテンツの種類による符号化を試みる。それ以外の場合は none に同じ
|
isModifiedCheckAggressive
|
true、false
|
false
|
サーブレットローダーが依存度を積極的に確認し、変更された サーブレットを再読み込みするかどうかを判定する
|
cron.conf
目的
サーバがログファイルのバックアップなどの保守アクティビティを、定期的に実行するようにプログラムします。 ns-cron.conf ファイルで、cron.conf ファイルの起動をコントロールします。
場所
server_root/https-admserv/config
構文
<Object name=name>
Command "command"
User user
Time nn:nn
Days day day ...
</Object>
次に、ログのローテーションを管理する cron.conf ファイルの例を示します。
<Object name=https-server_id_rotatelg0>
Command "server_root/bin/https/httpadmin/bin/rotlog https-server_id"
User LocalSystem
Time 03:00
Days Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
</Object>
表 2-5 cron.conf
指令
|
使用できる値
|
説明
|
name
|
|
保守アクティビティのオブジェクト名
|
Command
|
|
保守アクティビティを行うコマンドまたはスクリプト。 任意のコマンドまたは実行ファイル
|
User
|
|
システムユーザ名
|
Time
|
24 時制の時刻
|
アクティビティを実行する時刻
|
Days
|
Sun、Mon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat
|
アクティビティを実行する曜日
|
dbswitch.conf
目的
iPlanet Web Server で使用する LDAP ディレクトリを指定します。
場所
server_root/userdb
構文
directory name LDAP_URL
name:property1 [value1]
name:property2 [value2]
...
このファイルのデフォルトの内容は次のとおりです。
directory default null:///none
SSL の匿名バインディングでは、ファイルを次のように編集します。
directory default ldaps://directory.netscape.com:636:/dc%3Dcom
SSL でない匿名バインディングでは、ファイルを次のように編集します。
directory default ldap://directory.netscape.com:389:/dc%3Dcom
関連項目
iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 8 章
表 2-6 dbswitch.conf
プロパティ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
nsessions
|
正の整数
|
8
|
データベースに対する LDAP 接続数
|
dyngroups
|
off、on、recursive
|
on
|
ダイナミックグループの処理方法を決定。 off の場合、ダイナミックグループはサポートされない。 on の場合、ダイナミックグループはサポートされる。 recursive の場合、ダイナミックグループに他のグループを入れることができる
|
binddn
|
有効な DN
|
|
データベース接続に使用する DN。 binddn および bindpw の両方がない場合、匿名でバインドされる
|
bindpw
|
|
|
データベース接続に使用するパスワード。 binddn および bindpw の両方がない場合、匿名でバインドされる
|
dcsuffix
|
有効な DN (LDAP URL に関連)
|
(なし)
|
要求の仮想サーバに対するベース DN のデフォルト値がある場合、接続グループの servername 属性は、 DC ツリーの dcsuffix DN から検索して決定される。それ以外の場合、ベース DN のデフォルト値は、 LDAP URL の base DN 値となる
server.xml ファイルにある USERDB 要素の basedn 属性は、この値を無視する
|
digestauth
|
off、on
|
off
|
データベースがダイジェスト認証を行うかどうかを指定する。 on の場合、特別なディレクトリサーバプラグインが必要。 このプラグインのインストール方法は、iPlanet Web Server の『管理者ガイド』を参照
|
iwsstats.xml
目的
サーバのパフォーマンスに関する統計をレポートします。 obj.conf の stats-xml SAF で設定し、この SAF を使用する場合にだけ存在します。 このファイルは読み取り専用で、変更できません。
場所
次のディレクトリで、動的に生成されます。
server_root/https-server_id/stats-xml/iwsstats.xml
表示場所は次のとおりです。
http://server_id:port/stats-xml/iwsstats.xml
構文
ファイルには次のような基本的な XML 構文があり、要素が入れ子になっています。
<ELEMENT attribute="value" attribute="value" ... >
<SUBELEMENT attribute="value" attribute="value" ... />
</ELEMENT>
表 2-7 では要素を太字で表して属性と区別しています。
関連項目
iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 3 章
表 2-7 iwsstats.xml
要素/属性
|
サブ要素または値
|
説明
|
stats
|
server
|
最上位レベルの統計要素。 stats-xml の統計情報はすべてこの要素に含まれている。
|
enabled
|
0 (off), 1 (on)
|
統計情報の収集が有効かどうかを示す (on)
|
versionMajor
|
|
統計形式のメジャーバージョン。 このバージョンの iPlanet Web Server では、値は 1 に固定されている
|
versionMinor
|
|
統計形式のマイナーバージョン
|
server
|
connection-queue、 thread-pool、 profile、process、 virtual-server
|
サーバのインスタンスを記述する
|
id
|
|
サーバのインスタンス ID ( たとえば https-www.iplanet.com)
|
versionServer
|
|
iPlanet Web Server のバージョンを表す文字列 (たとえば iPlanet-WebServer-Enterprise/6.0 B1-12/20/2000 13:56 (SunOS DOMESTIC))
|
timeStarted
|
00:00:00 1/1/1970 以後の秒
|
このサーバのインスタンスを開始した時刻
|
secondsRunning
|
|
このサーバのインスタンスを開始してからの秒数
|
ticksPerSecond
|
|
1 秒ごとの刻み数。 この値はシステムに依存する
|
maxProcs
|
|
最大プロセス数
|
maxThreads
|
|
スレッド処理の最大要求数
|
maxVirtualServers
|
|
仮想サーバの最大数
|
flagProfilingEnabled
|
0 (off)、1 (on)
|
NSAPI のパフォーマンスプロファイルが有効 (on) かどうかを示す
|
flagVirtualServer Overflow
|
0 (no), 1 (yes)
|
maxVirtualServers を超える仮想サーバが設定されている (yes) かどうかを示す。 この属性が 1 に設定されている場合は、すべての仮想サーバの統計が追跡されているわけではない
|
connection-queue
|
(なし)
|
接続キューを表す。この場合のキューは、要求が提供される前にキューに入ったものである。 iPlanet Web Server 6.0 の接続キューは 1 つしかない。 今後のバージョンでは複数の接続キューに対応する予定
|
id
|
|
接続キューの ID
|
thread-pool
|
(なし)
|
magnus.conf ファイルで定義されているスレッドプール
|
id
|
|
スレッドプールの ID
|
name
|
|
スレッドプールの記号名
|
profile
|
(なし)
|
magnus.conf ファイルで定義されている NSAPI パフォーマンスプロファイルのバケット
|
id
|
|
NSAPI パフォーマンスプロファイルのバケット ID
|
name
|
|
NSAPI パフォーマンスプロファイルのバケットの記号名
|
description
|
|
NSAPI パフォーマンスプロファイルのバケットの説明
|
process
|
connection-queue- bucket、 thread-pool-bucket、 dns-bucket、 keepalive-bucket、 cache-bucket、 thread
|
サーバインスタンスの単独サーバプロセス
|
pid
|
|
このプロセスを一意に識別するオペレーティングシステムのプロセス識別子
|
mode
|
unknown、active
|
このプロセスが有効な場合は active を表示する
|
timeStarted
|
00:00:00 1/1/1970 以後の秒
|
このプロセスを開始した時刻
|
countConfigurations
|
|
構成が読み込まれた回数。この情報が利用できない場合は 0
|
connection-queue-bucket
|
(なし)
|
特定の connection-queue に関連する統計を追跡する
|
connection-queue
|
|
connection-queue 要素の ID
|
countTotalConnections
|
|
新しく受け入れられた接続の総数
|
countQueued
|
|
現在キューに入っている接続の数
|
peakQueued
|
|
同時にキューに入っている最大接続数
|
maxQueued
|
|
キューに入れることができる最大接続数
|
countOverflows
|
|
キューが満杯で、接続をキューに入れられなかった回数
|
countTotalQueued
|
|
キューに入っている接続の総数。 所定の接続が何回もキューに入ることがあり、countTotalQueued が countTotalConnections 以上になることがある
|
ticksTotalQueued
|
刻み数はシステムに依存する時間の単位。 ticksPerSecond を参照
|
キューの中で接続が必要とした、総刻み数
|
thread-pool-bucket
|
(なし)
|
特定の thread-pool に関連する統計を追跡する
|
thread-pool
|
|
thread-pool 要素の ID
|
countThreadsIdle
|
|
現在アイドル状態にあるスレッドを処理する要求数
|
countThreads
|
|
スレッド処理の要求数
|
maxThreads
|
|
現在あるスレッドを処理できる最大要求数
|
countQueued
|
|
このスレッドプールで処理するためにキューに入っている要求数
|
peakQueued
|
|
同時にキューに入っている最大要求数
|
maxQueued
|
|
キューに入れることができる最大要求数
|
dns-bucket
|
(なし)
|
DNS (Domain Name System) 統計を追跡する
|
flagCacheEnabled
|
0 (off), 1 (on)
|
DNS のキャッシュが有効 (on) かどうかを示す
|
countCacheEntries
|
|
現在キャッシュにある DNS エントリの数
|
maxCacheEntries
|
|
キャッシュが格納できる最大 DNS エントリ数
|
countCacheHits
|
|
DNS キャッシュ検索の成功回数
|
countCacheMisses
|
|
DNS キャッシュ検索の失敗回数
|
flagAsyncEnabled
|
0 (off), 1 (on)
|
非同期 DNS のキャッシュが有効 (on) かどうかを示す
|
countAsyncNameLookups
|
|
非同期 DNS 名前検索の総実行回数
|
countAsyncAddrLookups
|
|
非同期 DNS アドレス検索の総実行回数
|
countAsyncLookups InProgress
|
|
現在実行中の非同期 DNS 検索数
|
keepalive-bucket
|
(なし)
|
keepalive (常時接続) 統計を追跡する
|
countConnections
|
|
現在 keepalive モードにある接続数
|
maxConnections
|
|
keepalive の最大同時接続数
|
countHits
|
|
keepaliv モードの接続により有効な要求が作成される回数
|
countFlushes
|
|
サーバにより keepalive 接続が閉じられた回数
|
secondsTimeout
|
|
アイドル状態の keepalive 接続をサーバが閉じるまでの秒数
|
cache-bucket
|
(なし)
|
ファイルキャッシュ (NSFC) 統計を追跡する
|
flagEnabled
|
0 (off), 1 (on)
|
ファイルキャッシュが有効 (on) かどうかを示す
|
secondsMaxAge
|
秒数
|
ファイルキャッシュの最大エントリ期間
|
countEntries
|
|
現在ファイルキャッシュにあるエントリ数
|
maxEntries
|
|
ファイルキャッシュが同時に格納できる最大キャッシュエントリの数
|
countOpenEntries
|
|
オープンファイルに関連付けられているエントリ数
|
maxOpenEntries
|
|
ファイルキャッシュが同時に格納できる、オープンファイルに関連付けられている最大キャッシュエントリの数
|
sizeHeapCache
|
バイト数
|
キャッシュファイルの内容が使用するヒープ総量
|
maxHeapCacheSize
|
バイト数
|
ファイルキャッシュがキャッシュされたファイル内容に使用する最大ヒープ総量
|
sizeMmapCache
|
バイト数
|
メモリにマップされたファイルの内容が使用するアドレス空間の総量
|
maxMmapCacheSize
|
バイト数
|
メモリにマップされたファイルの内容が使用するファイルキャッシュのための、アドレス空間の総量の最大値
|
countHits
|
|
キャッシュエントリ検索の成功回数
|
countMisses
|
|
キャッシュエントリ検索の失敗回数
|
countInfoHits
|
|
ファイル情報検索の成功回数
|
countInfoMisses
|
|
ファイル情報検索の失敗回数
|
countContentHits
|
|
ファイル内容検索の成功回数
|
countContentMisses
|
|
ファイル内容検索の失敗回数
|
thread
|
request-bucket, profile-bucket
|
要求処理スレッドを表す
|
mode
|
unknown、idle、DNS、 request、processing、 response、updating
|
スレッドの最新状態
|
timeStarted
|
00:00:00 1/1/1970 以後の秒
|
このスレッドを開始した時刻
|
connection-queue
|
|
スレッドが提供する connection-queue の ID
|
virtual-server
|
|
スレッドが最後に提供した virtual-server の ID
|
virtual-server
|
request-bucket、 profile-bucket
|
仮想サーバを表す
|
id
|
|
仮想サーバの ID
|
mode
|
unknown、active
|
この仮想サーバが有効な場合は active を表示する
|
hosts
|
|
この仮想サーバでサービスを受けるソフトウェアの仮想サーバホスト名 (たとえば www.foo.com foo.com foo.isp.com)
|
interfaces
|
|
仮想サーバが構成されているインタフェース (待機ソケット) (たとえば 192.168.1.2:80 192.168.1.2:443)
|
request-bucket
|
(なし)
|
要求に関連する統計を追跡する
|
method
|
|
最後にサービスを受けた要求のメソッド (たとえば GET)
|
uri
|
|
最後にサービスを受けた URI (たとえば /index.html)
|
countRequests
|
|
サービスを受けた要求数
|
countBytesReceived
|
|
受信バイト数。0 の場合は、この情報が利用できない
|
countBytesTransmitted
|
|
送信バイト数。0 の場合はこの情報が利用できない
|
rateBytesTransmitted
|
毎秒のバイト数
|
サーバで定義した間隔でデータを送信する速度。0 の場合はこの情報が利用できない
|
countOpenConnections
|
|
オープン接続数。0 の場合はこの情報が利用できない
|
count2xx
|
|
200 レベル応答の送信数
|
count3xx
|
|
300 レベル応答の送信数
|
count4xx
|
|
400 レベル応答の送信数
|
count5xx
|
|
500 レベル応答の送信数
|
countOther
|
|
200、300、400、500 レベル以外の応答の送信数
|
count200
|
|
200 応答の送信数
|
count302
|
|
302 応答の送信数
|
count304
|
|
304 応答の送信数
|
count400
|
|
400 応答の送信数
|
count401
|
|
401 応答の送信数
|
count403
|
|
403 応答の送信数
|
count404
|
|
404 応答の送信数
|
count503
|
|
503 応答の送信数
|
profile-bucket
|
(なし)
|
profile 要素に関連する統計を追跡する
|
profile
|
|
profile 要素の ID
|
countCalls
|
|
NSAPI SAF への呼び出し数
|
countRequests
|
|
処理された要求数
|
ticksDispatch
|
刻み数はシステム依存型の時間単位。ticksPerSecond を参照
|
ディスパッチ要求に使用される刻み数
|
ticksFunction
|
刻み数はシステム依存型の時間単位。ticksPerSecond を参照
|
NSAPI SAF で使用される刻み数
|
jvm12.conf
目的
Java 仮想マシンの設定を変更できます。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
[JVMConfig]
setting=value
...
