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Sun ONE Portal Server, Mobile Access 6.2 管理者ガイド

第 2 章
モバイル機器の管理

SunTM ONE Portal Server, Mobile Access ソフトウェアでは、SunTM ONE Identity Server クライアント検出モジュールを使用して、ポータルサイトのユーザーがポータ ルサイトへのアクセスに使用するさまざまなクライアント、つまりモバイル機器を識別および管理します。

この章では次のトピックについて説明します。


クライアント検出の理解

クライアント検出は、ポータルへのアクセスに使用される各モバイル機器の機能および特徴を決定します。これを実行するために、CC/PP (Composite Capability and Preference Profiles) 仕様、UAProf、または事前設定データが使用されます。

Mobile Access ソフトウェアでは、各クライアントに対して次の 3 つのプロパティが定義されている必要があります。

また、Mobile Access ソフトウェアでは、クライアントタイプの特定のプロパティ値の保存および取得に条件プロパティが使用されます。たとえば、desktopContainer 条件プロパティがこれに該当します。ワイヤレスデスクトップディスパッチャは、この プロパティを読み取って、要求されたクライアントタイプのデスクトップコンテナを 決定します。

Mobile Access ソフトウェアは、クライアントタイプデータをファイル portal_server_installation_root/SUNWps/export/request/SunAMClientData.request から LDAP ディレクトリにインポートし、Identity Server API を使用して clientType を識別します。一致は、次の順序で決定されます。

  1. 完全一致
  2. 部分一致
  3. キーワード一致


クライアントデータベースの管理

クライアントデータは、次の 2 つの場所に保存されます。

Mobile Access ソフトウェアをインストールすると、すべてのクライアントデータは内部ライブラリに保存されます。デバイスをカスタマイズすると、デバイスの優先バージョンが作成され、外部ライブラリに保存されます。これらのライブラリのデータは、サーバーの起動時にマージされます。

Mobile Access 製品には、新しいクライアントデータ定義を追加し、既存のクライアントプロパティの変更時にクライアントを更新して、3 か月ごとに内部ライブラリを更新するパッチが用意されています。この処理により、内部ライブラリを定期的に更新することができます。(外部ライブラリに保存されているカスタマイズされたデータは変更されません。)

このパッチの名前は、PortalMAClientDeviceUpdateRevnn です。このパッチの番号は、116412-nn です。nn の値は、パッチのシーケンス番号です。たとえば、最初のパッチの nn が 01、2 番目のパッチが 02 になります。

クライアントデータベースを更新するには

  1. http://www.sun.com を表示します。
  2. 「Support & Training」リンクをクリックします。
  3. 「Patches」リンクをクリックして SunSolve パッチデータベースに移動します。
  4. 表示される指示に従います。


「クライアントマネージャ」の使用

Sun ONE Identity Server ソフトウェアによってインストールされる管理コンソールでは、「クライアントマネージャ」を使用して HTML ベースのデバイスのプロパティを管理することができます。Sun ONE Portal Server, Mobile Access ソフトウェアをインストールすると、「クライアントマネージャ」が更新されます。これにより、モバイル機器のブラウザに固有のマークアップ言語のプロパティが 7 つ追加され、これらのプロパティを管理できるようになります。

この節では、「クライアントマネージャ」によって提供される、クライアントタイプに関する次の情報につ いて説明します。

また、この節では次の手順についても説明します。

マークアップ言語

Mobile Access ソフトウェアは、モバイルクライアントブラウザで使用される次のマークアップ言語をサポートしています。

スタイル

スタイルは、マークアップ言語の関連機器グループのプロパティセットです。たとえば、Nokia スタイルは、Nokia で製造されるすべての WML 機器に適用されます。

各マークアップ言語に 1 つ以上の「スタイル」が存在します。マークアップ言語によっては複数のスタイルを持つ場合もあります。

「スタイル」プロパティを無効にすることはできません。新しいデバイスを作成するときに既存のクライアントを新しいデバイスのテンプレートとして使用する場合、新しいクライアントは既存のクライアントの「スタイル」プロパティを継承します。

デバイス情報

デバイス情報は、更新可能なデバイス固有のクライアントタイプデータです。

デフォルトクライアントタイプのデバイス情報を変更する場合は、デフォルトクライアントタイプの新しいバージョンを別個に作成します。このカスタム情報は外部ライブラリに保存されますが、デフォルトデバイス情報は内部ライブラリに残されます。内部ライブラリのデバイスと区別するために、各カスタムデバイスのクライアントタイプ名にアスタリスクが 2 つ追加されます。

フィルタオプション

「フィルタ」オプションは、特定の「スタイル」に割り当てられている特定のクライアントタイプのグループを検索して表示するための検索フィールドです。

Client Editor

Client Editor では、クライアントタイプの作成とカスタマイズ、およびクライアントプロパティの管理が可能です。

Client Editor では、プロパティは次のグループにまとめられます。

「クライアントマネージャ」を起動するには

  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「サービス設定」タブを選択します。
  4. 左側の「サービス設定」ペインで、「Identity Server」ヘッダーの下にある「クライアントディテクション」の矢印をクリックします。
  5. 「クライアントディテクション」のグローバル設定が右側のペインに表示されます。

  6. 「クライアントタイプ」ラベルの後ろにある「編集」リンクをクリックします。
  7. 「クライアントマネージャ」のインタフェースが表示されます。デフォルトでは、HTML デバイスの詳細が表示されます。

クライアントデータベースの管理については、「クライアントデータベースの管理」を参照してください。

スタイルプロパティを表示するには

  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「サービス設定」タブをクリックします。
  4. 左側の「サービス設定」ペインで、「Identity Server」ヘッダーの下にある「クライアントディテクション」の矢印をクリックします。
  5. 「クライアントディテクション」のグローバル設定が右側のペインに表示されます。

  6. 「クライアントタイプ」ラベルの後ろにある「編集」リンクをクリックします。
  7. 「クライアントマネージャ」のインタフェースが表示されます。デフォルトでは、HTML デバイスの詳細が表示されます。

  8. 最上部のタブから、プロパティを表示するデバイスのマークアップ言語 (「WML」など) をクリックします。
  9. 選択したマークアップ言語を使用するクライアントタイプがデータベースにある場合は、それらのクライアントタイプがアルファベット順で表示されます。

  10. 「スタイル」プルダウンメニューから、目的のスタイル (「Nokia」など) を選択します。
  11. 選択したスタイルについて、データベースにすでに存在するクライアントタイプのリストが表示されます。

  12. 「現在のスタイルのプロパティ」リンクをクリックします。
  13. スタイルの編集ページが表示されます。デフォルトでは、「一般」プロパティのスタイルが表示されます。

  14. 「プロパティ」プルダウンメニューから、表示するプロパティタイプ (「ソフトウェアプラットフォーム」など) を選択します。

  15. プロパティタイプには、「一般」、「ハードウェアプラットフォーム」、「ソフトウェアプラットフォーム」、「Network Characteristics」、「Browser UA」、「WapCharacteristics」、「PushCharacteristicsNames」、および「追加プロパティ」があります。


  16. 「クライアントマネージャ」ページに戻るには、「取消し」をクリックします。


クライアントタイプデータの管理

クライアントタイプデータを管理するには、管理コンソールで「クライアントマネージャ」を使用します。

クライアントタイププロパティを変更したり、新しいクライアントタイプを作成して新しいデバイスを含めたり、サイト用にカスタマイズされた名前や他のプロパティを使用してクライアントタイプを設定したり、カスタムクライアントタイプを削除したりすることができます。

既存のデバイスに基づいて新しいデバイスを作成する場合 (継承と呼ばれる処理)、最初に、新しいデバイスを作成するときに既存のデバイスのスタイルを基にするか、プロパティを基にするかを決定する必要があります。新しいデバイスと既存のデバイスを調べて、より適したオプション (スタイルまたはプロパティ) を決定します。どちらを選択する場合でも、デバイス定義をカスタマイズする必要があります。


クライアントタイプデータベースは、内部ライブラリと外部ライブラリから構成されています。内部ライブラリのデフォルトクライアントタイプ情報を変更したり、この情報にデータを追加したりすると、更新されたデータは外部ライブラリに保存されます。クライアントタイプ名に追加された 2 つのアスタリスクは、カスタマイズされたクライアントタイプであることを示しています。


この節では、次の手順について説明します。

クライアントタイプを編集するには

  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「サービス設定」タブをクリックします。
  4. 左側の「サービス設定」ペインで、「Identity Server」ヘッダーの下にある「クライアントディテクション」の矢印をクリックします。
  5. 「クライアントディテクション」のグローバル設定が右側のペインに表示されます。

  6. 「クライアントタイプ」ラベルの後ろにある「編集」リンクをクリックします。
  7. 「クライアントマネージャ」のインタフェースが表示されます。デフォルトでは、HTML デバイスの詳細が表示されます。