関連項目
iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』
表 2-8 jvm12.conf
設定
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
variable
|
任意の JVM 環境変数
|
|
JVM 環境変数は、次の例のように jvm.conf にインクルードして値を指定することができる (1 行に記述)
org.omg.CORBA.ORBClass=com.inprise.vbroker.orb.ORB
|
jvm.minHeapSize
|
|
1048576 (1 M バイト)
|
Java に割り当てられた最小ヒープサイズ
Solaris では、この値を 3145278 (3 M バイト) に変更する。 HPUX では、この値を 4194304 (4 M バイト) に変更する。 他のオペレーティングシステムでは 1 M バイトを推奨
|
jvm.maxHeapSize
|
|
16777216 (16 M バイト)
|
Java に割り当てられた最大ヒープサイズ
|
jvm.enableClassGC
|
0 (off), 1 (on)
|
0
|
クラスのガーベジコレクションを有効または無効にする
|
jvm.verboseMode
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
JVM 冗長モードを有効または無効にする。 on の場合は、クラスの読み込みなどの動作内容をコメントで記録する。 コメントはエラーログに表示される
|
jvm.enableDebug
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
JVM でのリモートからのデバッグを有効または無効にする
|
jvm.printErrors
|
0 (off), 1 (ログファイルのへのログの書き込み)、 2 (stderr への書き込み)
|
0
|
vfprintf 経由のエラーレポートを有効または無効にする
|
jvm.option
|
|
|
ベンダー JVM オプションが設定できる
|
jvm.profiler
|
|
|
プロファイラを指定。 Intuitive Systems の optimizeit プロファイラを使用する場合は、OPTIDIR も設定する必要がある
|
jvm.disableThreadRecycling
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
スレッドの再利用を有効または無効にする。 on の場合、サーバは必ずグローバルスコープスレッドを作成してサーブレットを実行する。 それ以外の場合は、スレッド処理要求がグローバルスコープにない場合にだけグローバルスコープスレッドが作成される
|
jvm.serializeAttach
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
on の場合、JVM に接続するスレッドは直列化される。 デフォルトの off の場合、スレッドは並列で JVM に接続する
|
jvm.stickyAttach
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
このパラメータを 1 に設定すると、スレッドは JVM に接続されていることを記憶し、その状態を維持する
|
jvm.trace
|
|
5
|
追跡レベルを決定する。サーブレットおよび JSP のデバッグでは、レベル 7 を推奨する。 レベル 5 では、サーブレットエンジンのメッセージが表示される。 レベル 6 では、サーブレットおよび JSP エンジンのメッセージが表示される。 レベル 7 では、上記のほか、例外がブラウザに表示される
|
jvm.allowExit
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
プロセス終了を有効または無効にする
|
java.compiler
|
|
NONE
|
Java コンパイラを指定する。 JIT (Just In Time) コンパイラのオンとオフを切り換えるオプションについては、JVM のマニュアルを参照。 jvm.enableDebug が on の場合は、NONE に設定する
|
OPTITDIR
|
パス
|
*
|
プロファイラが optimizeit の場合、プロファイラへのパスを指定する
|
nes.jsp.enabledebug
|
0 (off)、1 (on)
|
1
|
冗長 JSP コンパイル追跡を有効または無効にする
|
jvm.include.CLASSPATH
|
0 (off)、1 (on)
|
1
|
jvm.classpath 設定に CLASSPATH 環境変数値を含めるかどうかを指定する
|
nes.jsp.forkjavac
|
0 (off)、1 (on)
|
0
|
on の場合、JSP の Java コンパイルが別のプロセスで実行される
|
jvm.serializeFirstRequest
|
0 (off)、1 (on)
|
1 は Linux、AIX、および Compaq (DEC)。 0 はその他のプラットフォーム。
|
on の場合、1 つの要求スレッドだけが読み込まれ、サーブレットオブジェクトを構築する。サーブレットを読み込んで初期化すると、同じサーブレットへの新しい要求が並列して発生する。 この設定は Linux、AIX、および Compaq (DEC) では on にする必要がある
|
jvm.classpath
|
スラッシュのあるパスだけ
|
|
JVM に依存する JAR ファイルへのパスを指定。 必要に応じて他のクラスパスの値も入力
|
* N:/App/IntuitiveSystems/OptimizeIt30D、N は OptimizeIt がインストールされているドライブ
|
magnus.conf
目的
このファイルには、サーバ機能に影響を与えるグローバル変数を含みます。 また、このファイルは、サーバ起動時は読み取り専用になっています。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
Init 関数には次の構文があります。
Init fn=function param1="value1" ...paramN="valueN"
表 2-9 では関数を太字で表してパラメータと区別しています。
指令には次の構文があります。
directive value
関連項目
iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 7 章
付録 A「iWS 4.x と 6.0 の設定の変更点」
Init 関数
表 2-9 magnus.conf Init 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
cindex-init
|
|
|
拡張インデックスのデフォルト特性を変更する
|
opts
|
s
|
(なし)
|
(省略可) オプションを有効にする文字列。 現在使用できるのは次のオプションだけ
s を指定すると、ディレクトリに含まれるすべての HTML ファイルから、 <TITLE> タグの部分をスキャンしてインデックスを生成し、 説明フィールドに表示する。 <TITLE> タグの部分は、ファイルの先頭から 255 文字以内であること
|
widths
|
コンマで区切られた文字数
|
列のタイトルを表示するために必要な最小数
|
(省略可) インデックス表示に使用する名前、最終変更日、サイズ、説明の列幅を、それぞれ指定する
最後の 3 つの値は、 0 を設定すると、その列が非表示になる。 名前の列は非表示にできない
|
timezone
|
GMT または local
|
local
|
(省略可、iPlanet Web Server 4.x の場合のみ) 最後に変更した時刻を、その地域の標準時またはグリニッジ標準時で示す
|
format
|
UNIX 関数 strftime() の形式
|
%d-%b-%Y %H:%M
|
(省略可、iPlanet Web Server 4.x の場合のみ) 最後に変更した日付の書式を決定
|
ignore
|
ワイルド カード形式
|
.*
|
(省略可) インデックスの生成中にサーバが無視すべきファイルの名前を、ワイルドカードの形式で指定する。 ピリオド (.) で始まるファイル名は常に無視される
|
icon-uri
|
|
/mc-icons/
|
(省略可) ファイルアイコン (.gif ファイル) の URL 生成時に、 index-common 関数が使用する URI 接頭辞を指定する。 icon-uri がデフォルトと異なる場合は、NameTrans 指令の pfx2dir 関数を変更してサーバがアイコンを検索できるようにする必要がある
|
define-perf-bucket
|
|
|
パフォーマンスバケットを作成すると、obj.conf で SAF のパフォーマンスを測定できる (「bucket パラメータ」を参照)。 この関数は、perf-init 関数が有効な場合にだけ機能する
|
name
|
|
|
バケット名。たとえば cgi-bucket
|
description
|
|
|
バケットの測定内容の説明、たとえば CGI Stats
|
dns-cache-init
|
|
|
DNS キャッシュを設定する
|
cache-size
|
32 〜 32768 (32K)
|
1024
|
(省略可) キャッシュに含まれるエントリの数を指定する
|
expire
|
1 〜 31536000 秒 (1 年)
|
1200秒 (20 分)
|
(省略可) キャッシュエントリの有効期限を秒で指定する
|
flex-init
|
|
|
フレキシブルログ作成システムを初期化する
|
logFileName
|
パス名またはファイル名
|
|
ログファイルへの絶対パスまたはサーバの logs ディレクトリに関連するファイル名。 以下の例では、ログファイル名は access で、パスは /logdir/access
access="/logdir/access"
|
format.logFileName
|
|
|
ログファイルのログエントリ形式を、それぞれ指定する。 詳細は、iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』を参照
|
buffer-size
|
バイト数
|
8192
|
グローバルログバッファのサイズを指定する
|
num-buffers
|
|
1000
|
使用するログバッファの最大サイズを指定する
|
flex-rotate-init
|
|
|
ログのローテーションを有効にする
|
rotate-start
|
24 時間形式で時刻を表す 4 桁の文字列
|
|
ローテーションの開始時刻。 たとえば、0900 は午前 9 時、2100 は午後 9 時を表す。
|
rotate-interval
|
分の値
|
|
ログローテーション間の経過時間を分で表す。
|
rotate-access
|
yes、no
|
yes
|
(省略可) common-log、 flex-log、および record-useragent ログをローテーションさせるかどうか決定する
|
rotate-error
|
yes、no
|
yes
|
(省略可) エラーログをローテーションさせるかどうか決定する
|
rotate-callback
|
パス
|
|
(省略可) ユーザが供給したプログラムのファイル名を指定し、ログファイルローテーションを実行する。 ローテーションをしたログファイルのローテーション後の名前を、ファイルのパラメータとしてプログラムに渡す
|
init-cgi
|
|
|
CGI プログラムのデフォルト設定を変更する
|
timeout
|
秒数
|
300
|
(省略可) スクリプトの終了の前に、サーバが CGI からの出力を待つ秒数を指定する
|
cgistub-path
|
|
|
(省略可) CGI スタブバイナリへのパスを指定する。 指定しない場合、iPlanet Web Server はサーバのインスタンスの config ディレクトリに関連するディレクトリを、次の順序で検索する。 ../private/Cgistub、次に ../../bin/https/bin/Cgistub
suid Cgistub のインストールは、第 1 章「概要」を参照
|
env-variable
|
|
|
(省略可) サーバが CGI の環境に組み込む環境変数の名前と値を指定する
|
init-clf
|
|
|
共通ログサブシステムを初期化する
|
logFileName
|
パス名またはファイル名
|
|
ログファイルへの絶対パスまたはサーバの logs ディレクトリに関連するファイル名を指定する
|
init-uhome
|
|
|
ユーザのホームディレクトリ情報を読み込む
|
pwfile
|
|
|
(省略可) /etc/passwd 以外のファイルへのファイルシステムの絶対パスを指定する。 指定しない場合は、デフォルトの UNIX パス (/etc/passwd) が使用される
|
load-modules
|
|
|
サーバに共有ライブラリを読み込む
|
shlib
|
|
|
共有ライブラリ、ダイナミックリンクライブラリへの絶対パス、またはサーバの構成ディレクトリに関連するファイル名を指定する
|
funcs
|
コンマ区切りのリスト、スペースなし
|
|
他の Init 指令や Service 指令で使用できるようにした、共有ライブラリやダイナミックリンクライブラリの関数名のリスト。 関数名には、アンダースコア (_) の代わりにダッシュ (-) を使用することもできる
|
NativeThread
|
yes、no
|
yes
|
(省略可) 使用するスレッドモデルを指定する。no に設定すると、ライブラリのルーチンにはユーザレベルのスレッドが使用される。yes に設定すると、カーネルレベルのスレッドが有効になる
|
pool
|
|
|
カスタムのスレッドプール名。thread-pool-init で指定する
|
nt-console-init
|
|
|
NT コンソールを有効にする。NT コンソールは、標準出力とエラーストリームを表示するコマンドラインシェルである
|
stderr
|
console
|
|
エラーメッセージを NT コンソールで表示させる
|
stdout
|
console
|
|
出力を NT コンソールで表示させる
|
perf-init
|
|
|
パフォーマンスバケットを使って、システムのパフォーマンス測定を有効にする
|
disable
|
true、false
|
true
|
true の場合は関数を無効にする
|
pool-init
|
|
|
プールされたメモリーの割り当てを設定する
|
free-size
|
1048576 バイト以下
|
|
(省略可) フリーブロックリストの最大バイトサイズ
|
disable
|
true、false
|
false
|
(省略可) true の場合は、プールされたメモリーの使用を無効にする
|
register-http-method
|
|
|
新しい HTTP メソッドの登録によって、 HTTP プロトコルを拡張する
|
methods
|
コンマで区切られたリスト
|
|
登録中のメソッド名
|
stats-init
|
|
|
XML 形式によるパフォーマンス統計のレポートを有効にする
|
profiling
|
yes、no
|
no
|
バケットを使って NSAPI パフォーマンスのプロファイリングを有効にする。 perf-init で有効にすることもできる
|
update-interval
|
1 以上
|
5
|
サーバ内で統計の更新をする間隔 (秒)
|
virtual-servers
|
1 以上
|
1000
|
統計を追跡する仮想サーバの最大数。 構成されている仮想サーバの数よりも大きい数字を設定しておく必要がある
|
thread-pool-init
|
|
|
追加のスレッドプールを構成する
|
name
|
|
|
スレッドプール名
|
maxthreads
|
|
|
プールの最大スレッド数
|
minthreads
|
|
|
プールの最小スレッド数
|
queueSize
|
バイト数
|
|
プールのキューサイズ
|
stackSize
|
バイト数
|
|
内蔵 (カーネル) スレッドプールにある各スレッドのスタックサイズ
|
指令
表 2-10 magnus.conf 指令
指令
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
ACLCacheLifetime
|
任意の秒数
|
120
|
キャッシュエントリの有効期間を秒数で決定する。 キャッシュのエントリが参照されるたびに期間が計算され、ACLCacheLifetime と照合される。 期間が ACLCacheLifetime を超えているかこれと同じ場合、エントリは使用されない この値が 0 に設定されると、キャッシュは使用されない
|
ACLUserCacheSize
|
|
200
|
ユーザキャッシュのユーザ数を決定する
|
ACLGroupCacheSize
|
|
4
|
単独の UID/キャッシュエントリでキャッシュするグループ ID の数を決定する
|
AdminLanguage
|
en (英語)、fr (フランス語)、 de (ドイツ語)、 ja (日本語)
|
en
|
サーバマネージャの言語を指定する
|
AsyncDNS
|
on、off
|
off
|
非同期 DNS の許可の有無を指定する
|
CGIExpirationTimeout
|
任意の秒数
|
300 (5分) を推奨
|
CGI プロセスを実行してから終了するまでの最大秒数を指定する
|
CGIStubIdleTimeout
|
任意の秒数
|
30
|
この指令で設定した秒数にわたってアイドル状態にある CGIStub プロセスを、サーバが終了させる。 ただし、プロセスの数が MinCGIStubs の値まで減少すると、サーバはそれ以上のプロセスを終了させない
|
CGIWaitPid
|
on、off
|
on
|
(UNIX の場合のみ) SIGCHLD 信号に対するアクションを、信号に対するシステムのデフォルトアクションにする。 SHTML エンジンを、exec cmd 子プロセスで明示的に待機させる
|
ChildRestartCallback
|
on、 off、 yes、 no、 true、 false
|
no
|
サーバの再起動時またはシャットダウン時に、 daemon_atrestart 関数を使って登録された NSAPI 関数に対して、強制的なコールバックをかける
|
ChunkedRequestBufferSize
|
任意のバイト数
|
8192
|
分割されていない要求データに対する、デフォルトのバッファサイズを決定する
|
ChunkedRequestTimeout
|
任意の秒数
|
60 (1 分)
|
分割されていない要求データに対する、デフォルトのタイムアウトを決定する
|
ClientLanguage
|
en (英語)、fr (フランス語)、 de (ドイツ語)、 ja (日本語)
|
ja
|
クライアントメッセージの言語を指定する (File Not Found など)
|
ConnQueueSize
|
任意の接続数
|
5000
|
Web サーバに設定できる、サービス予定はあるが未処理の接続数を指定する
|
DefaultCharSet
|
有効な 文字セット名
|
iso-8859-1
|
サーバのデフォルトの文字セットを指定する。 クライアントの応答と管理には、デフォルトの言語が使用される
|
DefaultLanguage
|
en (英語)、fr (フランス語)、 de (ドイツ語)、 ja (日本語)
|
ja
|
サーバのデフォルト言語を指定する。 クライアントの応答と管理には、デフォルトの言語が使用される
|
DNS
|
on、off
|
on
|
サーバにアクセスするクライアントの DNS 検索を、サーバが実行するかどうか指定する
|
ErrorLog
|
パス
|
(なし)
|
サーバのエラーを記録するディレクトリを指定する
|
ErrorLogDateFormat
|
C ライブラリ関数 strftime はマニュアルを参照
|
%d/%b/%Y:%H:%M:%S
|
エラーログのデータ書式
|
ExtraPath
|
パス
|
(なし)
|
PATH 環境変数に、指定したディレクトリ名を設定する。 Windows NT で Java を設定する場合に使用する。 デフォルト値はないので、値を設定する必要がある
|
HeaderBufferSize
|
任意の バイト数
|
8192 (8 K バイト)
|
クライアントの要求データを読み取る要求処理スレッドごとに使用されるバッファのサイズ (バイト)。 要求処理スレッドの最大数は RqThrottle 設定で制御する
|
HTTPVersion
|
m.n; m はバージョンのメジャー番号、n はマイナー番号
|
1.1
|
サーバで使用する現在の HTTP バージョン
|
IOTimeout
|
任意の秒数
|
ハードウェア暗号化デバイスを使用しないサーバでは 30、使用するサーバでは 300
|
クライアントから届くデータをサーバが待つ秒数を指定する。 タイムアウトまでにデータが届かない場合は、接続が閉じられる
|
KeepAliveThreads
|
任意の スレッド数
|
1
|
keep-alive サブシステムのスレッド数を指定する。 システムが実装しているプロセッサ数の数倍であることが望ましい
|
KeepAliveTimeout
|
300 秒、最大
|
30
|
サーバが HTTP Keep-Alive 接続またはクライアントとサーバの間の常時接続を開いておく時間の最大値を決定する
|
KernelThreads
|
0 (off)、1 (on)
|
0 (off)
|
on の場合、サーバではカーネルレベルのスレッドだけが使用され、ユーザレベルのスレッドは使用されない。 off の場合、ユーザレベルのスレッドだけが使用される
|
ListenQ
|
範囲はプラットフォームによって 異なる
|
4096 (AIX)、200 (NT)、 128 (その他)
|
サーバソケットの入力接続数を指定する
|
LogFlushInterval
|
任意の秒数
|
30
|
ログフラッシュスレッドのログフラッシュ間隔を秒単位で決定する
|
LogVerbose
|
on、off
|
off
|
on の場合、デフォルトではログに記録されないサーバメッセージを含めて、すべてログに記録する
|
LogVsId
|
on、off
|
off
|
仮想サーバ ID をエラーログに表示するかどうかを決定する。 複数の仮想サーバが同じログファイルを共有する場合は、LogVsId を有効にする必要がある
|
MaxCGIStubs
|
任意の CGI スタブ数
|
10
|
サーバが生成できる CGIStub プロセスの最大数を制御する。 これは同時に実行できる CGIStub プロセスの最大値であり、保留中の要求の最大値ではない
|
MaxKeepAliveConnections
|
0 - 32768
|
256
|
サーバが同時に開くことができる Keep-Alive 接続と常時接続の最大値を指定する
|
MaxProcs
|
任意のプロセス数
|
1
|
(UNIX の場合のみ) サーバが同時に実行できるプロセスの最大数を指定する
|
MaxRqHeaders
|
0 - 32
|
32
|
要求の最大ヘッダー行数を指定する
|
MinCGIStubs
|
MaxCGIStubs より小さい任意の数
|
2
|
デフォルトで開始するプロセスの数を制御する
|
MtaHost
|
有効な電子メールアドレス
|
(なし)
|
サーバのエージェントが使用する SMTP メールサーバを指定する。 この値を指定すると、レポートをメールのアドレスに送信できるようになる
|
NativePoolMaxThreads
|
任意の スレッド数
|
128
|
内蔵 (カーネル) スレッドプールにあるスレッドの最大数を決定する
|
NativePoolMinThreads
|
任意の スレッド数
|
1
|
内蔵 (カーネル) スレッドプールにあるスレッドの最小数を決定する
|
NativePoolQueueSize
|
負の数以外の数
|
0
|
スレッドプールのキューで待機できるスレッド数を決定する
|
NativePoolStackSize
|
負の数以外の数
|
0
|
内蔵 (カーネル) スレッドプールにある各スレッドのスタックサイズを決定する
|
NetSiteRoot
|
パス
|
(なし)
|
サーバのインスタンスが検索できる最上位ディレクトリへの絶対パス名を指定する。 デフォルト値はないので、値を設定する必要がある
|
PidLog
|
ファイルへの有効なパス
|
(なし)
|
基本サーバプロセスのプロセス ID (pid) を記録するファイルを指定する
|
PostThreadsEarly
|
1 (on), 0 (off)
|
0 (off)
|
on の場合、接続の確立後で要求への応答を送信する前に、スレッドの最小数がソケットで利用できるかどうかを確認する
|
RcvBufSize
|
範囲はプラットフォームによって異なる
|
0 (プラットフォーム 固有のデフォルトを使用)
|
サーバのソケットでの受信バッファのサイズを制御する
|
RqThrottle
|
任意の要求数
|
512
|
サーバが各ソケットで同時に処理できる、同時要求処理スレッドの最大数を指定する
|
RqThrottleMin
|
RqThrottle より小さい任意の数
|
48
|
サーバ起動時に作成される要求処理スレッドの数を指定する。 サーバへの負荷が増すと、要求処理スレッドの数も増え、RqThrottle スレッドの最大値まで作成される
|
Security
|
on、off
|
off
|
証明書をサーバのインスタンスで利用できるようにして、SSL をグローバルに有効または無効にする。 仮想サーバで SSL を使用するには、on にする必要がある
|
ServerConfigurationFile
|
ファイル名
|
server.xml
|
仮想サーバを指定するファイル名
|
ServerID
|
文字列
|
(なし)
|
https-boots.mcom.com のように、サーバ ID を指定する
|
#ServerRoot
|
パス
|
(なし)
|
サーバルートを指定する。 この指令はインストール時に設定され、コメントアウトされる。 他の指令とは異なり、サーバはこの指令を # で始めるよう求める。 この指令は変更しないこと
|
SndBufSize
|
範囲はプラットフォームによって異なる
|
0 (プラットフォーム固有のデフォルトを使用)
|
サーバのソケットでの送信バッファのサイズを制御する
|
SSL3SessionTimeout
|
5 - 86400
|
86400 (24 時間)
|
キャッシュされた SSL3 セッションが無効になるまでの秒数
|
SSLCacheEntries
|
負の数以外の整数
|
10000 (0 を指定すると使用される)
|
キャッシュできる SSL のセッション数を指定する。 上限はない
|
SSLClientAuthDataLimit
|
バイト数
|
1048576 (1M バイト)
|
クライアントの証明書ハンドシェークフェーズでバッファされるアプリケーションデータの最大容量を指定する
|
SSLClientAuthTimeout
|
任意の秒数
|
60
|
クライアントの証明書ハンドシェークフェーズがタイムアウトしたあとの秒数を指定する
|
SSLSessionTimeout
|
5 - 100
|
100
|
キャッシュされた SSL2 セッションが無効になるまでの秒数を指定する
|
StackSize
|
バイト数
|
最も好ましいマシン固有のスタックサイズ
|
要求処理スレッドごとに最大スタックサイズを決定する
|
StrictHttpHeaders
|
on、off
|
off
|
on の場合、重複したヘッダーがある接続を拒否する
|
TempDir
|
パス
|
/tmp (UNIX)
TEMP (Windows NT の環境変数)
|
サーバが一時ファイルに使用するディレクトリを指定する。 UNIX では、サーバを実行するユーザがこのディレクトリを所有し、書き込める必要がある
|
TempDirSecurity
|
on、off
|
on
|
TempDir ディレクトリのセキュリティをサーバで確認するかどうかを決定する。 UNIX では、 TempDirSecurity off を指定すると、サーバは /tmp を一時ディレクトリとして使用できる
|
TerminateTimeout
|
任意の秒数
|
30
|
サーバが停止するまでに、すべての既存の接続が終了するのをサーバが待つ時間を秒単位で指定する
|
ThreadIncrement
|
任意の スレッド数
|
10
|
サーバの負荷増大に対処するために作成された、追加要求処理スレッドまたは新規要求処理スレッドの数
|
Umask
|
UNIX の標準的な umask 値
|
(なし)
|
UNIX の場合のみ、 NSAPI の System_fopenWA() 関数および System_fopenRW() 関数を使って umask 値を指定し、別のモードでファイルを開く
|
UseNativePoll
|
1 (on), 0 (off)
|
1 (on)
|
1 (on) に設定すると、プラットフォーム固有のポーリングインタフェースが使用される。 0 (off) に設定すると、KeepAlive サブシステムで NSPR のポーリングインタフェースが使用される
|
UseOutputStreamSize
|
任意の バイト数
|
8192 (8 K バイト)
|
NSAPI の net_read 関数および netbuf_grab 関数のデフォルトの出力ストリームバッファサイズを決定する
|
User
|
ログイン名、8 文字以下
|
(なし)
|
(Windows NT の場合) サーバを実行するユーザアカウントを指定し、サーバのシステム機能の制限や有効化を設定する
(UNIX の場合) サーバが superuser または root で起動している場合、サーバは指定したポートにバインドされ、ユーザ ID は User 指令で指定したユーザアカウントに切り替えられる。 この指令は、サーバが root で起動していない場合は無視される
|
WincgiTimeout
|
任意の秒数
|
60
|
この値より長い WinCGI プロセスはタイムアウトになると終了する
|
mime.types
目的
標準の MIME タイプをファイル拡張子にマップします。 仮想サーバにはそれぞれ独自の mime.types ファイルを設定することができます。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
server_root/bin/https/install/misc
構文
type=type/subtype exts=ext1,ext2,...