  8. 最上部のタブから、編集するデバイスのマークアップ言語 (「WML」など) をクリックします。
  9. 選択したマークアップ言語を使用するクライアントタイプがデータベースにある場合は、それらのクライアントタイプがアルファベット順で表示されます。

  10. 「スタイル」プルダウンメニューから、目的のスタイル (「Nokia」など) を選択します。
  11. 選択したスタイルについて、データベースにすでに存在するクライアントタイプのリストが表示されます。

  12. 「クライアントタイプ」リストで、スクロールダウンして、編集するクライアント (「Nokia6310i_1.0」など) を見つけます。

  13. ヒント

    クライアントはアルファベット順に表示されます。

    特定のクライアントタイプまたはクライアントタイプのグループに直接移動するには、「フィルタ」オプションを使用します。「フィルタ」テキストボックスに、表示するクライアントタイプの最初の文字または最初の数文字を入力して、「フィルタ」ボタンをクリックします。たとえば、S で始まるクライアントタイプを検索するには、S* と 入力します。

    特定のページに移動するには、一番下までスクロールし、矢印または「ジャンプ」オプションを使用します。


  14. 編集するクライアントの「アクション」列にある「編集」リンクをクリックします。
  15. 「編集 クライアントタイプ」ページが表示されます。デフォルトでは、「一般」プロパティが表示されます。

  16. 「プロパティ」プルダウンメニューから、変更するプロパティのタイプ (「ソフトウェアプラットフォーム」など) を選択します。
  17. 変更するプロパティごとに値を変更または追加します。

  18. ヒント

    変更を消去して最初からやり直すには、「リセット」をクリックします。変更しないで、クライアントタイプの表示に戻るには、「取消し」をクリックします。


  19. 「保存」をクリックして、これらの変更を反映します。

  20. 「保存」をクリックしないと、変更内容は反映されません。プロパティタイプは一度に 1 つずつ変更し、別のプロパティタイプを変更する前にそれらの変更内容を保存する必要があります。


    このデバイスのプロパティが変更され、このスタイルのクライアントタイプのリストが表示されます。

  21. プロパティが変更されていることを確認するには、「クライアントタイプ」リストでクライアントタイプを検索します。クライアントタイプ名に追加された 2 つのアスタリスクは、このクライアントタイプがカスタマイズされていることを示しています。

  22. デフォルトクライアントタイプを変更すると、「デフォルト」リンクが「アクション」列に追加されます。「デフォルト」リンクのリンク先は、内部ライブラリです。

    変更内容を削除して、クライアントタイプのプロパティをデフォルト値にリセットするには、このリンクをクリックします。この操作を実行するかどうかを確認するプロンプトは表示されません。


スタイルを継承した新しいデバイスを作成するには

  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「サービス設定」タブをクリックします。
  4. 左側の「サービス設定」ペインで、「Identity Server」ヘッダーの下にある「クライアントディテクション」の矢印をクリックします。
  5. 「クライアントディテクション」のグローバル設定が右側のペインに表示されます。

  6. 「クライアントタイプ」ラベルの後ろにある「編集」リンクをクリックします。
  7. 「クライアントマネージャ」のインタフェースが表示されます。デフォルトでは、HTML デバイスの詳細が表示されます。

  8. 最上部のタブから、設定するデバイスのマークアップ言語 (「WML」など) をクリックします。
  9. 選択したマークアップ言語を使用するクライアントタイプがデータベースにある場合は、それらのクライアントタイプがアルファベット順で表示されます。

  10. 「スタイル」プルダウンメニューから、目的のスタイル (「Nokia」など) を選択します。
  11. 選択したスタイルについて、データベースにすでに存在するクライアントタイプのリストが表示されます。

  12. 「新規デバイス」ボタンをクリックして、「新規デバイスを作成」ページを表示します。
  13. スタイルを選択する必要がある場合は、割り当てるスタイルのボタン (「Nokia」など) をクリックします。
  14. 「デバイスユーザーエージェント」の値を入力します。
  15. 「次へ」をクリックします。
  16. 入力した「デバイスユーザーエージェント」の値が「クライアントタイプ名」および「HTTP ユーザーエージェント文字列」フィールドに表示されます。

  17. 必要な場合は、これらの値を変更します。
  18. 「作成」をクリックして、これらのプロパティを保存します。
  19. 新しいデバイスが定義され、スタイルの編集ページが表示されます。このページには、割り当てた親スタイルから継承されたデフォルトプロパティが表示されます。