...
enc=subtype exts=ext1,ext2,...
...
関連項目
iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』
表 2-11 mime.types
指令
|
使用できる値
|
説明
|
type
|
application、image、text、video、audio、perf、x-world、x-conference、magnus-internal
|
コンテンツの基本タイプ
|
subtype
|
|
コンテンツに固有のタイプ。 たとえば text/html では、サブタイプは html
|
ext1,ext2,...
|
コンマで区切られたファイル拡張子のリスト
|
タイプのファイル拡張子。 たとえば text/html のファイル拡張子は htm または html
|
ns-cron.conf
目的
cron.conf ファイルを有効または無効にします。
場所
server_root/https-admserv/config
内容
ConfFile server_root/https-admserv/config/cron.conf
Dir /tmp
Status on
表 2-12 ns-cron.conf
指令
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
ConfFile
|
パス
|
|
cron.conf ファイルの場所
|
Dir
|
パス
|
|
一時ディレクトリの場所
|
Status
|
on、off
|
on
|
cron.conf ファイルの状態。 on は有効、off は無効
|
nsfc.conf
目的
ファイルのキャッシュパラメータを設定します。 このファイルは、デフォルトのキャッシュパラメータが変更された場合にだけ存在します。
場所
server_root/https-admserv/config
構文
parameter=value
関連項目
『Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide for iPlanet Web Server』
表 2-13 nsfc.conf
パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
FileCacheEnable
|
on、off
|
on
|
ファイルのキャッシュを有効にする
|
CacheFileContent
|
on、off
|
on
|
ファイル内容のキャッシュと、MediumFileSizeLimit よりも小さい (TransmitFiles が on の場合は SmallFileSizeLimit よりも小さい) ファイル情報のキャッシュを有効にする
|
MaxAge
|
秒数
|
30
|
有効なキャッシュエントリの最大期間。 一度キャッシュされたファイルのキャッシュ情報の使用可能な期間を設定する。 MaxAge よりも以前のエントリは、同じファイルの新しいエントリに置き換えられる
|
MediumFileSizeLimit
|
使用可能なメモリに制限される
|
537600 (525K)
|
(UNIX の場合のみ) メモリマップにキャッシャされるファイルの最大ファイルサイズ (TransmitFiles が off の場合)
|
MediumFileSpace
|
使用可能なメモリに制限される
|
10485760 (10 M)
|
メモリマップにキャッシュされる全ファイルのファイルサイズ総計 (TransmitFiles が off の場合)
|
SmallFileSizeLimit
|
使用可能なメモリに制限される
|
2048 (2K)
|
(UNIX の場合のみ) メモリに読み込める最大ファイルサイズ
|
SmallFileSpace
|
使用可能なメモリに制限される
|
1048576 (UNIX、1 M)、 0 (NT)
|
メモリに読み込めるファイルサイズの総計
|
TransmitFiles
|
on、off
|
on (NT)、 off (UNIX)
|
TransmitFile システムコールの使用を有効にする。 IRIX、Compaq、Solaris、Linux ではサポートされていない
|
MaxFiles
|
|
1024
|
ファイルキャッシュの最大ファイル数
|
HashInitSize
|
使用可能なメモリに制限される
|
0
|
ハッシュバケットの初期数。 0 の場合、ハッシュバケットの数は 2 * MaxFiles + 1 として動的に決定される
|
CopyFiles
|
on、off
|
on
|
(NT の場合のみ) ファイルを一時ディレクトリにコピーして、共有違反を防止する
|
TempDir
|
パス
|
system_temp/server_id
|
CopyFiles が on の場合、ファイルキャッシュの一時ディレクトリを指定する
|
obj.conf
目的
要求に対するクライアントの応答を決定します。仮想サーバにはそれぞれ独自の obj.conf ファイルを設定することができます。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
directive fn=function param1="value1" ...paramN="valueN"
object タグの指令は、name/name または root/ppath 照合によって NameTrans 指令がタグへのフロー制御をリダイレクトする場合にだけ実行されます。 object タグは次の構文を取ります。
NameTrans fn=function name="name"|root="path"
<object name="name"|ppath="path">
directive1
directive2
...
</object>
注
|
iPlanet Web Server 6.0 の Init 指令の記述は、magnus.conf ファイルに移動しました。
|
表 2-15 から 表 2-21 では、関数を太字で表してパラメータと区別しています。
関連項目
iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 2 章および第 3 章
独自の関数を作成する方法は、iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 4 章〜第 6 章を参照。
付録 A「iWS 4.x と 6.0 の設定の変更点」
表 2-14 obj.conf
指令
|
説明
|
AuthTrans
|
HTTP 要求で提供される認証情報 (通常は Authorization ヘッダーで送信される) を検証し、ユーザまたはグループに変換する
|
NameTrans
|
論理 URL の要求で指定した URL を、要求されたリソースの物理ファイルシステム上のパスに変換する。 別のサイトにリダイレクトすることもできる
|
PathCheck
|
NameTrans の手順で決定した物理パスのテストを実行する。 通常は、このテストでパスの妥当性を検証し、要求されたリソースにクライアントがアクセスできるかどうかを確認する
|
ObjectType
|
要求されたリソースの MIME (Multi-purpose Internet Mail Encoding) タイプを決定する
|
Service
|
応答を生成し、クライアントに送信する。 これには、HTTP 結果状況の設定、 content-type や content-length などの応答ヘッダーの設定、応答データの作成と送信が含まれる
|
AddLog
|
エントリをログファイルに追加して、トランザクション情報を記録する
|
Error
|
直前の指令を実行した結果生じる HTTP エラーを処理する。 通常、サーバは問題点および考えられる解決法を記述したカスタム HTML ドキュメントをユーザに送信してエラー処理を行う
|
bucket パラメータ
iPlanet Web Server では、次のパフォーマンスバケットがあらかじめ定義されています。
magnus.conf ファイルにパフォーマンスバケットを追加して定義することもできます (perf-init 関数および define-perf-bucket 関数を参照してください)。
obj.conf 内で、関数に bucket=cache-bucket のような bucket=bucket-name パラメータを指定することによって追加された、任意の SAF に対して、そのパフォーマンスを測定できます。 bucket はあらゆる obj.conf 関数のパラメータなので、一覧表は省略します。
パフォーマンス統計は、service-dump Service 関数を使って表示します。
または、stats-xml Service 関数を使ってパフォーマンス統計を生成することもできます。バケットの使用は任意です。
パフォーマンスバケットの詳細は、『Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide for iPlanet Web Server』を参照してください。
AuthTrans 関数
表 2-15 obj.conf AuthTrans 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
basic-auth
|
|
|
カスタム関数を呼び出してユーザ名とパスワードを確認する。 必要に応じて、ユーザのグループを決定する
|
auth-type
|
basic
|
basic
|
使用する認証の種類を指定する
|
userdb
|
|
|
(省略可) ユーザ検証で使うユーザデータベースの絶対パスとファイル名を指定する。 このパラメータは user 関数に渡される
|
userfn
|
|
|
承認を検証するユーザカスタム関数名。 この関数は、load-modules であらかじめ読み込んでおく必要がある
|
groupdb
|
|
|
(省略可) ユーザデータベースの絶対パスとファイル名を指定する。 このパラメータは group 関数に渡される
|
groupfn
|
|
|
(省略可) グループカスタム関数名。load-modules であらかじめ読み込んでおく必要がある
|
basic-ncsa
|
|
|
NCSA-style またはシステムの DBM データベースに対するユーザ名とパスワードを検証する。 必要に応じて、ユーザのグループを決定する
|
auth-type
|
basic
|
basic
|
使用する認証の種類を指定する
|
dbm
|
|
|
(省略可) ユーザデータベースの絶対パスとファイル名をサーバのネイティブ形式で指定する。 このパラメータを使用する場合は、userfile パラメータと一緒に使用しないこと
|
userfile
|
|
|
(省略可) ユーザデータベースの絶対パス名を NCSA スタイルの HTTPD ユーザファイル形式で指定する。 この形式には name:password 形式を使用する行があり、password は暗号化されている。 このパラメータを使用する場合は、dbm を使用しないこと。
|
grpfile
|
|
|
(省略可) 使用する NCSA スタイルの HTTPD グループファイルを指定する。グループファイルの各行は group:user1 user2 ... userN の形式で構成されており、各ユーザはスペースで区切られている
|
get-sslid
|
|
|
現在の SSL セッションに対して一意の文字列を検索し、検出した文字列を Session->client パラメータブロックに ssl-id 変数として格納する
|
qos-handler
|
|
|
仮想サーバ、仮想サーバクラス、グローバルサーバに対するサービス統計の現在の品質を検証して統計を記録し、エラーを返して QOS パラメータを実行する。 正しく動作させるには、この関数を AuthTrans 関数として default オブジェクトに最初に設定する必要がある
|
NameTrans 関数
表 2-16 obj.conf NameTrans 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
assign-name
|
|
|
名前付きオブジェクトで指令を処理するようサーバに指示する
|
from
|
|
|
影響を受けるパスを指定するワイルドカード形式
|
name
|
|
|
追加の名前付きオブジェクトを obj.conf に指定し、そのオブジェクトの指令をこの要求に適用する
|
find-pathinfo- forward
|
値は無視される
|
|
(省略可) サーバ関数 assign-name がデフォルトでパスの最後から逆方向に検索するのとは対照的に、ntrans-base の直後のパスで PATHINFO を順方向に検索する
|
nostat
|
|
|
(省略可) 可能な限り、指定された URL でサーバが stat を実行しないようにする。 NSAPI プラグイン URL のように virtual-path のパスがシステムに存在していない場合にだけ nostat を使用して、このような URL での不必要な stat の実行を避けてパフォーマンスを向上させる
|
document-root
|
|
|
要求されたリソースの http://server-name/ の部分をドキュメントのルートディレクトリに置き換えて、ファイルシステムのパスを URL に変換する
|
root
|
|
server_root/ docs
|
サーバのルートドキュメントディレクトリへのファイルシステムのパス
|
home-page
|
|
|
サーバのルートホームページ (/) への要求を、特定のファイルに変換する
|
path
|
|
|
ホームページファイルへのパスとファイル名。 path がスラッシュ (/) で始まる場合、ファイルへの絶対パスとみなされる
|
pfx2dir
|
|
|
特定の接頭辞で始まる任意の URL をファイルシステムのディレクトリに変換し、場合によっては追加された名前付きオブジェクトの指令を有効にする
|
from
|
|
|
変換する URI 接頭辞。 スラッシュ (/) で終了しないこと
|
dir
|
|
|
接頭辞の変換先になるローカルファイルシステムのディレクトリパス。 スラッシュ (/) で終了しないこと
|
name
|
|
|
(省略可) 追加の名前付きオブジェクトを obj.conf に指定し、そのオブジェクトの指令をこの要求に適用する
|
find-pathinfo- forward
|
値は無視される
|
|
(省略可) サーバ関数 pfx2dir がデフォルトでパスの最後から逆方向に検索するのとは対照的に、ntrans-base の直後のパスで PATHINFO を順方向に検索する
|
redirect
|
|
|
クライアントを別の URL にリダイレクトする
|
from
|
|
|
要求された URI の接頭辞を指定し、照合する
|
url
|
|
|
(たいていは省略可) 完全な URL を指定し、クライアントに返す。 このパラメータを使用する場合は、url-prefix を使用しないこと (逆の場合も同様)
|
url-prefix
|
|
|
(たいていは省略可) 新しい URL 接頭辞を指定し、クライアントに返す。 from 接頭辞は、この URL 接頭辞でそのまま置き換えられる。 このパラメータを使用する場合は、url を使用しないこと (逆の場合も同様)
|
escape
|
yes, no
|
yes
|
(省略可) URL を送信する前に util_uri_escape を実行するようにサーバに指示するフラグ
|
strip-params
|
|
|
パスに埋め込まれているセミコロンで区切られたパラメータを削除する。 たとえば、/dir1;param1/dir2 の URI は /dir1/dir2 となる。 この関数を使用する場合は、最初に表示されているNameTrans 指令であること
|
unix-home
|
|
|
ユーザのホームディレクトリの URL を、指定したディレクトリに変換する
|
from
|
|
|
変換する URL 接頭辞。通常は「/~」
|
subdir
|
|
|
ユーザのホームディレクトリにあるサブディレクトリで、ユーザの Web ドキュメントが格納されている
|
pwfile
|
|
|
(省略可) /etc/passwd と異なる場合の、パスワードファイルの完全なパスとファイル名
|
name
|
|
|
(省略可) 追加の名前付きオブジェクトを指定し、そのオブジェクトの指令をこの要求に適用する
|
PathCheck 関数
表 2-17 obj.conf PathCheck 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
cert2user
|
|
|
クライアント証明書を使って認証済みユーザを決定する
|
userdb
|
|
|
証明書を取得するユーザデータベースを指定する
|
makefrombasic
|
|
|
ユーザとの証明書のマッピングを行うように関数に指示する
|
require
|
0 または 1
|
1
|
ユーザ名に証明書をマッピングできない場合、戻り値を決定する。 require=0 の場合、関数は REQ_NOACTION を返し、要求処理は引き続き実行される。 require が 0 でない場合、関数は REQ_ABORTED を返してプロトコルの状態を 403 FORBIDDEN に設定する
|
method
|
|
|
この関数が適用される HTTP メソッドに、ワイルドカードのパターンを指定する。 method がない場合、関数は任意のメソッドに適用される
|
check-acl
|
|
|
アクセス制御リストを確認して承認する
|
acl
|
|
|
アクセス制御リストの名前
|
shexp
|
|
|
(省略可) ACL を適用するパスを指定するワイルドカードのパターン
|
bong-file
|
|
|
(省略可) ACL がアクセスを拒否した場合に送信するファイルのパス名
|
deny-existence
|
|
|
リソースが検索されなかったことを示す
|
path
|
|
|
(省略可) ファイルシステムパスを非表示にする場合のワイルドカードのパターン。 パスが一致しない場合、関数は何もせずに REQ_NOACTION を返す。 パスがない場合、一致しているとみなされる
|
bong-file
|
|
|
(省略可) 「not found」の代わりに送信される、応答メッセージが格納されたファイルを指定する。 ファイルシステムの絶対パスを指定する
|
find-index
|
|
|
ディレクトリが要求された場合、デフォルトのファイルを検出する
|
index-names
|
コンマ区切りリスト
|
|
検索するインデックスファイル名のリスト。 スペースは、ファイル名の一部になっている場合にだけ使用する。 コンマの前後にはスペースを使用しない。 ファイルシステムで大文字と小文字が区別される場合は、このリストでも大文字と小文字を区別する
|
find-links
|
|
|
特定のファイルシステムにリンクしているディレクトリへのアクセスを拒否する
|
disable
|
h、s、o
|
|
無効にするリンクの文字列は次のとおり
|
dir
|
|
|
確認を開始するディレクトリ。 絶対パスを指定する場合は、そのパスやサブディレクトリへの要求のシンボリックリンクを確認する。 パスの一部を指定する場合は、そのパスを含む要求のシンボリックリンクを確認する
|
find-pathinfo
|
|
|
ファイル名に続く外部パスで PATH_INFO CGI 環境変数を検出する
|
find-pathinfo- forward
|
値は無視される
|
|
(省略可) サーバ関数 find-pathinfo がデフォルトでパスの最後から逆方向に検索するのとは対照的に、ntrans-base の直後のパスで PATHINFO を順方向に検索する
|
get-client-cert
|
|
|
SSL3 セッションから、承認済みクライアント証明書を取得する
|
dorequest
|
0 または 1
|
0、dorequest がない場合
|
実際に証明書を取得しようとするのか、確認用にテストするだけなのかを設定する
|
require
|
0 または 1
|
1、require がない場合
|
クライアント証明書が取得できない場合、HTTP 要求を終了するかどうかを設定する
|
method
|
|
|
(省略可) この関数が適用される HTTP メソッドに、ワイルドカードのパターンを指定する。 method がない場合、関数はすべての要求に適用される
|
load-config
|
|
|
要求されたパスのファイルから、外部構成情報を検索して読み込む
|
file
|
|
.nsconfig
|
(省略可) 要求されたリソースに適用されるアクセス規則を含む、ダイナミック構成ファイルの名前
|
disable-types
|
|
|
(省略可) magnus-internal/cgi のような、ベースディレクトリを無効にするワイルドカードのパターンのタイプを指定する。 これらのタイプに一致するリソースの要求は中止される
|
descend
|
|
|
(省略可) このパラメータがある場合は、このディレクトリのサブディレクトリで、サーバがダイナミック構成ファイルを検索するように指定する
|
basedir
|
パス
|
要求されたリソースの URL を物理パス名に変換した結果
|
(省略可) ベースディレクトリを指定する。 これは、要求が load-config 関数を呼び出すときの最上位のディレクトリで、サーバはこのディレクトリから、構成ファイルの検索を開始する
|
nt-uri-clean
|
|
|
安全でないパス名を持つ要求へのアクセスを拒否し、「not found」と表示する
|
ntcgicheck
|
|
|
指定した拡張子を持つ CGI ファイルを検索する
|
extension
|
|
|
交換用ファイルの拡張子
|
require-auth
|
|
|
未承認ユーザやグループのアクセスを拒否する
|
path
|
|
|
(省略可) この関数が実行されるローカルファイルシステムのワイルドカードパス。 パスがない場合、関数はすべてのパスに適用される
|
auth-type
|
basic
|
basic
|
使用される HTTP 認証のタイプで、AuthTrans での前回の authorization 関数の auth-type と一致する必要がある
|
realm
|
|
|
ブラウザに送信される文字列で、ユーザ名とパスワードが要求されるセキュリティ保護された領域 (または レルム) を表す
|
auth-user
|
|
|
(省略可) アクセスが許可されているユーザのワイルドカードリストを指定する。 パラメータがない場合は、authorization 関数で認証された任意のユーザがアクセスできる
|
auth-group
|
|
|
(省略可) アクセスが許可されているグループのワイルドカードリストを指定する
|
set-virtual-index
|
|
|
ディレクトリの仮想インデックスを指定する
|
virtual-index
|
|
|
ユーザが入力する URI のインデックスとなるコンテンツジェネレータの URI
|
from
|
コンマ区切りリスト
|
|
(省略可) この virtual-indexを適用する URI のリスト。 from が指定されていない場合、virtual-index が常に適用される
|
ssl-check
|
|
|
秘密鍵のサイズを確認する
|
secret-keysize
|
|
|
(省略可) 秘密鍵で要求される最小ビット数
|
bong-file
|
|
|
(省略可) 制限と一致しない場合に提供されるファイル名 (URI ではない)
|
ssl-logout
|
|
|
サーバの SSL セッションのキャッシュにある、現在の SSL セッションを無効にする
|
unix-uri-clean
|
|
|
安全でないパス名を持つ要求のアクセスを拒否し、「not found」と表示する
|
ObjectType 関数
表 2-18 obj.conf ObjectType 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
force-type
|
|
|
応答の content-type ヘッダーを特定のタイプに設定する
|
type
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられたタイプ (content-type ヘッダー)
|
enc
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられたエンコーディング (content-encoding ヘッダー)
|
lang
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられた言語 (content-language ヘッダー)
|
charset
|
|
|
(省略可) rq->srvhdrs の magnus-charset パラメータに設定された文字。 ブラウザが Accept-charset ヘッダーを送信した場合や User-agent が mozilla/1.1 以降の場合は、content-type に「; charset=charset」を追加する。ここではcharset は rq->srvhdrs の magnus-charset パラメータの値
|
set-default-type
|
|
|
クライアントに送信する応答に charset、content-encoding、および content-language をデフォルトで定義できる
|
enc
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられたエンコーディング (content-encoding ヘッダー)
|
lang
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられた言語 (content-language ヘッダー)
|
charset
|
|
|
(省略可) rq->srvhdrs の magnus-charset パラメータに設定された文字。 ブラウザが Accept-charset ヘッダーを送信した場合や User-agent が mozilla/1.1 以降の場合は、content-type に「; charset=charset」を追加する。ここで、charset は rq->srvhdrs の magnus-charset パラメータの値
|
shtml-hacktype
|
|
|
.htm および .html ファイルをサーバが解析する html コマンドで構文解析するように要求する
|
exec-hack
|
値は無視される
|
|
(UNIX の場合のみ、省略可) このパラメータがある場合に、実行ビットが有効な時にのみ content-type を変更するようにサーバに指示する
|
type-by-exp
|
|
|
応答の content-type ヘッダーを、要求されたパスに基づいて設定する
|
exp
|
|
|
この関数を適用するパスのワイルドカードのパターン
|
type
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられたタイプ (content-typee ヘッダー)
|
enc
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられたエンコーディング (content-encoding ヘッダー)
|
lang
|
|
|
(省略可) マッチング要求に割り当てられた言語 (content-language ヘッダー)
|
charset
|
|
|
(省略可) rq->srvhdrs の magnus-charset パラメータに設定された文字。 ブラウザが Accept-charset ヘッダーを送信した場合や User-agent が mozilla/1.1 以降の場合は、content-type に「; charset=charset」を追加する。ここで、charset は rq->srvhdrs の magnus-charset パラメータの値
|
type-by-extension
|
|
|
応答の content-type ヘッダーを、ファイル拡張子と MIME タイプのデータベースに基づいて設定する
|
Service 関数
表 2-19 obj.conf Service 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
共通 Service パラメータ
|
|
|
リストの最初にある 7 つのパラメータは、すべての Service 関数に共通する。重複をしないよう一度だけ指定する
|
type
|
|
|
(省略可) この関数を実行する MIME タイプのワイルドカードのパターンを指定する。 magnus-internal/* MIME タイプは、 Service 関数を選択して実行するためにだけ使用する
|
method
|
|
|
(省略可) この関数を実行する HTTP メソッドのワイルドカードのパターンを指定する。 共通の HTTP メソッドは、GET、HEAD、および POST である
|
query
|
|
|
(省略可) この関数を実行する照会文字列のワイルドカードのパターンを指定する
|
UseOutputStreamSize
|
バイト数
|
8192
|
(省略可) NSAPI の net_read 関数および netbuf_grab 関数のデフォルトの出力ストリームのバッファサイズを決定する
|
flushTimer
|
ミリ秒数
|
3000
|
(省略可) バッファリングが有効な書き込み操作が可能な最大時間を決定する。 このあと行われる書き込み操作までの間隔がアプリケーションの flushTimer の値よりも大きい場合、その後バッファは使用できなくなる
|
ChunkedRequestBufferSize
|
バイト数
|
8192
|
(省略可) 分割されていない要求データに対するデフォルトのバッファサイズを決定する
|
ChunkedRequestTimeout
|
秒数
|
60
|
(省略可) 分割されていない要求データに対するデフォルトのタイムアウトを秒で決定する
|
add-footer
|
|
|
ファイル名または URL で指定したフッターを HTML ファイルに追加する
|
file
|
|
|
(省略可) フッターを含むファイルのパス名。 file または uri のいずれかを指定する
|
uri
|
|
|
(省略可) フッターを含むリソースを指定する URI。 file または uri のいずれかを指定する
|
NSIntAbsFilePath
|
yes または no
|
no
|
(省略可) file パラメータを指定すると、NSIntAbsFilePath パラメータはファイル名を絶対パスで指定する (yes) のか相対パスで指定する (no) のかを決定する
|
add-header
|
|
|
ファイル名または URL で指定したヘッダーを HTML ファイルの先頭に追加する
|
file
|
|
|
(省略可) ヘッダーを含むファイルのパス名。 file または uri のいずれかを指定する
|
uri
|
|
|
(省略可) ヘッダーを含むリソースを指定する URI。 file または uri のいずれかを指定する
|
NSIntAbsFilePath
|
yes または no
|
no
|
(省略可) file パラメータを指定すると、NSIntAbsFilePath パラメータはファイル名が絶対パスで指定する (yes) のか相対パスで指定する (no) のかを決定する
|
append-trailer
|
|
|
HTML ファイルの末尾にテキストを追加する
|
trailer
|
|
|
HTML ドキュメントに追加するテキスト。 文字列は、送信する前に util_uri_unescape でエスケープを解除する。 テキストには HTML タグを指定することができ、エスケープを解除して日付を挿入したあと、512 文字まで使用できる。 文字列 :LASTMOD: はファイルを最後に変更した日付で置き換えられるが、これを使う場合は timefmt で時刻の書式も指定しておく必要がある
|
timefmt
|
|
|
(省略可) :LASTMOD: の時刻書式文字列。 timefmt がない場合、:LASTMOD: を時刻で置き換えることはできない。書式の詳細は、iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』を参照
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imagemap
|
|
|
サーバサイドのイメージマップを処理する
|
index-common
|
|
|
要求されたディレクトリに、ファイルとディレクトリの拡張リストを生成する
|
header
|
|
|
(省略可) ディレクトリの冒頭にあるパス (インデックスが生成されるディレクトリへの相対パス) およびファイル名 (HTML またはプレーンテキスト) で、ディレクトリの内容を表す
|
readme
|
|
|
(省略可) ディレクトリのリストに追加するパス (インデックスが生成されるディレクトリの相対パス) およびファイル名 (HTML またはプレーンテキスト)
|
index-simple
|
|
|
要求されたディレクトリに、ファイルとディレクトリのシンプルリストを生成する
|
key-toosmall
|
|
|
クライアントに、与えられた証明書の鍵のサイズが小さすぎて受理されないことを示す
|
list-dir
|
|
|
ディレクトリの内容を表示する。 要求 method は INDEX である必要がある
|
make-dir
|
|
|
ディレクトリを作成する。 要求 method は MKDIR である必要がある
|
query-handler
|
|
|
HTML ISINDEX タグを扱う
|
path
|
|
|
実行する CGI プログラムの絶対パスとファイル名
|
remove-dir
|
|
|
空のディレクトリを削除する。要求 method は RMDIR である必要がある
|
remove-file
|
|
|
ファイルを削除する。 要求 method は DELETE である必要がある
|
rename-file
|
|
|
ファイル名を変更する。 要求 method は MOVE である必要がある
|
send-cgi
|
|
|
環境変数を設定し、CGI プログラムを起動してクライアントに応答を送信する
|
user
|
|
|
(UNIX の場合のみ) CGI プログラムを実行するユーザ名
|
group
|
|
|
(UNIX の場合のみ) CGI プログラムを実行するグループ名
|
chroot
|
|
|
(UNIX の場合のみ) chroot を実行する前のディレクトリ。 magnus.conf で定義した Chroot に関連している
|
dir
|
|
|
(UNIX の場合のみ) chroot の実行後、chdir を実行する前のディレクトリ
|
rlimit_as
|
|
|
(UNIX の場合のみ) CGI プログラムのバイト単位の最大アドレス空間。 現在の制限値 (弱い制限値) および最大制限値 (強い制限値) をコンマで区切って指定できる。 弱い制限値を最初に指定する必要がある。 制限値が 1 つだけの場合は、どちらもこの値に設定される
|
rlimit_core
|
|
|
(UNIX の場合のみ) CGI プログラムのコアファイルの最大サイズ。 値が 0 の場合、書き込みコアは無効になる。 現在の制限値 (弱い制限値) および最大制限値 (強い制限値) をコンマで区切って指定できる。 弱い制限値を最初に指定する必要がある。 制限値が 1 つだけの場合は、どちらもこの値に設定される
|
rlimit_nofile
|
|
|
(UNIX の場合のみ) CGI プログラムのファイル記述子の最大数。 現在の制限値 (弱い制限値) および最大制限値 (強い制限値) をコンマで区切って指定できる。 弱い制限値を最初に指定する必要がある。 制限値が 1 つだけの場合は、どちらもこの値に設定される
|
nice
|
|
|
(UNIX の場合のみ) インクリメントを適用して、サーバに対する CGI プログラムの優先度を決定する。 通常、サーバは nice 値 0 で動作し、nice 値は、 0 (CGI プログラムがサーバと同じ優先度で動作する) から 19 (CGI プログラムがサーバよりも低い優先度で動作する) までの間で増分する
|
send-file
|
|
|
クライアントにローカルファイルを送信する。 この指令は、要求メソッドが、GET、HEAD、または POST であり、タイプが magnus-internal/ で始まっていない場合に呼び出される
|
nocache
|
値は無視される
|
|
(省略可) サーバが統計ファイル要求への応答をキャッシュしないようにする。 たとえば、特定のディレクトリにあるファイルがキャッシュされないように指定することができるので、頻繁に変更されるファイルがあるディレクトリでは有用である
|
send-range
|
|
|
クライアントに送信するファイルのサイズ (バイト数)
|
send-shellcgi
|
|
|
(Windows NT の場合のみ) 環境変数を設定し、シェル CGI プログラムを起動してクライアントに応答を送信する
|
send-wincgi
|
|
|
(Windows NT の場合のみ) 環境変数を設定し、WinCGI プログラムを起動してクライアントに応答を送信する
|
service-dump
|
|
|
収集されたパフォーマンスバケットのデータに基づいて、パフォーマンスレポートを作成する (「bucket パラメータ」 を参照)。 mime.types ファイルには次の行を指定する必要がある。 type=perf exts=perf。 レポートを表示するには、ブラウザで次のアドレスをクリックする。 http://server_id:port/.perf
|
type
|
perf
|
|
レポートの MIME タイプを指定する
|
shtml_send
|
|
|
HTML ドキュメントの埋め込みコマンドをスキャンして、構文解析を実行する。 このコマンドではサーバから情報を取得したり、他のファイルの内容を取り込んだり、CGI プログラムを実行したりすることがある。 shtml_send 関数は、Shtml プラグイン (UNIX では libShtml.so、 Windows NT では libShtml.dll) が読み込まれている場合にだけ利用できる
|
ShtmlMaxDepth
|
|
10
|
入れ子が許可されているインクルードが可能な最大の深さ
|
addCgiInitVars
|
yes、no
|
no
|
(UNIX の場合のみ) パラメータが存在し、 yes である場合、init-cgi SAF に定義されている環境変数を SHTML exec タグで実行された任意のコマンドの環境に追加する
|
stats-xml
|
|
|
パフォーマンスレポートを XML 形式で作成する。 magnus.conf の stats-init 関数を使ってこの関数を初期化し、次に NameTrans 関数を使って stats-xml 関数への要求を出す必要がある。 レポートの作成場所は次のとおり。 http://server_id:port/stats-xml/ iwsstats.xml。 関連する DTD ファイルは次の場所。 http://server_id:port/stats-xml/ iwsstats.dtd