  20. 「プロパティ」プルダウンメニューから、変更するプロパティタイプ (「ソフトウェアプラットフォーム」など) を選択します。

  21. プロパティタイプには、「一般」、「ハードウェアプラットフォーム」、「ソフトウェアプラットフォーム」、「Network Characteristics」、「Browser UA」、「WapCharacteristics」、「PushCharacteristicsNames」、および「追加プロパティ」があります。


  22. 「保存」をクリックして、これらの値に加えた変更を保存します。

  23. ヒント

    変更を消去して最初からやり直すには、「リセット」をクリックします。変更しないで、クライアントタイプの表示に戻るには、「取消し」をクリックします。


  24. 「クライアントタイプ」リストを検索して、作成したクライアントタイプが利用できることを確認します。クライアントタイプ名に追加された 2 つのアスタリスクは、このクライアントタイプがカスタマイズされていることを示しています。

  25. クライアントタイプを追加すると、「削除」リンクが「アクション」列に追加されます。「削除」リンクのリンク先は、外部ライブラリです。

    追加したクライアントタイプを削除するには、このリンクをクリックします。この操作を実行するかどうかを確認するプロンプトは表示されません。


プロパティを継承した新しいデバイスを作成するには

  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「サービス設定」タブをクリックします。
  4. 左側の「サービス設定」ペインで、「Identity Server」ヘッダーの下にある「クライアントディテクション」の矢印をクリックします。
  5. 「クライアントディテクション」のグローバル設定が右側のペインに表示されます。

  6. 「クライアントタイプ」ラベルの後ろにある「編集」リンクをクリックします。
  7. 「クライアントマネージャ」のインタフェースが表示されます。デフォルトでは、HTML デバイスの詳細が表示されます。

  8. 最上部のタブから、コピーするデバイスのマークアップ言語 (「WML」など) をクリックします。
  9. 選択したマークアップ言語を使用するクライアントタイプがデータベースにある場合は、それらのクライアントタイプがアルファベット順で表示されます。

  10. 「スタイル」プルダウンメニューから、目的のデフォルトスタイル (「Nokia」など) を選択します。
  11. 選択したスタイルについて、データベースにすでに存在するクライアントタイプのリストが表示されます。

  12. 「クライアントタイプ」リストで、スクロールダウンして、新しいクライアントタイプのテンプレートとして使用する特定のクライアント (「Nokia6310i_1.0」など) を見つけます。

  13. ヒント

    クライアントはアルファベット順に表示されます。

    特定のクライアントタイプまたはクライアントタイプのグループに直接移動するには、「フィルタ」オプションを使用します。「フィルタ」テキストボックスに、表示するクライアントタイプの最初の文字または最初の数文字を入力して、「フィルタ」ボタンをクリックします。たとえば、S で始まるクライアントタイプを検索するには、S* と入力します。

    特定のページに直接移動するには、一番下までスクロールし、矢印または「ジャンプ」オプションを使用します。


  14. 新しいクライアントタイプのテンプレートとして使用するクライアントタイプの「アクション」列にある「複製」リンクをクリックします。
  15. 「デバイスを複製」ページが表示されます。コピーしているデバイスの「クライアントタイプ」および「」プロパティが表示され、デバ イスの名前にプレフィックス Copy_of_ が追加されます ( たとえば、 Copy_of_Nokia6310i_1.0)。

  16. 必要な場合は、これらのプロパティの新しい名前を入力します。
  17. 「複製」をクリックして、これらの変更を反映します。
  18. 「編集 クライアントタイプ」ページが表示されます。デフォルトでは、「一般」プロパティが表示されます。ここで表示されるすべてのプロパティの値は、この新しいクライアントタイプのマスターとして使用したクライアントタイプから継承されます。


    ヒント

    変更しないで、クライアントタイプの表示に戻るには、「取消し」をクリックします。


  19. 「プロパティ」プルダウンメニューから、変更するプロパティのタイプ (「ソフトウェアプラットフォーム」など) を選択します。
  20. 変更するプロパティごとに値を変更または追加します。

  21. ヒント

    値を消去して最初からやり直すには、「リセット」をクリックします。変更しないで、クライアントタイプの表示に戻るには、「取消し」をクリックします。


  22. 「保存」をクリックして、これらの変更を反映します。

  23. 「保存」をクリックしないと、変更内容は反映されません。プロパティタイプは一度に 1 つずつ変更し、別のプロパティタイプを変更する前にそれらの変更内容を保存する必要があります。