|
upload-file
|
|
|
ファイルをアップロードして保存する。 要求メソッドは PUT である必要がある
|
AddLog 関数
表 2-20 obj.conf AddLog 関数
関数/パラメータ
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
common-log
|
|
|
要求に関する情報を共通のログ形式で記録する
|
name
|
|
|
(省略可) ログファイル名を指定する。ログファイル名は、init-clf Init 関数のパラメータとして指定されている名前にする必要がある。 名前が指定されていない場合は、ログのエントリは、すべてグローバルログファイルに記録される
|
iponly
|
値は無視される
|
|
(省略可) DNS 名を検索してログに記録するのではなく、リモートクライアントの IP アドレスをログに記録するようサーバに指示する。 magnus.conf ファイルで DNS がオフになっていると、パフォーマンスが向上する
|
flex-log
|
|
|
要求に関する情報を、フレキシブルで構成可能な形式で記録する
|
name
|
|
|
(省略可) ログファイル名を指定する。ログファイル名は、init-clf Init 関数のパラメータとして指定されている名前にする必要がある。 名前がない場合は、ログのエントリは、すべてグローバルログファイルに記録される
|
iponly
|
値は無視される
|
|
(省略可) DNS 名を検索してログに記録するのではなく、リモートクライアントの IP アドレスをログに記録するようサーバに指示する。 magnus.conf ファイルで DNS がオフになっていると、パフォーマンスが向上する
|
record-useragent
|
|
|
クライアントの IP アドレスとユーザエージェントのヘッダーを記録する
|
name
|
|
|
(省略可) ログファイル名を指定する。ログファイル名は、init-clf Init 関数のパラメータとして指定されている名前にする必要がある。 名前が指定されていない場合は、ログのエントリは、すべてグローバルログファイルに記録される
|
Error 関数
表 2-21 obj.conf Error 関数
関数/パラメータ
|
説明
|
send-error
|
特定の HTTP 応答状態の代わりに、 HTML ファイルをクライアントに送信する
|
path
|
クライアントに送信する HTML ファイルを、ファイルシステムの絶対パスで指定する。 ファイル名や実際のファイルタイプにかかわらず、ファイルは text/html 形式で送信される。 ファイルを指定しない場合、サーバはデフォルトの簡単なエラーページを送信する
|
reason
|
(省略可) 理由を表す文字列 ("Unauthorized" または "Forbidden" など) のいずれかのテキスト。 文字列中の大文字と小文字は、区別されない
|
code
|
(省略可) 401 や 407 など、HTTP の応答状態を表す 3 桁の数字。HTTP の仕様に基づく任意の HTTP の応答状態コードまたは理由を表す文字列
|
qos-error
|
エラーを引き起こしたサービス制限の品質、および QOS 統計の値を示すエラーページを返す
|
code
|
(省略可) 401 や 407 など、HTTP の応答状態を表す 3 桁の数字。HTTP の仕様に基づく任意の HTTP の応答状態コードまたは理由を表す文字列。 推奨値は 503
|
password.conf
目的
デフォルトでは、Web サーバが起動する前に管理者は鍵データベースのパスワードを入力するように求められます。 Web サーバが自動的に再起動できるようにするには、password.conf ファイルにパスワードを保存しておく必要があります。 このファイルと鍵データベースに障害が発生しないようにするため、使用するシステムが十分にセキュリティ保護されていることを確認してください。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-server_id/config
デフォルトでは、このファイルは存在しません。 必要に応じて作成する必要があります。
構文
PKCS#11_module_name:password
サーバに同梱されている内部 PKCS#11 ソフトウェア暗号化モジュールを使う場合、次のように入力します。
Communicator_Cert_DB:password
別の PKCS#11 モジュールを使ってハードウェアを暗号化したり高速化する場合は、このモジュールの名前とパスワードを次のように指定する必要があります。
internal:password
関連項目
iPlanet Web Server の『管理者ガイド』
rules.properties
目的
iPlanet Web Server 4.x との下位互換用です。代わりに web.xml を使ってサーブレットを構成することをお勧めします。
サーブレットの仮想パス変換を定義します。iPlanet Web Server 6.0 では、デフォルトの仮想サーバだけをサポートします。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
virtual_path=servlet_name
URL http://server_id/virtual_path は、servlets.properties ファイルで servlet_name で指定されたサーブレットを呼び出します。
virtual_path は正規表現になります。 たとえば次の式では、/my/xxx.foo のような要求が URL にあった場合は必ず wasp サーブレットを実行するようサーバに指示します。
@.*[.]foo$=wasp
関連項目
iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』
web.xml ファイル
付録 A「iWS 4.x と 6.0 の設定の変更点」
次の Web サイトの Servlet 2.2 API 仕様書
http://java.sun.com/products/servlet/index.html
server.xml
目的
待機ソケットと仮想サーバを定義します。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
ファイルには次のような基本的な XML 構文があり、要素は入れ子になっています。
<ELEMENT attribute="value" attribute="value" ... >
<SUBELEMENT attribute="value" attribute="value" ... />
</ELEMENT>
表 2-22 では要素 (ELEMENT) を太字にして属性 (attribute) と区別します。またデフォルト値は指定された属性が存在しないことを前提にしています。
関連項目
iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 8 章
表 2-22 server.xml
要素/属性
|
使用できるサブ要素 または値
|
デフォルト値
|
説明
|
SERVER
|
VARS、LS、MIME、ACLFILE、VSCLASS、QOSPARAMS
|
|
サーバを定義する。 サブ要素は、表示された順に定義する必要がある
|
qosactive
|
yes、no、on、off、1、0
|
no
|
サービス機能の品質を有効にする。サーバエンティティに制限を設定したり、帯域幅や接続に関するサーバ統計を表示できる
|
qosmetricsinterval
|
秒数
|
30
|
(省略可) トラフィックの測定間隔
|
qosrecomputeinterval
|
ミリ秒数
|
100
|
(省略可) すべてのサーバエンティティの帯域幅を再計算する期間
|
legacyls
|
|
|
古いバージョンであるアプリケーション (4.x) の待機ソケットの id 属性。 LS には CONNECTIONGROUP が 1 つだけ含まれ、その defaultvs である VS を 1 つだけ構成する必要がある。 古いバージョンのアプリケーションは、すべてこの仮想サーバ上で実行する必要がある
|
VARS
|
(サブ要素なし。共通に定義されている変数は、docroot、adminusers、webapps_file、webapps_enable、accesslog、user、group、chroot、dir、 およびnice)
|
|
server.xml で値を設定して obj.conf で参照できる変数を定義する。 デフォルトで定義されている変数はないが、最もよく定義される変数は、obj.conf の document-root 関数で使用される docroot である。 詳細は、iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の第 8 章を参照
|
LS
|
(なし)
|
|
待機ソケットを定義する
|
id
|
|
|
待機ソケットの内部名。 VS 要素で使用され、仮想サーバに接続する待機ソケットを定義する
|
ip
|
ドット付きペアまたは IPv6 表記の IP アドレス。 INADDR_ANY では 0.0.0.0 で表記することもできる
|
|
待機ソケットの IP アドレス。 複数の CONNECTIONGROUP が待機ソケットに構成されている場合は、0.0.0.0 用の待機ソケットを構成する必要がある
|
port
|
1 - 65535
|
|
待機ソケットを作成するポート番号。 UNIX では、ポート 1 - 1024 で待機するソケットを作成するにはスーパユーザ特権が必要である。 ポート 443 で待機する SSL 待機ソケットの構成を推奨する。 異なる IP アドレスが同じポートを使うことはできない
|
security
|
on、off、yes、no、1、0
|
no
|
(省略可) 待機ソケットが SSL を実行するかどうかを決定する。 SSL2 または SSL3 のオンとオフを切り換え、CONNECTIONGROUP オブジェクトにある SSLPARAMS オブジェクトを使って符号化方式を設定できる
|
acceptorthreads
|
1 - 1024
|
1
|
(省略可) 待機ソケットの受け入れスレッド数
|
family
|
inet、inet6、nca
|
inet
|
(省略可) ソケットファミリのタイプ。 IPv6 待機ソケットで使う値は inet6 。 inet6 の値を使う場合は、IPv4 のアドレスにはログファイルの接頭辞 ::ffff: が付く。 Solaris Network Cache and Accelerator (NCA) を使う nca を指定する
|
blocking
|
on、off、yes、no、1、0
|
no
|
(省略可) 待機ソケットと適用されたソケットをブロックモードにするかどうかを決定する。 ブロックモードを使うとベンチマークの得点が上がることがある。 本稼動の環境では no に設定する
|
CONNECTIONGROUP
|
SSLPARAMS
|
|
MIME タイプを定義する
|
id
|
|
|
接続グループの内部名。 VS 要素で使用され、仮想サーバが使用する接続を定義する
|
matchingip
|
ドット付きペアまたは IPv6 表記の IP アドレス、または default の値。 INADDR_ANY では 0.0.0.0 で表記することはできない
|
|
関連付けられた仮想サーバで使う IP アドレス。 含まれている LS に ip=0.0.0.0 が設定されていない場合は default にする必要がある
含まれている LS に ip=0.0.0.0 が設定されていれば、特定の IP アドレスか default のいずれかを指定できる。 この場合、default とは、ほかの LS または CONNECTIONGROUP 要素で指定されていない任意の IP アドレスを意味する
|
defaultvs
|
|
|
この接続グループに対するデフォルトの仮想サーバの id 属性
|
servername
|
|
|
クライアントに送信する URL のホスト名の部分に入力する内容をサーバに指示する。 コロンとポート番号を追加した場合、サーバがクライアントに送信する URL にそのポートが使われる
|
SSLPARAMS
|
(なし)
|
|
接続グループの SSL パラメータを定義する。 SSLPARAMS 要素が内部で必要となる。security 属性が on に設定されている待機ソケットに指定される CONNECTIONGROUP 要素は内部でだけ使用できる
|
servercertnickname
|
|
|
証明書データベースにあるサーバ証明書のニックネームまたは PKCS#11 のトークン。 証明書の name 形式に tokenname:nickname。 tokenname: を指定する場合、 この属性の名前の部分を省略することができる
|
ssl2
|
on、off、yes、no、1、0
|
no
|
(省略可) SSL2 を有効にするかどうかを決定する
|
ssl2ciphers
|
rc4、rc4export、rc2、rc2export、idea、des、desede3
|
なし
|
(省略可) スペースで区切られた SSL2 符号化方式リストで、接頭辞が + であれば有効、- であれば無効。たとえば +rc4 のようになる
|
ssl3
|
on、off、yes、no、1、0
|
yes
|
(省略可) SSL3 を有効にするかどうかを決定する
|
ssl3tlsciphers
|
rsa_rc4_128_md5、rsa3des_sha、rsa_des_sha、rsa_rc4_40_md5、rsa_rc2_40_md5、rsa_null_md5、rsa_des_56_sha、rsa_rc4_56_sha
|
なし
|
(省略可) スペースで区切られた SSL3 および TLS 符号化方式リストで、接頭辞が + であれば有効、- であれば無効。たとえば +rsa_des_sha のようになる
|
tls
|
on、off、yes、no、1、0
|
no
|
(省略可) TLS を有効にするかどうかを決定する
|
tlsrollback
|
on、off、yes、no、1、0
|
on
|
(省略可) TLS ロールバックを有効にするかどうかを決定する
|
clientauth
|
on、off、yes、no、1、0
|
no
|
(省略可) ACL ベースのアクセス制御とは別に、要求ごとに SSL3 クライアント認証を実行するかどうかを決定する
|
MIME
|
(なし)
|
|
MIME タイプを定義する
|
id
|
|
|
MIME タイプのリストの内部名。 VS 要素で使用され、仮想サーバが使用する MIME タイプを定義する
|
file
|
|
|
MIME タイプのファイル名。 このファイルの形式については、iPlanet Web Server の『NSAPI プログラマーズガイド』の「付録 B」を参照
|
ACLFILE
|
(なし)
|
|
1 つまたは複数の ACL ファイルへの参照
|
id
|
|
|
ACL ファイルリストの内部名。 VS 要素で使用され、仮想サーバが使用する ACL ファイルを定義する
|
file
|
|
|
スペースで区切られた ACL ファイルリスト。 それぞれの ACL ファイルには一意のファイル名が必要。 ACL ファイル形式については、iPlanet Web Server の『管理者ガイド』を参照
デフォルトの ACL ファイル名は generated.https-server_id.acl で、ファイルは server_root/server_id/httpacl ディレクトリにある。 このファイルを使うには、server.xml で参照する必要がある
|
VSCLASS
|
VARS、VS、QOSPARAMS
|
|
仮想サーバクラスを定義する。 サブ要素は、表示された順に定義する必要がある
|
id
|
|
|
仮想サーバクラスの ID。特定の仮想サーバクラスを検索できる一意の ID
|
objectfile
|
|
|
仮想サーバのこのクラスの obj.conf ファイル名。 VS 要素で無効にすることはできない
|
rootobject
|
|
default
|
(省略可) obj.conf ファイルから読み込まれたオブジェクトのどれをデフォルトにするのかをサーバに指示する。 デフォルトのオブジェクトには、仮想サーバに対する 名前変換 (NameTrans) 指令がすべて記述されているものとする。 サーバマネージャは、default で指定されたオブジェクトがデフォルトであるとみなす
|
acceptlanguage
|
on、off
|
off
|
(省略可) on の場合、サーバで Accept-Language ヘッダーを構文解析して、クライアントが使用する言語に基づいて適切な言語バージョンを送信する。 サーバが複数の言語をサポートしている場合にだけこの値を on に設定しておく必要がある。 VS 要素で無効にすることができる
|
VS
|
VARS, QOSPARAMS、USERDB
|
|
仮想サーバを定義する。 サブ要素は、表示された順に定義する必要がある
|
id
|
文字で始める必要がある
|
|
仮想サーバの ID。特定の仮想サーバを検索できる一意の ID である。 obj.conf ファイルでは変数 $id として扱うこともできる
|
connections
|
|
|
(省略可) 仮想サーバが使う接続を指定する CONNECTIONGROUP id のスペースで区切られたリスト。 CONNECTIONGROUP の defaultvs でない VS についてだけ必要
|
urlhosts
|
|
|
URLHost 要求ヘッダーにおいて、現在の仮想サーバを選択するために使用できる値を、スペースで区切って表示したリスト。 同じ CONNECTIONGROUP に設定された VS ごとに、そのグループに一意の値が必要
|
mime
|
|
|
仮想サーバで使用する MIME 要素の id
|
state
|
on、off、disable
|
on
|
(省略可) VS がアクティブ (on) であるかアクティブでない (off、disable) かを決定する。 アクティブでない場合、VS は要求を実行しない
VS が disable の場合は、グローバルサーバ管理者だけが on に変更できる
|
aclids
|
|
|
(省略可) スペースで区切られた、ACLFILE 要素の 1 つまたは複数の id 属性。 仮想サーバで使う ACL ファイルを指定する
|
errorlog
|
|
|
(省略可) 仮想サーバ専用のエラーメッセージのログファイルを指定する
|
acceptlanguage
|
on、off
|
off
|
(省略可) on の場合、サーバで Accept-Language ヘッダーを構文解析して、クライアントが使用する言語に基づいて適切な言語バージョンを送信する。 サーバが複数の言語をサポートしている場合にだけ、この値を on に設定しておく必要がある
|
QOSPARAMS
|
(なし)
|
|
SERVER、VSCLASS、または VS のサービスの品質パラメータを定義する
|
maxbps
|
毎秒のバイト数
|
|
(省略可) SERVER、VSCLASS、または VS の帯域幅制限の最大値
|
enforcebandwidth
|
yes、no、on、off、1、0
|
no
|
帯域幅制限を有効にするかどうかを指定する
|
maxconn
|
接続数
|
|
(省略可) SERVER、VSCLASS、または VS の同時接続の最大数
|
enforceconnections
|
yes、no、on、off、1、0