    このデバイスのプロパティが変更され、このスタイルのクライアントタイプのリストが表示されます。

  24. 「クライアントタイプ」リストを検索して、クライアントタイプの複製が利用できることを確認します。クライアントタイプ名に追加された 2 つのアスタリスクは、 このクライアントタイプがカスタマイズされていることを示しています ( たとえ ば、Copy_of_Nokia6310i_1.0 ** )。

  25. クライアントタイプを追加すると、「削除」リンクが「アクション」列に追加されます。「削除」リンクのリンク先は、外部ライブラリです。

    追加したクライアントタイプを削除するには、このリンクをクリックします。この操作を実行するかどうかを確認するプロンプトは表示されません。


カスタムデバイスを削除するには


ヒント

カスタムデバイスを間違って設定したときに、設定を変更したくない場合は、次の手順を使用してデバイスを完全に削除することができます。


  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「サービス設定」タブをクリックします。
  4. 左側の「サービス設定」ペインで、「Identity Server」ヘッダーの下にある「クライアントディテクション」の矢印をクリックします。
  5. 「クライアントディテクション」のグローバル設定が右側のペインに表示されます。

  6. 「クライアントタイプ」ラベルの後ろにある「編集」リンクをクリックします。
  7. 「クライアントマネージャ」のインタフェースが表示されます。デフォルトでは、HTML デバイスの詳細が表示されます。

  8. 最上部のタブから、削除するデバイスのマークアップ言語 (「WML」など) をクリックします。
  9. 選択したマークアップ言語を使用するクライアントタイプがデータベースにある場合は、それらのクライアントタイプがアルファベット順で表示されます。

  10. 「スタイル」プルダウンメニューから、目的のスタイル (「Nokia」など) を選択します。
  11. 選択したスタイルについて、データベースにすでに存在するクライアントタイプのリストが表示されます。

  12. 「クライアントタイプ」リストで、スクロールダウンして、削除するカスタムクライアント (「Copy_of_Nokia6310i_1.0」など) を見つけます。

  13. ヒント

    クライアントはアルファベット順に表示されます。

    特定のクライアントタイプまたはクライアントタイプのグループに直接移動するには、「フィルタ」オプションを使用します。「フィルタ」テキストボックスに、表示するクライアントタイプの最初の文字または最初の数文字を入力して、「フィルタ」ボタンをクリックします。たとえば、S で始まるクライアントタイプを検索するには、S* と入力します。

    特定のページに直接移動するには、一番下までスクロールし、矢印または「ジャンプ」オプションを使用します。


  14. 削除するカスタムクライアントの「アクション」列にある「削除」リンクをクリックします。
  15. このスタイルのクライアントタイプの変更されたリストが表示されます。

  16. 「クライアントタイプ」リストを検索して、削除したクライアントタイプが利用できなくなっていることを確認します。

ポータルユーザーに選択したクライアントタイプを識別するには

  1. Sun ONE Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。
  2. デフォルトでは、ロケーションペインで「アイデンティティ管理」が選択され、ナビゲーションペインで「組織」が選択されます。

  3. 「アイデンティティ管理」ページの左側にあるナビゲーションペインで、「表示」メニューから「ユーザー」を選択します。
  4. Identity Server ユーザーのリストが左側のナビゲーションペインに表示されます。

  5. クライアントタイプを識別するモバイル機器を使用しているユーザーの名前を検索し、「フルネーム」からユーザーの名前の矢印をクリックします。
  6. このユーザーの情報が右側のペインに表示されます。

  7. 右側のユーザー情報ペインにある「表示」メニューから、「ポータルデスクトップ」を選択します。
  8. 「編集」リンクをクリックします。
  9. 「ポータルデスクトップ」ページが表示されます。

  10. 「ディスプレイプロファイル」の「チャネルおよびコンテナの管理」リンクをクリックします。
  11. 「チャネル」ページが表示されます。

  12. 「コンテナチャネル」セクションで、「WirelessDesktopDispatcher」の「プロパティの編集」リンクをクリックします。
  13. コンテナのプロパティ設定ページが表示されます。

  14. 「selectedClients」までスクロールダウンし、「コレクションの編集」リンクをクリックします。
  15. selectedClients プロパティの編集ページが表示されます。このページには、ポータルサイトへのアクセスに使用されているデバイスのクライアントタイプのリストが表示されます。

  16. リストを確認して、クライアントタイプを識別するデバイスのクライアントタイプ文字列を見つけます。



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