|
no
|
接続の制限を有効にするかどうかを指定する
|
USERDB
|
(なし)
|
|
仮想サーバで使うユーザデータベースを定義する
|
id
|
|
|
仮想サーバの ACL ファイルにあるユーザデータベース名
|
database
|
|
|
dbswitch.conf ファイルのユーザデータベース名
|
basedn
|
|
|
(省略可) dbswitch.conf ファイルのベース DN 検索を優先する
|
certmaps
|
|
|
(省略可) certmap.conf で定義された LDAP エントリマッピングで使う証明書を指定する。 この属性がない場合は、すべてのマッピングを使う。 certmap.conf のマッピングに基づくすべての検索は、VS の最終ベース DN に関連する
|
servers.lst
目的
Administration Server で管理される iPlanet Server を一覧表示します。 このファイルは変更しないでください。
場所
server_root/https-admserv/config
構文
protocol:server
表 2-23 servers.lst
指令
|
使用できる値
|
デフォルト値
|
説明
|
protocol
|
http、https
|
https
|
通信プロトコル
|
server
|
iPlanet Server の名前
|
Web Server, Enterprise Edition
|
Administration Server で管理する iPlanet Server
|
servlets.properties
目的
iPlanet Web Server 4.x との下位互換用です。サーブレットを構成する代わりに
web-apps.xml を使用することをお勧めします。
グローバルサーブレット設定とシステムのサーブレットリストを定義します。iPlanet Web Server 6.0 では、デフォルトの仮想サーバだけをサポートします。
場所
server_root/https-admserv/config
server_root/https-admserv/conf_bk
server_root/https-server_id/config
server_root/https-server_id/conf_bk
構文
servlets.property=value
servlet.servlet_name.property=value
表 2-24 で説明されている servlet プロパティは、名前付きサーブレットだけにあてはまります。 表 2-25 で説明されている servlets プロパティは、すべてのサーブレット にあてはまります。
関連項目
iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』
server.xml ファイルおよび web-apps.xml ファイル
付録 A「iWS 4.x と 6.0 の設定の変更点」
次の Web サイトの Servlet 2.2 API 仕様書
http://java.sun.com/products/servlet/index.html
表 2-24 servlets.properties の個別 (サーブレット) プロパティ
プロパティ
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使用できる値
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デフォルト値
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説明
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code
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クラスまたはクラスファイル名
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サーブレットのクラス名またはクラスファイル名。 .class 拡張子は省略可
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context
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コンテキスト名
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サーブレットが属するコンテキスト。 コンテキストの設定は contexts.properties ファイルで変更する
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classpath
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URL またはパスで、スラッシュ (/) だけを使う
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クラスのあるディレクトリへの URL やパス。または (URL 以外の) ディレクトリまたは jar ファイルのリストへの URL やパス。たとえば、CLASSPATH 環境変数
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initArgs
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コンマで区切られた name=value の組み合わせ
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Servlet API 呼び出しを使ってサーブレットでアクセスできる name=value の組み合わせリスト
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startup
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true、false
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true
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Web サーバの起動時にサーブレットを自動的に起動するかどうかを決定する
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表 2-25 servlets.properties の一般的な (サーブレット) プロパティ
プロパティ
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使用できる値
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デフォルト値
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説明
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config.docRoot
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スラッシュのあるパス
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Web サーバのドキュメントルート
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すべてのサーブレットのドキュメントルート。docRoot が指定されていない場合、Web サーバのドキュメントルートが使用される
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config.realPathFromRequest
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true、false
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false
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true の場合は、サーブレットの docRoot に基づいて getRealPath を計算する。 false の場合は、標準の NSAPI 手順で試行する
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config.respondCookieVersion
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cookie のバージョン番号
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0
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特定の cookie バージョンに応答するかどうかをサーバに指示する
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config.sessionExpireOnClose
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true、false
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false
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ユーザがブラウザを終了すると、セッションの cookie も有効期限が切れるようにサーバに指示する
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sessionmgr
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セッションマネージャのオブジェクト
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com.iplanet. server.http. session. IWSSessionMan-ager
(すべてを 1 行に記述し、ダッシュは使用しない)
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サーブレットの セッションマネージャ名。 MMapSessionManager などのセッションマネージャは、サーバ内でインスタンス化できるのは 1 度だけ
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config.reloadInterval
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秒数
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5
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サーバが、 JSP およびサーブレットファイルが修正されているかどうかを確認する時間間隔
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config.bufferSize
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バイト数
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4096
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HTTP 出力ストリームの初期バッファサイズ
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startup
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true、false
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true
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Web サーバの起動時に、すべてのサーブレットを自動的に起動するかどうかを決定する。 servlet.startup プロパティを代わりに使うことを推奨する
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web.xml
目的
サーブレット、URL マッピング、セキュリティ制限などの Web アプリケーションを定義します。 Web アプリケーションにはそれぞれ独自の web.xml ファイルがあります。
場所
アプリケーション固有の場所をユーザが定義します。
構文
次の Web サイトで .DTD ファイルを参照してください。
http://java.sun.com/j2ee/dtds/web-app_2_2.dtd
または
server_root/bin/https/dtds/web-app_2_2.dtd
関連項目
iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』
次の Web サイトの Servlet 2.2 API 仕様書
http://java.sun.com/products/servlet/index.html
次の Web サイトの JSP 1.1 仕様書
http://java.sun.com/products/jsp/download.html
ファイルの要素や属性のリストは、 Servlet 2.2 API の仕様で示されているので、ここでは扱いません。
web-apps.xml
目的
仮想サーバが管理する Web アプリケーションを定義します。仮想サーバには、それぞれ独自の web-apps.xml ファイルを設定することができます。
場所
デフォルトファイルの場所だけを示します。
server_root/https-server_id/config
構文
ほとんどのファイルには、次のような基本的な XML 構文があり、要素が入れ子になっています。
<ELEMENT attribute="value" attribute="value" ... >
<SUBELEMENT attribute="value" attribute="value" ... />
</ELEMENT>
表 2-26 では、要素を太字にして属性と区別します。また、デフォルト値は、指定された属性が存在しないことを前提にしています。
関連項目
iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』
次の Web サイトの Servlet 2.2 API 仕様書
http://java.sun.com/products/servlet/index.html
次の Web サイトの JSP 1.1 仕様書
http://java.sun.com/products/jsp/download.html
表 2-26 web-apps.xml
要素/属性
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使用できるサブ要素 または値
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デフォルト値
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説明
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auth-native
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(なし)
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(省略可) 承認とロールのマッピング用に、固有のネイティブユーザ/グループのデータベースを設定する。 この要素が指定されていない場合は、ネイティブのデフォルト認証データベースで承認する
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authdb
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ネイティブ認証データベース
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class-loader
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(なし)
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Web アプリケーションのクラスローダー
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classpath
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クラスローダーが使用するクラスパス
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delegate
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true、false
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false
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仮想サーバやシステムのクラスローダーを最初に呼び出してクラスを読み込むように指定する
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reload-interval
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秒数
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30
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Web アプリケーションが修正されているかどうかを、サーバが確認する時間間隔
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description
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(なし)
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パラメータの説明。 init-param 要素で使用する。iPlanet Web Server はこの要素を無視する
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filter、 filter-mapping
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Servlet 2.3 の Filter API を実装する。 web-app 要素の中で使用される
iPlanet Web Server 6.0 は web.xml ファイルで Servlet 2.2 API だけをサポートするが、この機能は web-apps.xml ファイルで利用できる
filter および filter-mapping ついては、そのファイルの位置を除き Servlet 2.3 で説明されている。詳細は次のサイトを参照
http://java.sun.com/ products/servlet/index.html
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form-login-session
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session-manager
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仮想サーバのすべての Web アプリケーションを対象に、形式ベースのシングルサインオン認証を設定する。 この要素がない場合は、仮想サーバのデフォルトレベルのセッションマネージャが使用される
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cookie-name
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cookie 名
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iwsformloginid
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セッション ID を追跡する cookie 名
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timeOut
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秒数
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600 (10 分)
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セッションのタイムアウト
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init-param
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param-name、param-value、description
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含まれている要素の初期化パラメータを指定する。 init-param の属性は、含まれている要素が参照するオブジェクトによって異なる
たとえば、含まれている要素が session-manager で、セッションマネージャが IWSSessionManager の場合、init-param の属性は IWSSessionManager の初期化パラメータである
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jsp-servlet
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init-param
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JSP のコンパイル動作を設定する。 初期化パラメータ use-precompiled を true に設定して、仮想サーバの JSP がすべてコンパイル済みであることを iPlanet Web Server に指示する。 jsp-servlet 初期化パラメータの詳細は、iPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』を参照
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enable
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true、false
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true
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JSP を有効にする
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interval
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秒数
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0
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フラッシュ間隔
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param-name
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(なし)
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パラメータ名。 init-param 要素の中で使用される
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param-value
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(なし)
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パラメータ値。 init-param 要素の中で使用される
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parameter-encoding
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(なし)
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次の形式のパラメータに対する復号化の方法を、 Web サーバに伝える
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enc
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none、auto、または utf8 や Shift_JIS などの特定の encoding
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auto
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encoding: 特定のエンコーディングを使用する
none:システムのデフォルトのエンコーディングを使用する
auto:各エンコーディング方式を次の順序で試みる。1) charset、2) parameter Encoding属性、3) form-hint-field で定義された隠し形式フィールド。これ以外の場合は none と同じ
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form-hint-field
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j_encoding
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エンコーディングを指定する形式の隠しフィールド名
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response-buffer
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(なし)
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HTTP サーブレットの応答バッファの初期サイズとデフォルトのサイズを設定する
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flush-timeout
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秒数
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0
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最後のフラッシュ以降、指定した秒数が経過したらストリームにデータをフラッシュさせる。 0 (デフォルト) または負の数に設定されている場合、バッファに空き容量がなくなるまで、出力ストリームはフラッシュしない
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size
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バイト数
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8192
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バッファサイズ
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response-cookie
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(なし)
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特定の cookie バージョンで応答するようサーバに指示する
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version
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cookie のバージョン番号
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0
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cookie のバージョン
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role-mapping
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(なし)
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web.xml の role-name 値を LDAP のユーザまたはグループにマップする
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map-to
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user、group
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group
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web.xml の role-name 値を LDAP のユーザまたはグループにマップするかどうかを指定する
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session-cookie
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(なし)
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セッション cookie のパラメータを指定する
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domain
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ドメイン名
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(なし)
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この属性がある場合、値のタグが cookie に付けられる。 デフォルト値はない
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is-secure
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true、false
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false
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true に設定すると、要求がセキュリティ保護された接続で届いた場合、サーバはセッション cookie において secure 属性を送信する。 デフォルトは false
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session-manager
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init-param
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Web アプリケーションのセッションマネージャ。 各セッションマネージャの初期化パラメータはiPlanet Web Server の『サーブレットに関するプログラマーズガイド』を参照
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class
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セッションマネージャのクラス
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session-tracking
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(なし)
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セッション追跡のメソッドを決定する
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use-cookies
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true、false
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true
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true の場合はセッション追跡の cookie を使う
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use-url-rewriting
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true、false
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true
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true の場合はセッション追跡の URL 書き換えを使う
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tempdir
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(なし)
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Web アプリケーションで使用される一時ディレクトリ
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dir
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一時ディレクトリ
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vs
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auth-native、class-loader、form-login- session、jsp-servlet、parameter- encoding、response-buffer、response-cookie、role-mapping、session-manager、session-tracking、session-cookie、tempdir、web-app
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web-apps.xml ファイルの最上位要素。 web-app 以外のサブ要素をすべての Web アプリケーションのデフォルトに設定する
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web-app
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auth-native、class-loader、filter、filter-mapping、jsp-servlet、parameter- encoding、response-buffer、response-cookie、role-mapping、session-manager、session-tracking、session-cookie、tempdir
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Web アプリケーション。 Web アプリケーションは WAR ファイルに格納されていて、サーブレット、JSP、HTML ページ、クラスファイル、および他のアプリケーションリソースを含むことができる
web-app 要素のサブ要素は、その Web アプリケーションに含まれる vs 要素の対応するサブ要素よりも優先する
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dir
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Web アプリケーションの内容が保存されているディレクトリ
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uri
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クライアントが Web アプリケーションへのアクセスに使う URI。 この URI では正規表現も使用できる
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